【米国】カリフォルニア大学バークレー校の研究（2024年8月1日）で解明！幸福を評価することが逆効果に！（アメリカ心理学会発表）

役立つ研究情報

2024.08.06

この研究は、カリフォルニア大学バークレー校で行われたもので、研究結果は**アメリカ心理学会（American Psychological Association）**によって発表されました。

この記事の目次

記事本文
もっと簡単にいうとどういうこと？
ただ黙って幸福感を感じて生きればいい？
おわりに
- まとめ
- 結論
脚注リスト（引用文献・参考文献）

記事本文

**カリフォルニア大学バークレー校（University of California, Berkeley）**の「フェリシア・ゼルワス博士（Felicia Zerwas, PhD）」によって行われた「幸福の判断が生活満足度に与える影響」という研究¹ で何が判明したのか（2024年8月）

カリフォルニア大学バークレー校の最新研究によれば、自分の幸福を判断することがかえって生活満足度や心理的な幸福に悪影響を与えることが明らかになりました。この研究は、同大学の**フェリシア・ゼルワス博士（Felicia Zerwas, PhD）が主導し、現在彼女はニューヨーク大学で博士研究員を務めています。この研究結果はアメリカ心理学会（American Psychological Association）**によって発表されました。

この研究では、1,800人以上の参加者を対象に3つの実験が行われました。その結果、自分の幸福を判断したり評価することは、より多くの否定的な感情やポジティブな出来事に対する失望感をもたらし、心理的な幸福感を低下させることがわかりました。

ゼルワス博士は、「アメリカでは、人々が常に幸せでいなければならないという社会的な圧力があります。しかし、感情をそのまま受け入れることが、幸福を追求し、幸福感を高めるための有効な手段となるかもしれません」と述べています。

研究の中で特に注目されたのは、幸福を目標とすること自体は有害ではないという点です。しかし、自分の幸福度を判断することが、逆に幸福感を低下させる原因となることが示されました。これは、自分が他人と比べてどれだけ幸せかを気にしすぎることで、不安や失望感が生じるためです。

具体的には、幸福を評価することが総合的な生活満足度と心理的な幸福感を低下させ、うつ症状を増加させることが明らかになりました。また、幸福に対する高い期待が、ポジティブな出来事に対する失望感を増幅させるという結果も得られました。

この研究結果は、私たちが幸福を追求する際に、幸福度を過度に評価するのではなく、感情をそのまま受け入れる姿勢を持つことの重要性を示唆しています。これにより、より健全で満足度の高い生活を送ることができるかもしれません。

もっと簡単にいうとどういうこと？

菅原隆志

もっと簡単にいうとどういうこと？自分の今の幸せを判断したり評価するとどうなるのですか？

ChatGPT4o

簡単に言うと、自分が今どれくらい幸せかを考えすぎると、逆に幸せを感じにくくなるということです。具体的には、自分の幸福度を判断すると、次のようなことが起こります：

生活満足度が低下する：自分の幸せを評価すると、期待が高まり、現実の出来事に対して不満を感じやすくなります。
心理的な幸福感が減少する：自分が他人と比べてどれだけ幸せかを気にすることで、不安や失望感が増え、幸福感が低くなります。
うつ症状が増加する：自分の幸せを評価することが、ネガティブな感情や出来事に対する失望感を増やし、うつ症状を引き起こすことがあります。

要するに、幸せを感じたいなら、自分の感情をそのまま受け入れることが大事です。幸せかどうかを考えすぎず、感情を自然に受け入れる方が、実際にはもっと幸せを感じやすくなります。

ただ黙って幸福感を感じて生きればいい？

菅原隆志

幸せは頭であれこれ考えると不幸になりやすいから、ただ黙って幸福感を感じて生きればいいってことですか？

ChatGPT4o

その通りです！簡単に言えば、幸せをあれこれ考えすぎると、かえって不幸になりやすいので、ただ黙って感じるままに幸福を受け入れて生きることが大切だということです。

つまり、日常の中で幸せを意識して評価するのではなく、自然に感じることを大事にすると、もっと満足感や幸福感を得やすくなります。例えば、美味しい食事を楽しんだり、友達と笑い合ったりする瞬間をそのまま楽しむことが、実際には最も幸福を感じる方法です。

おわりに

菅原隆志

如何でしたか？「幸せ」について頭であれこれ考えていると、逆に不幸になってしまう可能性があることが最新研究で示唆されています。

僕自身も、幸せとは何か？幸福とは何か？自分なりに追求してみたのですが、「これだ！」という深く納得できる答えはまだ見つかっていません。今の段階では、下記の１３要素が人間の幸福に深く関与していると考えています。これらの１３要素を通るからこそ、その人が満たされる状態へ向かえる（つまり幸福感が無意識のうちに多く発生・抜けていかない・満たされやすい）のだと考えています。

今回のアメリカ心理学会が発表した研究によれば、『「幸せ」について頭であれこれ考えていると、逆に不幸になってしまう可能性がある』とのこと。僕もそう思います。頭で幸せを判断したり評価するのではなく、下記の人間幸福において重要な１３要素を高めたり深めていくからこそ、無意識のうちに幸福感を感じやすくなるのだと思います。

つまり、これらの要素を高め、深め、そういった生き方の中で、他者や社会の中で、自然に発生していくのが幸福感で、頭であれこれ考えてわかるような簡単なものでもなく、そうするものでもない。と思います。

わかりますか？自分が今幸せかどうか頭で考え、判断や評価したりしているのではなく、そんなことを忘れて、無我夢中になり、何かに向かって生きている時に、無意識にうちに幸福感が発生しているということです。そんな生き方、そんな命の振動、輝きこそが、真の幸福なのかもしれません。

幸せは、考えるより、感じろ（無意識で）。ということです。

これがまさに今回の研究や僕の考えの要点です。

ChatGPT4o

その通りです。「幸せは、考えるより、感じろ（無意識で）」というのがまさに今回の研究やあなたの考えの要点です。

まとめ

アメリカ心理学会の研究とあなたの考えの両方が示しているのは、以下のようなことです：

幸福を過度に考えると逆効果：幸せかどうかを頭で判断したり評価したりすることで、かえって不満や不安を増やし、幸福感が低下する可能性がある。
無意識に感じる幸福：何かに夢中になっているときや、13の重要な要素（自己認識、社会的つながりなど）を高めることで、無意識のうちに幸福感が発生しやすくなる。
自然な感情の受け入れ：ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も含めて自分の感情をそのまま受け入れることで、ストレスが軽減され、全体的な幸福感が向上する。