十三歳 非行に走った
父親からの支配
「うるせぇ、この野郎」
汚い大人からの歪曲
不良品のレッテル
子供なりの
人生を捨てての反抗
家出をしては捕まり
連れ戻される
また家から逃げ出し
時には栄養失調
ダンボールで寝た日
ボイラー室
廃旅館
空き家で寝た日
父親はいつもしつこく
探しにきて
怒鳴って連れ戻し
脅しをかける
子供だった俺は
「うるせぇ、この野郎」
ただ反抗するしか能がなかった
飢えそうだったある日
仲間は栄養失調で家出を断念
俺は両親がいない時間帯に
こっそり家に帰る
買い物帰りの母親と鉢合わせ
ご飯だけ食べさせてもらい
「お父さんに言わないから
早く行きなさい」という母
支配に抵抗し
支配から逃げ
自分の心だけは曲げない
小さな俺は自分を守った
それから長い時が過ぎ
あの時の父親の支配の意味
やっと深くわかったよ
俺は俺で自分の苦しみ
それと向き合ったよ
自分の未消化の感情
全部見つけて解放
支配の中 深い悲しみ
絶望 痛み 恐怖
全部わかったよ
その背景もわかった
怒りの意味も
ありがとう
親も一人の人間
懸命に生きた人間だ
親からの支配?
そんなもん俺には関係ない
俺の中から支配者の要素が消えた
「親からの支配」は
「親の悲しみ」だと気づいた
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