メサイアコンプレックスの持ち主は自己肯定感が低いです。メサイアコンプレックスが肥大化すればするほど自己肯定感も低くなり、それを払拭しようと頑張るのですが、払拭しきれず悪循環に陥ります。
メサイアコンプレックスを抱えている人が自己肯定感の低さに気づいて自己肯定感を高めようとしても高めることが出来ない場合があります。それは無意識で働くメサイアコンプレックスの力が強い為、小手先の方法なんかでは到底歯が立たないのです。無意識の力を9割とします。1割の力で自己肯定感を高めよう!などとやろうとしても全くもって歯が立ちません。それ以前の心の問題があるから、それを無視して自己肯定感を高めようとしても無駄なのです。
では「それ以前と問題」とは何か? それが下記の本に書いたことです。
「それ以前と問題」は「複合的なもの」です。その複合的なものを変えていく方法として「第8章 メサイアコンプレックス(救世主妄想)の治し方」で大切なことをお伝えしています。単純に自己肯定感を高めれば良いのだ!では無理なのです。最低でも、「第8章 メサイアコンプレックス(救世主妄想)の治し方」でお伝えしていること(全体)に働きかけていかないとメサイアコンプレックスは小さくならないので、結果、自己肯定感も高まっていかないのです。「第8章のまとめ」で箇条書きでやるべきことをお伝えしています。これをやっていくとメサイアコンプレックスが小さくなり、人格の向上も期待出来ます。
まとめ
メサイアコンプレックスの持ち主は自己肯定感が低い。だけど自己肯定感の低さにはメサイアコンプレックスの働きが関係しているのでメサイアコンプレックスを小さくしていく必要がある。その為にやるべきこととして「メサイアコンプレックスの本(Messiah complex)」の「第8章 メサイアコンプレックス(救世主妄想)の治し方」がおすすめです。
これは簡単なことではありませんが、心理カウンセリングで言えば数年分に匹敵するレベルのことを、セルフヘルプの場合、お小遣い程度の価格で手に入れることが出来ます(数百円から2万円以内等)。心理カウンセリング1回1万円とし、月に2回で月2万、年間24万。5年で120万円です。自分を変える人たちの中でセルフヘルプ以外の場合、このようにお金をかけて変わっています。数百万かけて変わっている人もいます。心理カウンセリングに数年通って大きく成長した人たちは沢山います。だからその価格が高額というわけではないですし、それでも低価格だと思います。自分の一生を左右する問題なのですから。
セルフヘルプで本を読んだり教材を買って変わるのなら、本気になって取り組んでいくことが大事です。一人二役(心の中の小さな自分と、その親、或いはそのカウンセラー)をやる必要性があります。だから自分をセルフヘルプで変えていくには「本気」になる必要があります。心理カウンセラーなどでまともな人は皆本気です。自分も自分を変える為に本機になる必要があります。本気にならない人が変わることはありません。
あと、下記のサイトの記事も読んでみて下さい。メサイアコンプレックスについて理解を深めることが出来ます。
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