困っていて助けを求めている人がいたら助けること。それが「人」です。人は人を支えることが出来る生き物です。無理して助ける必要はありません。出来る限り、自分がしたいと思う範囲で、困っている人を助けてあげることが大事です。もちろん相手の気持ちを優先し、押し付けることなく。自分が押し付けていないかを知るには相手の本当の気持ちを聞けばわかります。自分が「助けてあげた」ではなく、相手が「助かったよ」と思うことが大事なのです。
人の助けになることは大切なことですが、これは無理をする必要もありませんし、したくないのならしなくても良いのです。自然と「助けになりたい」と思う日が来ると思いますので、そう心から思えるようになった時に、自分の出来る範囲で行えば良いのです。僕自身、自分の深い心の傷をほじくって、その痛みに触れ、麻痺していた深い傷に触れた時には、誰かを助けたいと思うどころか、すべて消えてなくなればいい…、そんな破壊的な気持ちを持っていました。そんな時には人を助けたいなんて思いもしません。それはそれで良いのです。何も悪くありません。
大事なことは、困っている人が誰かに助けられ、結果、助かるという、その結果なのです。出来ない人もまだ自分の人生があります。助けることなど出来ないほど自分が追い詰められている人もいます。それが悪いわけではありません。それで良いのです。困っている人がいて助けることなど出来ない状態の時は、誰だってあるでしょう。出来る人がやって、結果、相手が助かって喜べば良いのです。
僕も、サヨナラ・モンスターの方法で、自分の深い傷と向き合ったら、最初は、恨みつらみ、苦しみ、悲しみが山ほど出てきました。それでも更に向き合い続けると、心の中の小さな自分を見捨てていたことに気づき、その自分に申し訳ない、本当にすまなかったと、自分で自分を心理的に虐待していたことに気づき、己の弱さを知りました。そして、そこから自己信頼が少し深まっていき、心に穏やかさが戻ってくると、困っている人の助けになりたい、そんな思いが芽生えてきました。
今、高齢の母親が癌ですが、自分にできる限りで、助けになりたいと思っています。家族のうち4人が母親の癌を治すために最善を尽くしたいと考えが固まったので、僕も出来る限り協力していきます。早速、その方向性に関する書籍を購入し、6年で学んできたあらゆる知識と併せ、母親の癌体質の徹底改善に向けて、計画を立てています。癌は、切除しても再発する可能性が高いのは、根本解決をしていないからです。その根本は「癌体質」にあります。この癌体質の改善無くして癌の克服はあり得ないのです。
どれだけ最新の治療を受けても、癌体質の改善が無ければ、癌に勝てません。癌は変えるべく大切なことを教えてくれている病です。徹底改善し、免疫力をアップし、心の在り方さえも変えなくてはならないのです。僕にはその知恵があります。その知恵を持って、母親の癌に向き合って、協力していきます。
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