とくに何かされたわけでも何かが起こったわけでもないのに、とてつもない恐怖心に襲われる事がある方に読んでいただきたい記事です。得体の知れない恐怖心を解いていきましょう。この記事は全てに当てはまるわけではないの自己責任でお読み下さい。
正体のわからない恐怖
得体の知れない恐怖心は原因を自覚していないから「得体の知れない恐怖」です。「得体」とは、真の姿や正体という意味です。つまり「得体の知れない恐怖」とは「自覚できていない正体がわからない恐怖」という事になります。この「自覚できていない正体がわからない恐怖」は「安全の為のブレーキ」または「刷り込みによる勘違い」または「本人による勘違い」など様々です。
自覚できていないという事は、無意識だから自覚が出来ないのです。つまり無意識のうちに恐怖を感じているという事になります。
無意識への刷り込みの場合
ここからは、支配者による無意識への刷り込みという視点で書きます。
何故、自分でも気が付かないうちに無意識のうちに恐怖を感じるようになったのか?その一つは無意識への刷り込みです。気が付かないうちに、無意識に恐怖になるものを刷り込まれたのです。
ですから自覚が無いまま無意識で恐怖を感じるようになったのです。ですのでこの恐怖を辿り、無意識の記憶を言語化していく事が大事です。
得体の知れない恐怖を辿ってみよう
得体の知れない恐怖は、支配者がお金を搾取する時や、相手をコントロールする時によく使います。何故なら正体がわからないまま無意識への刷り込みが可能になるので、長い間、ターゲットに恐怖を植え付けてコントロール出来るから支配者は好むのです。
Aさんは、見えない支配が怖いと言っていました。そして匿名掲示板でありもしない嘘を書かれると、それが他の人も信じてしまい孤立するのが怖いと言いました。
つまり、Aさんの恐怖は、村八分にするやり方が怖かったのだと分かり、得体のしれない恐怖が少しわかってきて、楽位なってきたと言っていました。
支配者は妄想や嘘でイメージを作り出す
支配者は、嘘や妄想などで、勝手なイメージを作り出します。人はイメージすると、イメージは無意識の領域ですから、なかなか解けません。第一印象は約7秒で決まると言われ、一度ついた第一印象は中々取れません。それと同じで支配者は嘘や妄想で勝手なイメージを作り出すのです。
そして、支配者側には力がある、危ない目に合う、ヤクザがついている、簡単に人を消せる、簡単に100人は消してきた、など、嘘や妄想で仄めかしていきます。その一つ一つを「確認」したり、出来るだけ確かめていくと「嘘」だと分かってきますので無意識への刷り込みはされません。
しかし、「確認」を疎かにすると、支配者が嘘で作り出すイメージがストーリーのようになり、無意識へ刷り込まれていきます。そして刷り込まれた嘘のイメージが増えていき、それが肥大化していくと「得体の知れない恐怖」になるのです。
得体の知れない恐怖の治し方
得体の知れない恐怖を消すには、それらが「嘘つきの支配者により刷り込みで勘違い」と「事実」を区別する必要があります。先ほど書いた「簡単に100人は消してきた」とか、「ヤクザがついている」とか、「簡単に人を消せる」が現実的ではないと理解することです。
現実的に「簡単に100人は消してきた」はあり得ません。
現実的に「簡単に人を消せる」はあり得ません。
現実的に「ヤクザがついている」としても、だから何?と思えば良いのです。
つまり、嘘を巧みに使い、イメージを操作しているだけなのです。怖がらせて自分の都合の良いコントロールをしたいのです。正体がわかれば、怖いどころか、「確認を疎かにしたことで鵜呑みにした勘違い」が見えてきます。このように得体の知れない恐怖は辿れば、原因の一つは支配者による刷り込みだという事です。幼少期に沢山刷り込まれた「嘘」が「得体の知れない恐怖」の原因だという事があります。支配者は「確認」の大切さを教えてくれているのです。
確認不足を否定してくる考え方には要注意
「確認不足による嘘」を無数に鵜呑みにしてしまったことで得体の知れない恐怖になっている刷り込みと書きました。こうった内容を言うと、一部の人は「自分の確認不足の問題だろ」と、寄りついてしつこく言ってくる場合がありますが、そういった場合は無視することが大事です。そのような方には理解が出来ない点が多くあるから話し合ってむ無駄になります。
幼少期から、外部は悪、家族が愛、親を信じていれば間違いない、勉強しないほうがお前は素直でいい、など無数に長い年月マインドコントロールのように繰り返し親から刷り込まれている場合、確認することすら悪いモノだと思い込んでいる場合があります。つまり「確認不足による嘘」を無数に鵜呑みにしてしまったことは悪い事ではないのです。害を被る立場として言えば被害者です。無条件で親を信じる純粋性を悪用された被害者なのです。
だからと言って親を責めても、親も苦しむだけです。その親も同じようなコントロールをされていたからです。大事なのはコントロールに気づいて本当の家族や本当の愛を取り戻すことです。
恐怖は内在する脳内反応であるが、恐怖の対象を覚えさせることは可能とされている。これは心理学において恐怖条件付け (en:fear conditioning) として研究されている。その最初のものはワトソンが1920年に行ったリトルアルバート実験 (en:Little Albert experiment)で、この研究では、生後11ヶ月の幼児が実験室の白鼠に対し恐怖を感じるように条件付けることに成功した。また実際の世界において、トラウマ的な事故により特定の対象に対し恐怖するようになることもある。
恐怖の条件付けにより勘違いしていることもあるかもしれません。
恐怖は突入しないと消えない
恐怖は突入しないと消えません。突入と言っても気合いと根性でやれということではありません。恐怖に向き合っていくという事です。イメージをしていただきたいのですが、1本の雪の道で恐怖に出会いました。そこで後ろを振り返り恐怖から逃げたとします。すると雪玉のような恐怖は転がりながら追いかけてきます。するとどんどん恐怖の雪玉の塊は転がりながら大きくなってきます。逃げれば逃げるほど大きくなるのです。
それでも逃げ続けるといつか前には崖、後ろには巨大になった恐怖の塊という状況になります。つまりそれは「死」を意味します。ユングは以下のように言っております。
ある人に運命的な必然によって自己認識の要求が迫っている場合で、しかもその人がそれを拒むとすれば、このような否定的な態度は、本当の死を意味することすらある。 なぜなら、もし彼が見込みのある何らかの脇道を歩むことができたのであれば、このような要求が迫ってくることはなかったであろうからである。 しかし彼は袋小路に入り込み、そこから抜け出るにはもはや自己認識以外に方法がないのである。これを拒めば、もはやどんな道も開かれていない。普通こういう人はまた、自らの状況を意識していず、無意識であればあるほど、それだけ予測できない危険にさらされている度合いも強い。無意識は、無意味な生存を驚くべき速さで抹殺する無数の方法を知っている。
結合の神秘 第六章 結合より
「自己認識の要求が迫っている場合」が「崖」という事です。恐怖は逃げ続けると肥大化して強い力で呑み込もうとしてきます。それでも逃げるとやがて崖(死)に落ちそうになることがあります。そこで、本気になって恐怖と向き合ってみると本当の自分に出会えるのです。以下のイメージのように本当の自分を掴んで下さい。
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