認知的不協和状態の人に振り回されないように

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認知的不協和という言葉はご存知ですか?認知的不協和とは、人が自分の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態のことを言います。その結果、矛盾からくる不快感を解消しようと新たな認知を追加して既存の認知を弱めたりします。

例えば、AさんがBさんを好きだとします。Bさんは猫が大好きです。しかしAさんは猫が嫌いです。ここで認知的不協和になります。AさんがBさんを本当に好きなのなら、Bさんの好きな猫も好きなはずですが、Aさんが猫が嫌いだと、猫を好きなBさんを否定してしまう事になる…そして不快感が発生します。そして、この不快感を解消しようとAさんは無意識で新たな認知を追加して、既存の認知を弱めようとします。

・AさんはBさんが好き
・Bさんは猫が大好き
・Aさんは猫が嫌い

追加
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

・Aさんは実は猫が好き。 ⇒ NEW認知追加
・Aさんが猫が嫌いだったのは家族の影響 ⇒ NEW認知追加

このように新たな認知を無意識で追加して、Bさんを好きな理由を強め、Aさんが猫が嫌いだという認知を弱めます。そうして、猫が嫌いだったAさんは、実は自分は猫が本当は好きだったけど、家族などの影響で嫌いだと思い込んでいた。と更に思い込んでいくのです。

しかし、ここで都合よく振り回されるのは猫ですよね。

AさんがBさんを好きなうちは、Aさんは猫が好き。しかしAさんがBさんを好きではなくなると、Aさんは猫が嫌いに戻る可能性があるので、猫はAさんから優しくされたり嫌な態度をされたりして辛い思いをすることになるのです。このように、矛盾は論理的に辻褄の合わないことで、現実を無視していますので、どこかに負担が出てきて、誰かが嫌な思いをすることに繋がりやすいのです。

この話の場合、Aさんが本当に猫が嫌いだったのは家族の影響で実は猫が本当に好きだったのなら良いのですが、Bさんを好きでいる為の利用のための新たな認知だと、振り回されるのは猫ですね。このような感じで、認知的不協和の解消の為に、家族中から悪くもないのに悪者にされたりする人もいます。こういった場合は矛盾を通さず、論理的な会話をするようにしましょう。

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    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

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    AIコンテンツクリエイターとして、主に以下のような活動を行っています。

    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

    • WordPressに独自機能を追加するプログラムの開発

    • 一度だけですが、アプリの制作経験もあり

    • FXの相場分析をChatGPTと行い、勝率アップのため日々練習中

    • MT4・MT5のインジケーター作成

    • Macのターミナルから使えるスクリプト(自動化や便利ツール)を、ChatGPTと一緒に開発

    「こういうのが作れたらいいな」と思ったときに、ChatGPTをはじめとしたAIを活用して、アイデアを実際の形にすることを意識して取り組んでいます。


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