幼児虐待やめたい!虐待の連鎖止めたい!本当ですか?本当なら「嘘」をやめて正しく生きてください。

この記事では「虐待者を許すな!」「虐待者を刑務所にぶち込め!」という根本解決にはならないことは言いません。確かにそれを起こしたものは許す必要(許可する必要)はありませんし、それ相応の償いをすることが当然です。

しかし、それが根本解決になるかと言えばなりません。ですので、僕は本当に罪のない子供や動物がひどい目にあわないために本当のことを書きます。

この記事でお伝えすることは「根本解決」につながる内容であって、それを実践するのは当事者たちです。自己責任で、本気で勉強してください。

目次

虐待を引き起こす根本原因は嘘

まず、「幼児虐待やめたい!」「虐待の連鎖止めたい!」と思うのなら自他共に「嘘」をやめて正しく生きてください。

虐待を引き起こす根本原因は嘘である!」と言ってもよいくらいです。

僕は、自分の過去の経験から「虐待には嘘が根深く関係している」ということがわかってきました。

本当に虐待を無くしたいと心の底から思うのなら「嘘をやめる勇気」を持てば良いのです。「嘘」は思っている以上に形を変えて別の点に繋がり虐待を引き起こすことに根深く関係しています。本来解決出来るはずのことや消化できる感情でも誰かが嘘をつくと誰かが未解決未消化になる。ここが重要なポイントの1つです。

「虐待を引き起こす根本原因は嘘である」と言っているのは、たぶん僕が初めてでしょうね。一般的には、世代間連鎖、親自身の心の傷、虐待の連鎖、アルコール依存、不安、恐怖、色々虐待の原因として言われていますけど、そのもっと奥の部分にあるのが「」なのです。表面上の問題ではなく、もっと奥の根本部分にある根の原因が「嘘」なのです。

僕は無宗教ですが、宗教が「嘘」について厳しい教えをしている理由の1つが宗教は嘘の恐ろしさを知っているからではないかと勝手にですが思っています。

未消化未解決状態とは

未消化未解決状態というのは、文字通り「未消化」「未解決」の状態になるということ。例えば、感情が消化されず未消化になる。その人が解決したい問題があるのに未解決となってしまう。これは「誰かの嘘(自分も含め)」によって未消化未解決状態になります。

感情の未消化について、例えば、生活のために相手をだまして嘘をつき続けて一緒にいる者がいるとします。そんな関係では「必ず自然な感情の吐き出し」が出来ない関係になります。好きでもないのに一緒にいると相手の話は聞きたくない。だから無意識のうちに相手の感情の吐き出しをブロックすることが増えていく。すると相手にとっては「一緒にいたいと言われているのに、毎回、話をブロックされる」というストレス状態になります。こういったことが繰り返されていくと、どんどん消化できない感情が心の奥に蓄積していきます。未消化の感情が山積みになってしまうのです。この未消化の感情が山積みになるのは「嘘」があるからです。嘘がない関係では自然な感情の吐き出しが出来やすい関係なので山積みになることはありません。

問題の未解決についても同じようなことで、例えば、生活のために相手をだまして嘘をつき続けて一緒にいる者がいるとします。そんな関係では「問題解決」が出来ない関係になります。問題解決ってものすごく大変ですし、力も時間も使います。思いやる心や愛がない場合は、楽しく問題解決をしていくということが出来ません。相手をだましている嘘の関係では「問題解決を放棄する」ことが殆どです。ですので未解決問題が山積みになっていくのです。

嘘をつき、騙し、煽って、ダブルバインドというコミュニケーションパターンを使い、感情を封じ込め、解決できないようにし、うやむやにし、混乱を誘発し、なかったことにする。こういうことをしているから、虐待が起きてしまうのです。

虐待を引き起こす者は、その者なりには何とかしようという思いはあるのです。それが「嘘」によって「理解できない」「言葉で説明もできない」という何ともモヤモヤした状態が異常に蓄積することで、些細なきっかけで虐待が起こってしまいやすいのです。つまり「限界を感じている中、すべて終わりにしてしまうかのような心理状態」になったときに虐待は起こるのです。「無理なら破壊してしまえ」というようなもの。

「嘘」は歯車を大きくずらしていきます。大きくずれた結果が何らかの虐待なのです。

未消化未解決状態になった人の心の奥には、このように爆発的な人格が出来上がってしまうこともあるのです。それが本人もよくわかっていないので些細な刺激で爆発したり、虐待をするようになってしまうのです。

逆に虐待を引き起こすには?

