自分と向き合うということは、自分を無視せず、自分の本当の心の声を聴くということです。自分と向き合わずに自分の本心を無視し続けるということは自分を心理的に虐待しているということなのです。自分を虐待することをやめる。それが自分と向き合うということなのです。自分と向き合うことから逃げると、心の苦しみがどんどん増えていきます。それは当然ですよね。自分で自分を心理的に虐待(無視)しているのに、それさえも自覚が無いわけですから……。虐待者が幸福感を感じる道理はありませんので、、、。
人は誰もが虐待者である
これはあなたを責めているのではありません。人は誰もが虐待者なのです。勉強をすればするほどこのことがわかってきます。それを自覚することはとても辛いことだと感じる場合もあります。そしてその背景には、自分で気づいていなかった自分の深い心の傷があったことに気づいてしまうこともあります。だけどそこからも逃げずに、しっかりと直視して、認めるべきことは認める。そして変わるべき部分を変えていくこと。そうやって人間的に成長していくのです。自分が虐待者であると気づけた人は成長した証拠なのです。これだけ時代が変わった今でも、自分が虐待者だと気づけない人たちが沢山います。そして自分が問題を引き起こしているのに、自分のことを完全なる被害者だと思い込みながら悪化して不幸になっている人もいます。気づけないということは本当に恐ろしく、悲しいことでもあるのです。
自分を救えるのは自分しかいない
虐待者をやめる最初の一歩、それが自分と向き合うことなのです。それによって自分への心理的な虐待をやめることが出来ます。心の中の小さな自分を無視してしまうと、その子はずっと誰にも気づかれることなく心の中で苦しみ続けるのです。それをそのままになんてしておけませんよね? それを助けるのは自分(あなた)しかいないのです。心の中の小さな自分の声、心の叫び、それをしっかりと向き合って聴いてあげて下さい。
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