完膚なきまで心を叩きのめされて心が深く傷つくと「もう二度と傷つきたくない」と思うこともあるでしょう。そして傷つくことが怖くなることもあるでしょう。そんな時に大切なことが「知る」ということです。
恐怖が教えてくれていること
恐怖は感情です。感情は何かをメッセージとして伝えてくれているものです。恐怖感情が教えてくれていること、それが「知るべきこと」なのです。恐怖が酷くなってきているということは「知るべきことがあるよ!」と教えてくれているのです。
恐怖は、自分が進むべき道へと進んでいき、そこで未知の領域に足(心)を踏み入れたときにお知らせしてくれるものです。つまり、安全のために恐怖感情が「知るべきことがあるよ!」とメッセージを送ってくれているのです。感情は本当の自分のもの。その感情を無視するということは本当の自分から離れていくということです。
ですから、恐怖を減らしていく方法である「サヨナラ・モンスター」は「恐怖克服」と「本当の自分の感情に気づく」ことがセットなのです。
恐怖が教えようとしてくれていることに気づき、そして知り尽くしていくと恐怖は役目を終えたかのように減っていきます。
「もう二度と傷つきたくない」と思う深い心の傷が癒えてきた方法
僕自身、「もう二度と傷つきたくない」と強く思うほどの心の傷が癒えた方法があります。それは「恐怖対象を明確にして知る努力をした」こと。それだけじゃ恐怖は減りませんでした。サヨナラ・モンスターでお伝えしていることが複合的に機能して減っていきました。「恐怖」や「傷」は「知るべきことがある」と教えてくれていたのです。
深い心の傷には、傷を核としてたくさんの感情が纏まっています。それらの感情を理(物事の道筋)をもって解く(感情に浸り切る、感じ切る、手放す)と、未処理の感情が消化します。そして最後に真の深い傷に到達してその傷が癒えたら自分らしさで溢れている能力が1つ手に入ることもわかりました。
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