感謝の心を養うということは、物事の背景を知ること

人間は、感謝の心を養うことで、そこから次のステップに移行します。

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物事の背景を知ることが有難うに繋がる

その感謝の心を養うには色々のやり方があるのですが、その1つに「物事の背景を知ること」があります。物事の背景を知ることで、その背景にある1つ1つのこと、誰かがやってくれたこと、それが有ることが、実はとても難しいことだったと気づける場合があり、その気づき、気づきの連続によって、本当の意味での感謝の気持ちを持てる場合があります。有ることが難しいことに気づき、それと併せて「感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!」でお伝えしていることが起こることで、「ありがとう(有難う)」という気持ち(深い感謝)が、心の深い部分から起こることがあります。

人生は有限

人生、命は有限です。下記記事に書いたように、

【公式】恐怖克服「サヨナラ・モン...
自分を変える?変わりたい?現在40歳の人の場合は人生の84%は終わっている。本気になれ! | 【公式】... この記事はとても大切なことで忘れないほうが良いことだと思うので、よかったらブックマークして下さい。 人生は短いので、あなたはあなたのやるべきことをやりましょう。 ...

人生はあっという間に終わってしまいます。

そして絶対に避けることが出来ない死、、、お金も、名誉も、誰かを連れて逝くことも出来ません。人は一人で生まれてきて、一人で死んでいくのです。そんな人生の最期に、恨み辛みで終えるのか、恐れながら感謝のフリで終えるのか、、、それとも深い感謝の心で終えるのか。それは残された時間(命)をどのように使っていくかにかかっているのかもしれません。人は「変わる」と決めたら変わります。変わらないのは無意識のうちに変わらないと決めているからです。だから本気になった人だけが変わります。

区別をした上での感謝の気持ちを親に対しても持つことが出来ました

これまで自分が生きてきて、誰かに育てられて、教えてもらえて、助けてもらえたこと。その背景にあることはほとんど知らないはずです。知ろうと思えばもっと沢山のことがあったことに気づけます。例えば僕の場合は、宗教の強要や洗脳、親から騙されたこと、家族間でスケープゴートだったこと、ガスライティングを受けて、冷たい濡れ衣を着せられていたことなど、色々とあったことで恨みを持ったこともありましたけど、最終的には区別をした上での感謝の気持ちを親に対しても持つことが出来ました。その理由の1つに、「親への恨みはでっち上げ」に書いた次の2つのこと、、、

1つ目:十分だと気づいた

1つ1つの物事に対し、理解が深まってくると、親からされてきた良かったことは、有ることが難しいことだったのだと、親が子を思うからこそ出来た事もあるのだとわかるようになりました。
それがわかってくると、9歳以前のこと、そして9歳から13歳のほんの少しの良い記憶、そして亡くなる数年前からの良い記憶、これだけで十分じゃないか。十分すぎるくらいあったじゃないか。そう思えるようになったのです。

第9章 心を晴らすには 有難う から

2つ目:愛があったことに気づいた

親への恨みを持っていたことがあったけど、母の心の苦しみ、立場、色々わかってきて、僕が事故で死なず生きていたのも、親の愛があったからなのだとわかります。
愛があるから、その愛が、子供が事故に遭わないように、死なないように、無意識のうちに注意することが出来るのです。
僕自身、殺処分されるはずだった保護猫を飼って9年(この文章を書いた時点で)になりますが、この9年、猫が怪我しないように、殺されないように、死なないように、細かいところまで注意し続けてきて、サヨナラ・モンスターの書く作業をしている時などに、ふと思ったのです。
「俺が今生きているのは、親が細かいところまで注意してくれて、気配りをしてくれていたからだ」と。こういった気づきも、「恨み」が「感謝」に変わることに繋がったのです。
有ることが難しいこと(親からしてもらったことなど)は沢山あったのです。

第9章 心を晴らすには 有難う 自分を心の拠り所に

親の背景を知り、

愛があったことを知り、

そして、十分だとわかったのです。

俺はなんて欲張りな人間なんだと、そう思ったこともありました。子供の頃にもらった愛だけで十分なのに、それでも足りないと思って、親の背景も知ろうともせず、有ることが難しいことが沢山あったのに、過去にあったのに、それを見ることが出来なかったのです。有ることが難しいことが沢山あったことに気づいたら、ありがとう、そう思えました。

人は物事の背景を知ることで、心の成長材料が増えて、そして感謝の心が養われる場合があります。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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