意味づけを変えれば良い
心の問題の殆どが意味づけ次第です。トラウマもコンプレックスも意味づけ次第です。複雑に考える必要はありません。要は、勇気と、性格と、意味づけの問題なのです。勇気を持って、自分の性格(生き方の癖)と意味づけをどんどん変えていけばよいのです。それをしない人たちが、心理学三大巨頭の1人アドラーの言葉で言うなら永遠の赤ん坊であり、言い訳をしているということなのです。厳しく聞こえるかもしれませんが、迷いの森に入れさせないアドラー心理学はとても素晴らしいものであると僕は思っています。迷いの森に入ると複雑になっていくので、王道が見えなくなるのです。アドラーは「世界はシンプルで、人生は思い通り」と言いました。僕も少しは成長して、本当にそうだと(アドラーの言う通りだと)思うようになってきました。
意味づけとは
人は誰もが自分で意味づけした主観世界を生きています。コンプレックスも自分の意味づけによってコンプレックスとして機能しています。例えば、自分の鼻の形にコンプレックスを持っているとします。そんな人が自分の鼻の良いところを発見して自分の鼻を好きになればコンプレックスではなくなります。コンプレックスになるような意味づけをしてしまっていることが、自分の心の問題なのです。
勇気がない者ほどネガティブな意味づけを増やして人生を複雑にして、訳のわからないことを創り上げて(拵えて)誤魔化しているのです。このことがわかるようになってきた人間は「心の世界には虚偽が多い」ということがわかるようになります。社会学者、評論家、早稲田大学名誉教授は「心の世界には冤罪が多い」と著書で言っていますが、その通りです。勇気が挫けた者たちの世界は嘘を多用してわざわざ複雑にしているのです。そして他人を変えようとしているのです。
意味づけを変えてコンプレックスを克服しよう!
変えるべきは、自分の心です。
下記はサヨナラ・モンスターに取り組んでいる女性からの報告です。お読み下さい。
このように意味づけが変わることで(自分が深く納得したことで)、友達いないコンプレックス(劣等感)を解消したのです。
とても素晴らしい変化ですね!
自分の性格や意味づけを変えていくか、それとも、駄々を捏ねて他人の所為にして他人を動かそうとして生きるか。サヨナラ・モンスターでは前者をお勧めしております。書くことで(付属ツールを使って)自分の物事に対する意味づけ(特に深い部分の認知)を変えていけばどんどん良くなっていきます。
下記の「1」と「2」をお読み下さい。
1、親から軽くビンタされたことを、何十年経ってもトラウマだと言い、毎日殴られていたと話を創って記憶がおかしくなり自分の嘘に溺れた人
2、親から殴られて育ち、金属バットで引っ叩かれて育って、そんなこと(過去)は問題じゃないと言い、厳しかったからこそ自立出来たし成長も出来たと言い、社長になった人
結局、どんな過去があるにしろ、それに対してどんな意味づけをするかなのです。そして意味づけはいつでも変えることが出来ます。意味づけ次第で気分も変わります。気分は自分で創っているのです。誰でも辛いことや苦しいことがあります。そこから自分を救ってあげてほしいと思います。辛い過去をプラスに変えることは、他人と比べる必要はありません。とても難しい問題もあるでしょう。僕もありました。だけど勇気を持ってポジティブに変えていくことで自分の心が楽になってくるのです。そこに人の魅力もあります。
自分が今まで思ってきたこと、思い込み、認知(意味づけ)、そういったものを自分を苦しめない為のものへと変えれば良いのです。変える為に効果的な方法、それが「書くこと」です。人は書くことで自分の認知を効率よく変えていけるのです。
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