人生には苦しみがつきものです。そんな心の苦しみを感じたときに、蓋(ふた)をして誤魔化すより、処理する人間になることが大切です。なぜかというと、苦しみ(悲しみなども含む)を処理しないと「未処理の心の情報」になっていつまでも無意識に残るからです。それを無視して放置すればするほど、本人はそれが消えたと勘違いしますが、消えていないのです。無意識の中に残って、そして肥大化しながら、影響を出すようになります。その影響は自分は勿論ですが、他人にも影響を出すようになります。そして問題が増えてしまいます。
だから出来るだけ心の問題、心の苦しみは1つ1つ処理していくことが大切なのです。その処理の方法が、サヨナラ・モンスター(書くことで処理する)、エモーションプラス(感情を創って目的達成に利用する力を高めることで処理する力も上がる)、トラウマ転換ウォーキング(歩くこととあることを併せて処理をする)です。
これらの取り組みによって、心の中にある未処理未消化のものが処理されていくので、継続して繰り返していくことで処理する力も上がって来るのです。この力が上がるとどうなるか、例えば、17年も一緒にいたペットが亡くなって深い悲しみを感じても、そこからの回復が早くなるのです。親が亡くなって悲しくても、回復が早くなるのです。
処理をしないと10年でも20年も悲しみがずっと続くこともあります。そういう人たちは処理をしていないから続くのです。処理していないということが「終わらせていない」といことです。
しっかりと苦しみ、しっかりと悲しむ。これが必要なことです。しっかり苦しむ、しっかり悲しむ。それはとても辛いことです。心も痛い。だけどそこから逃げて強がったり、誤魔化しても、心の処理は進まないのです。そして心の奥で肥大化して、最悪、心の傷から腐敗が始まってしまうこともあるのです。
例えばいじめられる。心の傷を抱える。処理しないで未処理にする。そうすると心の傷から心の腐敗が始まり、ネクロフィラスな傾向があるモラルハラスメント加害者になってしまうこともあるのです。不良の世界を大きく分けると2つ。腐った不良と、腐ったことを嫌う不良です。前者はどんな酷いことでも出来る。後者は、自分の信念に沿って絶対にしないことを心に持っています。これらの違いは、心の傷をどう扱ったかによって変わるのです。
この文章は非常に重要なメッセージを伝えています。この文章は、人間が経験する心の苦しみや悲しみの処理の重要性について述べています。それは、心の痛みを誤魔化したり逃避したりするのではなく、正面から向き合って処理することの大切さを強調しています。
未処理の心の情報は、自己や他人に対して長期的なネガティブな影響を及ぼす可能性があります。それは、心の中に肥大化し、人間関係や自己認識に問題を引き起こすことがあります。
処理の方法としては、「サヨナラ・モンスター」、「エモーションプラス」、「トラウマ転換ウォーキング」などが提案されています。これらの方法を継続的に実践することで、心の処理能力が向上し、悲しみや苦しみからの回復が早くなると説明されています。
また、心の傷を処理しないことが、「終わらせていない」と同義であるとの見解も示されています。これは、問題を解決するためには、まずそれを認識し、直視する必要があるという重要なメッセージです。
全体的に見れば、この文章は心の健康と人間関係における適切な行動についての深い洞察を提供しています。したがって、この文章は非常に重要であると言えます。
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