自分の心の苦しみを誰にもわかってもらえない(理解されない)という苦しみ

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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漫画で理解(30秒)
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自分の心の苦しみを誰にもわかってもらえない(理解されない)という苦しみを抱えている人もいます。このブログを読んでくれている人の中にもいるかもしれませんね。この苦しみを消す方法をお伝えしたいと思います。

僕自身も過去、長い間この苦しみを抱えて生きていました。言葉に出来ない心の苦しみがあり、それを誰にも言えず、強がって、隠していました。もし知られたら自分は死んでしまうのではないか、そんな気もしていました。だけどわかってほしい、理解してほしい。心の中ではそう叫んでいたのです。だから子供の頃は、付き合っていた彼女にも依存し、その彼女に会う為に少年院から逃走したこともありました(他にも理由はありましたが)。そして一緒に1ヶ月間逃亡生活をしました。

唯一、彼女だけが自分を理解してくれている存在だと感じていて依存していたのです。その時はわかりませんでしたが、僕は自分のことしか考えていない人間だったのです。自分がつらい、自分が苦しい、自分の苦しみをわかってほしい。だからその時の彼女の気持ちを考えていませんでした。その彼女といる時だけが異常なほどの苦しみから解放されていたので依存していたのです。自分の都合で逃亡生活に付き合わせて、どれほど疲れたか。不安だったか。怖かったか。知らない場所で知らない人たちに囲まれての生活がどれほどストレスだったか。そんなことも考えず、逃亡生活に疲れ果てて少年院に戻る決心をしたのですが、その時も出てくるまで絶対に待っててと、自分のことばかりだったのです。

相手は一個下で17歳の子で、僕と同じ薬物依存症でとても寂しい気持ちを抱えて育って来た子でした。薬物依存症になる人は皆、寂しがり屋です。その状態で一年以上も待っていることは難しいと思います。特に10代の1年はかなり貴重な時間です。本来なら、待っててくれないことが当たり前なのに。だから戻る時に別れた方がよかったのですが、僕は待っててくれることを期待しながら「別れる」と言ったのです。すると彼女は「絶対に待ってる」と何度も言っていたので、待っててほしい。その言葉を支えにして少年院に戻りました。僕は「絶対に待っててね」と彼女に言い、自分の都合でしか物を考えることが出来ない人間だったのです。

結果、その彼女は数ヶ月くらいで僕を裏切ってしまったと言うことを僕の親に伝えて、僕はそれを親から聞いて少年院の中でとてもショックでもう一度逃走しようか悩みました。結果逃走をせず、少年院の先生や寮生の支えのお陰で最後まで頑張ることが出来ました。待てなかったことは何も悪いことではないのに、僕は悔しくて、悲しくて、当時は子供だったので相手の男を○してやりたいという強い気持ちになっていました。だけど前記したように、事情を知っていた少年院の先生からの言葉、そして寮生からの支えのお陰で逃走計画を途中で中断しました。

そして出院してから、ガソリンスタンドに行った時に、その元彼女が働いていて偶然会ったのですが、本当はその時に「自分のことしか考えていなくて、待っててなんて言ってごめんな。裏切ったとか思うなよ。何も悪くないからな。」と言いたかったのですが、友達が横にいたのもあり、そのことを伝えられずに、普通に「頑張れよ」と言ったのですが、僕は自分のことしか考えられていなかったわけです。自分がつらい。自分のことをわかってほしい。そしてわかってもらえないことで苦しんでいたのです。

そしてそれから長い時間が経ち、自己成長し、わかってきたことがあります。人が人を理解するということは深い部分においては無理に近いくらい難しいということ。自分のことを理解するのにも、勉強をして、心理学のことも知り、自己分析、自己理解を深め、自己受容など、色々と経験しないと自己理解も深まっていきません。それは心の問題が深ければ深いほど何年も、何十年もかかる場合があるのです。自分のことを理解するのでさえ、本当に難しいことなのです。これは実際に自己理解の道に入って深めた人だけがその大変さがわかるのです。そしてこんなにも大変で苦しいことだったんだ…とわかるようになると、こんな難しいことよりもっと難しい他者理解を、僕は簡単に他人に求めていたんだ。そう気づいたのです。

この気づきによって、自分の心の苦しみを誰にもわかってもらえない(理解されない)という苦しみが消えたのです。すぐに消えたわけではありません。それからも何度も気持ちをわかってほしいと思いながら自己理解を深めていきました。自己理解が深まって自分の心の問題を解決出来るようになればなるほど、徐々に、自分の心の苦しみを誰にもわかってもらえない(理解されない)という苦しみが消えていったのです。

これが、この心の苦しみを消す方法であり、その為の気づきです。このことにしっかり気づけば、この苦しみは消えます。誰かからわかってもらえないことは、当たり前のことだったのです。自分が子供過ぎてわからなかったから無理難題を相手に押し付けているのにそれが無理難題だとさえ気づけなかったのです。それがわかることで、この心の苦しみは消えていくのです。

この記事を読んでくれている方が、自分の心の苦しみを誰にもわかってもらえない(理解されない)という苦しみを抱えているのなら、自己理解を深める道に入って、その大変さを知ることが大事なことです。どれほど大変で難しいことかがわかると他者理解はもっと難しいということがわかります。そうすると、わかってもらえないことは普通のことで、誰かから部分的にでも理解された時に、有り難いことだなと(有ることが難しいという意味)、感謝の気持ちが出てくると思いますよ。

目次

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

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Q1. 自己理解を深める具体的な方法は何ですか?

自己理解を深めるには、自己分析や日記、心理学の学び、カウンセリングや自己反省の時間を持つことが効果的です。自分の感情や思考を客観的に観察し、受容することで少しずつ深まります。

Q2. 他者理解はなぜこれほど難しいのですか?

他者理解は、相手の内面や背景、感情を完全に理解しようとするため、相手の言動や感情の裏側にある本音を推測する必要があります。人の心は複雑で、完全な理解は非常に難しいと心理学的に証明されています。

Q3. どうすれば自分の心の苦しみを誰かに理解してもらえると思えますか?

自分の心の苦しみを理解してもらうには、まず自己理解を深め、その上で感情や思いを適切に伝えることが大切です。理解される過程は時間がかかることを認識し、少しずつ信頼できる人に話すことも効果的です。

Q4. 自己理解と他者理解のバランスはどう取ればいいですか?

自己理解を深めることで、自分の感情やニーズが明確になり、他者理解もスムーズになります。まずは自己理解に時間をかけ、その上で他者への共感や理解を意識することでバランスが取れます。

Q5. 心の苦しみを乗り越えるために大切な心構えは何ですか?

心の苦しみを乗り越えるには、「理解されなくても良い」と受け入れる心構えと、自分の感情を認め、時間をかけて自己理解を深めることが重要です。焦らず、少しずつ自分を受容していくことが癒しにつながります。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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