あの人いい人だよね…、あの人優しいよね…、という「偽善の世界」に依存していると、それが「偽善」だと気がつけない。そして理由もわからず、ループしながら苦しんでいる人たち…。自分が成長してくると、それが少しずつ分かってきます。だから、変わるべきは自分なのです。自分を自分で育てよう。
本当の姿が見えるようになると、180度違って見えることが増える。「あの人いい人だよね…、あの人優しいよね…、」← コレ、いい人でも何でもなく、実は心理的な虐待者だった…という場合もあります。人間は中々慣れ親しんだ心の世界から抜け出さない生き物です。だから「変わる人」は素晴らしい!
恐怖への同一化、最初は「あの人嫌だな、怖いな…」と思っていたけど、「あの人は怖いけどいい人だ、お金くれたし」と媚びていくから、支配者(あの人)は優しくなる。そして「ほらやっぱりいい人だった!」と納得して、恐怖対象に同一化していき、自分に戻れなくなる。
このタイプは、自分の気持ちである「あの人嫌だな、怖いな…」を「ほらやっぱりいい人だった!」と捻じ曲げて自分で自分を見失わせるので、DV男になりやすいタイプです。外に媚びて、内(自分、パートナー、子供、ペット)を傷つけやすいタイプです。
「優しいね」という言葉で支配する人と、承認欲求に飢えていて、「優しいね」と言う言葉を言われたくて支配される人。そこにある「偽物の優しさ」では幸せになれません。「本当の優しさ」には「優れた何か(行動によって結果を得る)」が含まれています。偽物は口だけです。
「優れた何か(行動によって結果を得る)」があるからこそ、本当の優しさです。家族を本当に大切に思う優しい人は、自然と責任をもつようになり、どこかが優れていくのです。優れないと、本当の優しさは出てこないのです。口先だけの言葉に騙されないように。優れた人が本当の優しさを持てる人です。
そして、誰でも本当の自分を生き始めると、その人の個性が開花されて、どこかが優れていきます。つまり、勇気を持って本当の自分を生きていこうとすると、誰でも優しくなっていくのです。本当の優しさを持つようになっていくのです。だから、あなたのやるべきことは「本当の自分を生きること」です。
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