僕が一部のモラルハラスメントの加害者に対して個人的に頭に来ることは「あるものを、ないとしようとする…」こと。そのためにはどんな汚い手口だって使う。モラルハラスメントは「確かなこと」が浮上するまでは真実がひっくり返っている場合もある。だから「証拠保全」がとても大切なことです。
「あるものを、ないとしようとする…」。これは、どういうことかというと、精神的な嫌がらせを水面下に隠した場合。水面下と言っても周囲に対しての水面下の場合もあれば、本人も含めて水面下の場合もあるのです。
周囲に対しての水面下というのは、周囲には気づかれないように被害者の前でだけ豹変して精神的な暴力を振るうモラルハラスメントです。これが進化していくと、本人も含めて水面下での攻撃になります。これは心理的な攻撃など、潜在意識に働きかける悪意のある攻撃などです。心理に詳しい人ではない限り攻撃をされていることさえ被害者は気づかないのです。
モラルハラスメントが巧妙になると、この潜在意識に対して悪意を持って攻撃するまで進化する場合もあります。この加害者は知識もありますし、証拠を残すような真似はしません。よほどミスをしない限り証拠を残さない。だから被害者が被害を訴えても加害者だ誰なのかさえわからないこともあり、裁判で裁くことさえ難しいのです。
早稲田大学理工学部名誉教授、加藤諦三さんの「モラル・ハラスメントの心理構造 ~見せかけの愛で他人を苦しめる人~」にこう書かれていた。
逆にモラル・ハラスメントの加害者が、「自分は被害者である」「私は犠牲者です」として本当の被害者を訴えていることはよくある。それを客観的証拠主義の裁判で裁くことはきわめて難しい。
モラル・ハラスメントの被害者が訴えた時には、証拠がないから救われない。
加害者が如何に狡賢いかが、よくわかるでしょう。こういった狡賢い加害者が更に進化して心理的な攻撃をするようにまでなると被害者が自分の力で抜け出すことはまず無理でしょう。被害者と加害者がひっくり返って反転しているケースもあるのです。
モラルハラスメントの加害者はこういった水面下での嫌がらせを隠すためにあらゆる嘘を平気でつきます。そして、「あるものを、ないとしようとする…」のです。そう、「そういった巧妙なモラルハラスメントは妄想ですよ」とかです。こういったことを言っている側を疑うことが自分の心を守ることに繋がるのです。だって冷静に考えてみて下さい。本当の「妄想」というのは赤の他人が簡単にわかるものではありません。心理に詳しい人間でさえ見抜くのが難しいレベルの妄想というのもあるのです。
妄想とは、非合理的で、訂正不能な思い込みのことです。最低でも、これらがあることを確認しなければ妄想だということはわかりません。それなのに、「そういった巧妙なモラルハラスメントは妄想ですよ」と断言しているところが「はい、自分、そういったモラルハラスメントをないことにしたいんです」と言っているようなものではないでしょうか。
僕は、「あるものを、ないとしようとする…」加害者に対しては個人的に嫌な気持ちがありますが、それをどうこうしようとは思っていません。彼らも彼らの人生があり、自分の責任で生きているのですから、僕の邪魔をしない限り、僕は暴きだしたいとは思わないです。
じゃあ、なぜ記事に残しておくの?巧妙なモラルハラスメントの加害者はこの記事を消したいと思うのでは?
そうですね。モラルハラスメントの加害者は確かに記事を消したいと思っているでしょう。だけどそれはダメです。表現の自由を侵害するようなものですから通りません。僕は、そういった加害者の邪魔をするために記事を書いているのではない。僕は気づいて抜け出した人間ですから、関係ないんですよね。
しかし、まだ気づいていない人もいっぱいいる。そういった人たちは僕のように本当に自分の力で努力しないと抜け出せません。ただぼくはその「材料」として残しておくだけなのです。ですから、その材料をどう使うか?はそれぞれの自由ですよね。ですので、一線を越えるような邪魔をする気はないのです。
心理に詳しい心理的な攻撃を得意としている加害者さん(笑)のことは、個人的には嫌いなんですけど、嫌いでいる距離感では学ばせていただいております。そういった点ではある意味感謝ですね。
そうやってバランスをとることは大切ですよね。
最後に。
狡賢い人間もいていいんです。それを支配しようとすることはダメです。嫌なことがあるのなら変わるのは自分です。自分が変われば相手も変わっていくのです。そういったことを身をもって教えているかのような存在が心理に詳しい心理的な攻撃を得意としている加害者さんかもしれませんね(笑)
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