怒りが抑えられない人(DVやモラハラ加害者も含む)や、自分の恐怖が何なのかわからない人に必要な3つのキーワード!

怒りが抑えられない人や、自分の恐怖が何なのかわからない人に必要なキーワードは「確認」「明確」「特定」です。このキーワードを元に対処していけば徐々に変わっていけます。

僕自身、自分の怒りが抑えられず恐怖が何なのかわからずに、もがき苦しんでいたことがあります。そこから抜け出していくために凄まじい効果を発揮したのが「確認」「明確」「特定」です。

まず「確認」ですが、これは間違いがないことを確かめて認めることです。「明確」は、はっきりしていて確かなことです。「特定」は以下の引用文をお読み下さい。

特定とは

不定・不明のものの間から該当するものを割り出すこと。 

引用元:特定 – Google 検索

こういうことです。

つまり、怒りが抑えられない人や、自分の恐怖が何なのかわからない人は、「特定」をして「確認」を繰り返して「明確」にしてしまうことが必要なのです。そうすることで、ちゃんと変わっていけます。

まず、「怒りが抑えられない」というのは「怒りを使うだけの何かがあった」のですから自分を認めてあげて下さい。怒りを抑えるというのは自虐です。自分への虐待です。それも体に悪い。怒るには怒るだけの理由があるんです。それを無理に封じ込めると堪忍袋に蓄積するのでいつか堪忍袋の緒が切れて爆発します。

問題なのは怒りの使い方なのです。怒りに飲まれて相手に危害を加えたら自分が不利になります。ですから、そこは我慢してコントロールしないといけません。怒ること自体は悪いことではありません。怒り続ければ体に負担がかかるのでよくないけど自分の感情ですから大切にしないといけません。

怒るだけの理由、それを「特定」して、次に間違いがないか「確認」を繰り返して、そして「明確」にしてしまうことが必要なのです。その時点で、相手に責任追及するだけの正当な怒りだったのであれば、徹底して法的手段に出たり、自分の責任で反撃をすればよいでしょう。そうすれば怒りは鎮静化します。それが自分を大切にするということです。

あなたが、怒りが抑えられない人や、自分の恐怖が何なのかわからない人ならば、さぞ、悔しい思いをしてきたことでしょう。狡賢い者に利用されたり、言葉では説明できない不条理を感じたり、色々あったはずです。だから、怒りが出ているのに、更に、それを抑えようとするのです。

これを「親」と「子」で置き換えてみて下さい。虐待だとわかりますから。大切な子供が巧妙な嫌がらせを受けて対処しきれずに恐怖した。最後のあがきかのように怒りを使おうとしたら「はい!ハラスメント~♪」と封じ込められてしまった。そしてその子は怒りを抑えてはらわたが煮えくり返っている状態。

そこに「親」が「お前の感情は封じ込めておけ。しゃべるな。黙れ。」と封じ続けたら?そう、子は心理的に蓋をされていくのです。心理的な虐待です。

逆に、愛ある親はどうするか。

よし!この問題、隠れているものを特定し、確認をして明確にしてから、じっくり反撃をしていこう!大丈夫だ。もう安心しなさい。お父さんがついている。」と怒りをコントロールして、怒りを原動力にして、怒りを別の形へと変換して進めていくのです。

だから、自分の感情を虐待的に抑えてはいけないのです。やるべきことは、その怒りが正当だと自分が思うのならば、「特定」して、次に間違いがないか「確認」を繰り返して、そして「明確」にしてしまうことが必要なのです。

それが出来ればあなたはあなた自身の親となることが出来ます。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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