※操作を間違えてしまい、この記事を追加したというメールを送信してしまいました。届いた方、申し訳ありませんでした。
家庭内暴力は口で言ってもやめることはない
ご家族の、ひきこもり・家庭内暴力で悩んでいる方にお伝えしたいことがあります。
それは、ひきこもりであっても、家庭内暴力であっても、「本人は自分の善に沿って行っている」ということ。善というのは善悪という意味ではなく為になるという意味です。ひきこもりの人は引き篭ることが自分の為になると信じています。家庭内暴力を行う人も、家庭内暴力が自分の為になると信じています。
なので、口で「やめないさい!」と言ったってやめることは出来ないのです。頑なに信じ込んでいる自分の為になっているという思い込みがあるうちはやめないのです。ただ、もっと良い方法を知らないだけなんです。もっと良い方法(自分の為になる良い方法)を知ることが出来れば変わることも可能なのです。
家庭内暴力の原因
家庭内暴力の原因は1つではありません。原因が1つなのであれば簡単に家庭内暴力を未然に防ぐことが出来ます。1つの原因ではなく色々な要素や原因が連鎖して複雑に絡み合いながら複数の要素や原因が大きな纏まりとなり、結果として暴力を引き起こしています。
簡単に作った図なのでわかりにくいかもしれませんが、以下の図のようなイメージです。
このように、1つの暴力の原因と言っても、その中には、色々な要素や原因が連鎖して複雑に絡み合いながら複数の要素や原因が大きな纏まりとなり、結果として暴力を引き起こしています。
「これが原因です」というものを特定することは非常に困難です。何故なら1つの原因があるわけではなく様々な原因が複雑に絡み合って大きな纏まりとなっているからです。心の傷や、深刻なコンプレックス、精神疾患、社会的要因、本人さえも自覚の出来ない心の問題など。
原因探しをしているだけで時間を浪費してしまい、家庭内暴力や引きこもりが悪化していく可能性もあります。
暴力団も、実はこの内容を大きくしたようなものです。1人1人に様々な暴力を引き起こす要素などがあり、それが集合的になって集まって組織することで、非常に複雑な集合的な無意識の纏まりとなるため、暴力団の解体は非常に難しいのです。
家庭内暴力の対策
暴力は、見えない場所ではエスカレートしやすいものです。ですので、見えない場所としておくことは危険です。暴力を振るう側は暴力によって相手を支配できると、更に続けます。なので、初期段階で第三者や専門家へ相談することが大切です。
暴力を振るう側が、娘であっても、息子であっても、高校生であっても、親であっても、まずは専門家などに相談して下さい。
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