逆に誰かに「嘘」を使って「未消化未解決状態」をわざと作り出して水面下で心理的な気づかれない攻撃を繰り返したらわかる。個人差はあれど必ず八つ当たりが始まります。虐待も其れがエスカレートしたものです。「嘘」が「未消化未消化状態」を作ってしまうのです。そしてそれが限度を超えた時に虐待に繋がる。

こんなことは絶対にやってはいけません。僕は、過去に、虐待を引き起こす者や、その周辺にいる嘘をついている者を見て、意図しているかしていないかは別として、このような虐待を引き起こすコミュニケーションをとっていることがよくあることに気づいたのです。そのことを理解してもらうために、逆に虐待を引き起こすには?と書いたのです。引き起こすことが出来るということは、引き起こさないようにも出来るということですよね。

虐待を引き起こさないために出来ることは「嘘をやめる」ことと「未消化未解決状態」を解消しておくこと。これを家族で理解してちゃんとバランスをとれば虐待なんて起こるはずが無い。

嘘は思っている以上に悪影響をだす

嘘は思っている以上に大きなこと(虐待、時に悲惨な事件)に繋がったりもする。そして本当の自分を生きないから過剰に嘘に頼ってしまう。だから虐待を本当に減らしたいなら、まず自分が本当の自分を強く生きること。自分が自分の親になること。自分の力で虐待が引き起こされる心理作用を止めたら良い。

人生の嘘が勉強不足に

勉強をしていけば「火に油を注ぐ(虐待者を煽るつもりはなくても煽ってしまう)」ことをやめて「火を消すことが出来る(虐待者の怒りが鎮まる)」ようになることも可能。嘘というのは「プロセスを省くこと」ですから当然勉強を放棄した者が好んで使うものです。だから、嘘がプロセスを省く。そして問題解決が出来ない、感情を消化できない。それによって「未消化未解決状態」が作り出されてしまって虐待に繋がることがあります。

だから生涯学習が必要なのです。

虐待を引き起こす者と誰かのコミュニケーションに何かがある

虐待を引き起こす者とコミュニケーションをとっている者との間にはどこかで虐待が引き起こされるステップを踏んでいる何かがあります。其れを見つけて修正しないといけない。犠牲者が出る前に早期発見早期修正が大切です。

家庭内暴力を振るっていたある父親が家で暴力を振るうときのパターンがあり其れは「母親と食事をした後3日以内」でした。翌月もそのまた翌月も。本人は自分が何故そうなるかわからないとのこと。母親と会ってコミュニケーションをとると「未消化未解決状態」に一気になっていたのです。

其れを刺激するつもりはないけど母親が刺激してしまって父親は爆発するというパターン。父親が自分の母親と会うのをやめたら爆発することがなくなったのです。これを見つけるのはとても難しいですし、見極めも難しい。だけど見つけて、1つ1つ修正していけば虐待を起こさない関係を作れます。

本当に嘘なしで、無意識レベルからでも虐待を無くしたいと思うのなら、嘘をやめ、関係を正し、1つ1つ正しい反応をしたコミュニケーションをとることが出来るはずです。それが出来ないというのならば、無意識のうちに虐待が起こるのを願っている部分があると言えるかもしれません。

子供は、最初は嘘をつきません。

嘘は、後天的に覚えるものです。

何らかの防衛のため、生きていくために覚えたのでしょう。

しかし、それが大きな問題を生み出していることもあります。

本当の自分を生きていけば、犠牲を出してまで使う嘘に頼る必要はなくなります。嘘が悪いと言っているのではありません。誰かの嘘によって、誰かが未消化未解決状態になり虐待の種となるのならば、それが家族ならばみんなで向き合って解決しないければいけない問題だから解決して不幸を未然に回避してほしいということです。

あなたが本当の自分を生きて、1つ1つ自分らしく、自分に正しく、正しい反応をしたコミュニケーションをしていけば、よいものに変わっていきます。

そして、人生最大の嘘は、自分自身に嘘をついて生きたことです。

子供のころに、自分に嘘をついて自分を心の奥に置き去りにしてしまった。そこから本当の自分を見失うのです。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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