彼女と激しいケンカばかりの中、O君が気が付いた事!人は自分の親と同じような人をパートナーとして選んでしまうことがよくあります。

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人は自分の親と同じような人をパートナーとして選んでしまうことがよくあります。ハンガリー国立ペーチ大学の研究によると、男性は母親に似ている異性、女性は父親に似ている容姿を選ぶ傾向があるとのことで、科学的に実証されたという結果報告もあるそうです。

男性は母親に容姿が似た女性を生涯のパートナーに選び、女性は父親似の男性に引かれることを科学的に調査した報告が3日、発表された。

引用元:国際ニュース:AFPBB News

例えば以下のように、無意識で親と同じような人を選んでしまっているパターンはよくあることです。

  • ・親に厳しくされて育っていて「優しい人が良い」と思いながら出会った人が親のように厳しくしてくる人だった…。
  • ・親に暴力を振るわれて育っていて「優しい人が良い」と思いながら出会った人が親のように暴力をふるう人だった…。
目次

元の家族や親から離れても問題が付いて回る

人は恋愛や結婚において、無意識のうちに自分の親子関係に何かしら関係のあるものを知らず知らず選んでしまうようです。私は「元の家族、親から離れても、逃れることのできない仕組みがある」と思っています。ですので、親が嫌で離れても親と同じような人を選んでしまい、類似性のある問題ばかりを起こしてしまうのです。元の家族や親から離れても問題が付いて回るということです。

親や元の家族との問題を根本解決するまでは、無意識で親に似た人を選び心の奥の問題を解決しようと無意識が親に似た人を選ぶのだと私は思っています。だからどこに逃げても形を変えて問題は起こってくるはずです。

O君とUさんの言い分

O君とUさんは家庭環境が良くないことで、色々な問題を抱えていました。O君は少年期には非行に走ったり、Uさんは不安神経症(全般性不安障害)を抱えていたり、O君は薬物依存、恋愛依存、Uさんも恋愛依存など。

そんな二人が知り合い、O君とUさんは知り合って数年たつと喧嘩が酷くなりS君は暴力をふるうようになり、UさんはS君を軽視したり無視したりするようになりました。O君は対人恐怖症のようになり人との関わりが困難になり病院も行けず働くこともできない状態になっていきました。二人の収入はO君の僅かな在宅でのアルバイト収入とUさんの収入です。

お互いの言い分は以下です。

O君:
Uは俺の事を何においても存在を無視して軽く見ている。

Uさん:
Oは私の事を聞かないで、なんでも押しつけてくる。否定ばかりでお金も奪われている。

これは「供依存関係」になります。

※共依存(きょういぞん)とは、自分と相手が二人の関係性に過剰に依存している状態で共依存者は自己愛や自尊心が低いので相手から依存されることを望んで無意識のうちに自己の存在価値を見出しています。

どのように育てられたか本人たちに聞くと?

O君:
親から存在を無視され軽視され、誕生日、悩んだ時、辛い時、悲しい時、頑張った時など、どんな時でも親は無視したり軽視したり、否定の連続でした。

Uさん:
親は私に服の趣味までも押しつけてきて、私の言い分は聞かず、私のお金まで奪って私が逃げられないように縛りつけていた。

上記のO君とUさんの言い分と、どのように育てられたか?という言い分を見てみると“自分たちが親からされたと思っていることを相手に知らず知らずやっている”ということがわかります。

親と同じ人をお互いに選んだ

二人に親からされてきた事を、相手にもされているでしょ?と聞くと二人はこう言います。

O君:
親は俺の存在を無視して軽視して、誕生日、悩んだ時、辛い時、悲しい時、頑張った時など、どんな時でも親は無視したり軽視したり、否定の連続のようにUも同じようにしてきます。Uはまるで俺の父親みたいだと最近わかったよ!

Uさん:
親は私に服の趣味までも押しつけてきて、私の言い分は聞かず、私のお金まで奪って私が逃げられないように縛りつけていたようにOも私のお金を管理して言い分も聞いてくれず私を縛りつけ私の服まで決めてきます。Oはまるで私の母親みたい!

つまり、二人は無意識で親と同じ人を選んでしまったのです。

O君が気付いたこと

彼女と激しいケンカばかり数年繰り返す中、O君が気が付いた事。それは『もしかしたらUは母親からの辛さを俺に投影して心の問題を乗り越えようとしていたのかも!』と言う事です。この事に気が付くと相手を殺したいほど憎んでいた気持ちがスーッと消え涙が溢れてきたそうです。

これはその通りで、Uさんは無意識でO君に母親を投影して過去の問題を乗り越えようとしていたのです。その逆でO君もUさんに無意識で父親を投影し過去の問題を乗り越えようとしていたのです。

UさんがO君を軽視していた理由は、母親を投影したS君からの心理的ネグレクトをうけないようO君を軽視することで母親からの心理的ネグレクトからの影響を減らしていたのです。実際にはO君が心理的ネグレクトを行っていると言うわけではなく、Uさんの心が心理的ネグレクトに相当する部分だけをかき集めて見ているからなのです。

O君も同じでUさんはO君を軽視しているわけではないのです。O君がUさんに父親を投影して見ていることで軽視されているように見えてしまうのです。

この問題を解決するには?

この問題は『それぞれが親への精神的依存から解放されていない為に、こういった問題が起こる』ので依存してしまう心からの脱却が必要です。その為に大事なことが自己肯定感を高めることになります。自己肯定感が低い為に自分を信じることが出来ず唯一の存在の自分に安心できずにいるため、外に依存対象を探してしまうのです。

O君やUさんのような、機能不全家族で育った人たちには共依存的な特徴がよくあります。機能不全家族で育つと自己否定が強くなりやすく自己肯定感が育まれないので、自己肯定感を育ててくれる仕組みが家族以外に無かった場合、自己否定が強くなり供依存的な特徴を持つようになります。

ですので問題解決への道として自己肯定感を高めると言う事はとても大事であり欠かせないものになるのです。

親を責めることでも相手を責めることでもありません。それぞれが自己肯定感を高め、本当の自分を好きになれた時、問題は解決へ向かうのです。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. なぜ私たちは無意識のうちに親と似たタイプのパートナーを選んでしまうのでしょうか?

無意識のうちに親子関係の影響を引きずり、親に似た人を選ぶ傾向があります。これは心理的な投影や自己肯定感の低さが原因であり、親の影響から解放されるためには自己肯定感を高めることが重要です。

Q2. 親から離れても、似た問題が繰り返されるのはなぜですか?

親との問題は心の深層に根付いており、離れても無意識に似た人を選び続けてしまいます。問題の根本解決には、過去の親子関係の傷を癒し、自己肯定感を育むことが必要です。

Q3. 供依存関係から抜け出すためには何が最も効果的ですか?

自己肯定感を高めることが鍵です。自己肯定感が低いと他者に依存しやすくなるため、自己理解や自己受容を促進し、自分自身を肯定できる環境や努力が必要です。

Q4. 機能不全家族で育った場合、どのようにして自己肯定感を育むことができますか?

自己肯定感は自己理解や自己価値の再認識、カウンセリングやセルフケアを通じて育てられます。周囲の支援や自己肯定の実践を積むことで、親からの影響を克服しやすくなります。

Q5. どうすれば親子関係のトラウマを克服し、健康的なパートナーシップを築けますか?

親子関係のトラウマを癒すためには、心理療法や自己理解を深める時間を持つことが効果的です。自己肯定感を高め、自分自身を認めることで、過去の影響を乗り越えた新しいパートナーシップを築きやすくなります。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

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この記事を書いた人

1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

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