僕がお伝えしている「本当の自分」は、SNSで群れている人たちが言う「ありのままの自分」とか「本当の自分」のことではありません。好きなことをして、楽しいことをして、美味しいものを食べて、「今が幸せ!」なんて言っている軽いものではなく、もっと根源的な部分のことです。
本当の本当の自分は恐怖への同一化に気づかないと取り戻せないのです(サヨナラ・モンスター購入者の方はモンスターの正体の図をご覧下さい)。人は誰もが恐怖に同一化しています。それがゼロの人は一人もいません。人間は誰もがこれまでの中で何度も恐怖に同一化して生きてきたのです。そして同一化した相手の考えや感情、価値観などを持ち、それを自分のものだと思い込んで生きているのです。本当の自分を忘れて、偽りの本当の自分を生きています。
大枝柾彦氏の記事から引用させていただきます。
私の見積もりでは(人間の行動分析でその潜在意識を解釈する事で出てくる概算です)人類の90%以上は「自我喪失」していると思われます。勿論親もその親からしつけをされて同一化していますから(本人に自覚はありませんが)結局は遠い祖先からの感情を引き継いでいるという事でもあるのです。[mfn]引用文献:恐怖への同一化(http://oeda.gooside.com/heiwa/006.html)[/mfn]
僕もこのくらいだと思います。10人中1人くらいしか本当の本当の自分を生きれていないと思います。9割は自我喪失し、恐怖に同一化したまま気づいていないで生きているでしょう。この9割の人間は最後の最後に必ず裏切ります。恐怖に同一化して自分を支配させているので、恐怖の奴隷になっている状態なのです。だから本当に信じられるような人間は1割程度しかいないのです。
僕がお伝えしている本当の自分は、このような心の問題を乗り越えた先にあるものですから、自分の潜在的な恐怖(隠れた恐怖)に気づいてそれを克服することでしか手に入らないものなのです。人は「偽の恐怖」を持っています。本当の恐怖を隠蔽する為に偽の恐怖を創り出してそれに対して怖い怖いと言っていることがあります。同一化しているので本当の恐怖から目を背けているのです。これを「無意識裡の誤魔化し」と言うのです。こういった茶番に気づき、やめた先に本当の意味での本当の自分との繋がりがあるのです。深い自己信頼です。偽の恐怖のもっと奥にある恐怖への同一化に気づき、その恐怖と対峙して打ち勝たないと本当の自分を取り戻すことは出来ません。
これは、群れたり、誰かに縋ったり、何かの信者や奴隷になっている状態では絶対に無理です。自分で1人で心の中に巣食う恐怖から自分を救い出せないと無理な話です。
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