怒りが抑えられない人や、自分の恐怖が何なのかわからない人に必要なキーワードは「確認」「明確」「特定」です。このキーワードを元に対処していけば徐々に変わっていけます。
僕自身、自分の怒りが抑えられず恐怖が何なのかわからずに、もがき苦しんでいたことがあります。そこから抜け出していくために凄まじい効果を発揮したのが「確認」「明確」「特定」です。
まず「確認」ですが、これは間違いがないことを確かめて認めることです。「明確」は、はっきりしていて確かなことです。「特定」は以下の引用文をお読み下さい。
特定とは
不定・不明のものの間から該当するものを割り出すこと。
引用元:特定 – Google 検索
こういうことです。
つまり、怒りが抑えられない人や、自分の恐怖が何なのかわからない人は、「特定」をして「確認」を繰り返して「明確」にしてしまうことが必要なのです。そうすることで、ちゃんと変わっていけます。
まず、「怒りが抑えられない」というのは「怒りを使うだけの何かがあった」のですから自分を認めてあげて下さい。怒りを抑えるというのは自虐です。自分への虐待です。それも体に悪い。怒るには怒るだけの理由があるんです。それを無理に封じ込めると堪忍袋に蓄積するのでいつか堪忍袋の緒が切れて爆発します。
問題なのは怒りの使い方なのです。怒りに飲まれて相手に危害を加えたら自分が不利になります。ですから、そこは我慢してコントロールしないといけません。怒ること自体は悪いことではありません。怒り続ければ体に負担がかかるのでよくないけど自分の感情ですから大切にしないといけません。
怒るだけの理由、それを「特定」して、次に間違いがないか「確認」を繰り返して、そして「明確」にしてしまうことが必要なのです。その時点で、相手に責任追及するだけの正当な怒りだったのであれば、徹底して法的手段に出たり、自分の責任で反撃をすればよいでしょう。そうすれば怒りは鎮静化します。それが自分を大切にするということです。
あなたが、怒りが抑えられない人や、自分の恐怖が何なのかわからない人ならば、さぞ、悔しい思いをしてきたことでしょう。狡賢い者に利用されたり、言葉では説明できない不条理を感じたり、色々あったはずです。だから、怒りが出ているのに、更に、それを抑えようとするのです。
これを「親」と「子」で置き換えてみて下さい。虐待だとわかりますから。大切な子供が巧妙な嫌がらせを受けて対処しきれずに恐怖した。最後のあがきかのように怒りを使おうとしたら「はい!ハラスメント~♪」と封じ込められてしまった。そしてその子は怒りを抑えてはらわたが煮えくり返っている状態。
そこに「親」が「お前の感情は封じ込めておけ。しゃべるな。黙れ。」と封じ続けたら?そう、子は心理的に蓋をされていくのです。心理的な虐待です。
逆に、愛ある親はどうするか。
「よし!この問題、隠れているものを特定し、確認をして明確にしてから、じっくり反撃をしていこう!大丈夫だ。もう安心しなさい。お父さんがついている。」と怒りをコントロールして、怒りを原動力にして、怒りを別の形へと変換して進めていくのです。
だから、自分の感情を虐待的に抑えてはいけないのです。やるべきことは、その怒りが正当だと自分が思うのならば、「特定」して、次に間違いがないか「確認」を繰り返して、そして「明確」にしてしまうことが必要なのです。
それが出来ればあなたはあなた自身の親となることが出来ます。
よくある質問 AI生成
この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました
Q1. どうすれば自分の怒りや恐怖の根本原因を効果的に特定できますか?
自分の感情を客観的に観察し、どの状況や思考が引き金になっているのか書き出して確認することが効果的です。具体的な出来事や身体の反応を振り返ることで、根本原因を明確に特定できます。
Q2. 「確認」「明確」「特定」を日常の感情コントロールにどう活かす方法は?
感情が高まったときに一呼吸置き、何が原因かを振り返る「確認」を行います。その後、原因をはっきりと理解し、「明確」にしていくことで、冷静な対処や感情のコントロールが可能になります。
Q3. 怒りを抑えつつも有効に活用するにはどうしたら良いですか?
怒りの原因を「特定」し、「確認」して「明確」にした上で、その感情を攻撃や自己嫌悪に使うのではなく、自分や他者を守るためのエネルギーに変換することが大切です。これにより怒りを建設的に活用できます。
Q4. 怒りや恐怖が理解できないとき、どう向き合えば良いですか?
自分の感情を無理に抑えず、「特定」していく過程を踏むことが重要です。日記や対話を通じて原因を少しずつ明確化し、自分の内面を理解することで、感情の根底にある恐怖や怒りに気づきやすくなります。
Q5. 怒りや恐怖に対する対処法として、心理的虐待を避けるにはどうしたら良いですか?
自分の感情を否定せず、「特定」「確認」「明確」にして受け止めることが大切です。感情を封じ込めるのではなく、理解とコントロールを学び、自己を大切に扱うことで、虐待的な対処法を避けられます。
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