家族全員から心理的な虐待を受けた深い心の傷が教えてくれるもの

機能不全家庭での心理的虐待は、兄弟間で行われることもあります。例えば4人兄弟。3人が連携して1人を虐める。3人で1人に対して人格攻撃を行いながら被害者が反撃したことを「虐待された」と1人が演技してすり替えて親に言う。他の2人が「見た」と嘘をつき、1人を追い詰めるケースもあります。

これを受けていた事実を受け入れることは非常に辛いこと。自分が信じていた家族にこのように裏切られて、騙されて、傷つけられて、封じ込められた。その人は二度と人を信じることが出来なくなるかもしれない。人が怖くなるかもしれない。人を信じられなくなるかもしれない。人は世界に家族を映し出す。

だけど、その時の苦しみ悲しみは、これからのプラスなことに繋がっている。そして全体を通して「必要な経験をしたんだ…」と思える日が来るかもしれない。

僕自身は、こう思うようにしている。こう思えば過去の苦しみ悲しみを糧に出来るから。僕は、今もまだこのことに対して恐怖しているけど、過去よりはだいぶ回復しました。過去はこのトラウマにさえ気づいていなかった。色々辿ることでやっとこのトラウマに到達し、1つ1つ開放していくことでたくさんの恐怖、悲しみなどが消えていきました。消えても、1人でいたいという気持ちに変化はありませんせんけど、それもありのまま認めています。自然に任せようと思っています。

家族全員から心理的な虐待を受けた人の深い心の傷は、癒されていけば、他の人たちが気づけないレベルの何かに気づける人になります。(そう思っている)それが「必要な経験」となり、何かの能力向上や成長に繋がっている。僕自身は、まだこの傷が全部癒えたわけではないけれど、そこまでしなければならないほどだった家族の気持ちがわかるようになってきました。

全員、酷い恐怖を抱えていたのです。他にも色々な問題を。それを僕の所為にして向けたことで一時的な安定を保っていたのです。だから何とか全員生きてこれたのかと思えば、水に流していける部分も出てきました。もしも、家族全員が他に向けるべきものを僕に向けなかったなら、大きな問題や、誰かが自殺していたかもしれないと思うのです。本当に滅茶苦茶な家族だったので。

そんな過去も、その時の全員での最善の結果だった…そう思うのです。だから、足りなかったものをこれから成長させていけばいい。僕は、そう変化してきました。

「家族全員から心理的な虐待を受けた深い心の傷が教えてくれるもの」は、僕の場合ですが、「あらゆる形の恐怖」そして、「その恐怖への同一化によって矛先を曲げる人たち」、それが集団になるとどうなるか、色々な複合的なものを知ることが出来ました。

子供の時に勉強を放棄した自分にとっては、必要な経験です。小学生までの勉強しかしないまま、薬物依存で、本当にかなりひどい状態でした。自分の気持ちを書き出すことさえ出来ませんでした。だから苦しみも悲しみも蓄積していくばかりだったのです。そこで、以下の経験が役立っているのです。

機能不全家庭での心理的虐待は、兄弟間で行われることもあります。例えば4人兄弟。3人が連携して1人を虐める。3人で1人に対して人格攻撃を行いながら被害者が反撃したことを「虐待された」と1人が演技してすり替えて親に言う。他の2人が「見た」と嘘をつき、1人を追い詰めるケースもあります。

過去にこの経験をした。そして勉強不足によって、苦しく悲しい気持ちを書き出すことさえ出来ないほど酷い状態だった。それを必死に出来るだけ正確に書き出す努力をした。その過程で色々な勉強をすした。結果、マイナスの経験がプラスになっているのです。そして、「サヨナラ・モンスター」を制作し、販売し、「この方法で回復したよ」と他の人の回復にお役に立てたと言う嬉しい声も頂けた。

これは、苦しくて悲しい過去があったから、それに背中を押されて、自分なりに勉強を始め出したからです。

そして、生きていくために勉強をして、自分の力で生きていくことが当たり前であるということを知ったのです。

僕の人生は、出だしが、マイナスに堕ちていっていたので、感覚も認知も歪みきっていたのです。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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