今、心が苦しい人に、
「自分の悪い部分を知ることが幸せになるために必要なことだよ」とお伝えしても、
多分、「ふざけんな!悪いのはアイツだ!」と言いたくなる。そんな人もいるでしょう。
僕もそうでした。
それが間違っているとは言いません。
それも、大切なあなたの感情です。
しっかり最後まで感じきって下さい。
だけど、「それだけが全てではない」ということ。
人間ですから、「被害者」な部分もありますし、
「加害者」な部分もあります。
これは、今まで何度もお伝えしてきたことですよね。
覚えていますか、以下の記事でお伝えしたことを…。
社会とは、未熟者を、成熟させて、自由へと近づけてくれる「親」である、自転車の補助輪のようなものなのです。その勉強の1つとして我々は加害者や被害者を経験しているのです。そこから勉強し、害を加えず被らない自分になるために。何故なら「害を加えず被らない自分」が「本当の自分の幸せの道」に繋がっているからです。害を加えたり、被ったりすると、どうしても本当の自分の幸せの道から外れてしまうのです。
被害者としての自分の感情を吐き出す、感じきる。
それは心の中の小さな自分の親になるために大切なことです。
そして、心の中の小さな自分の親になれると、
今度は「自分が加えている何らかの害」に向き合えるようになれます。
何故なら、害を加える者には幸せは無いからです。
心の中の小さな自分の親になった者は、
自分で自分を幸せにしたいと思える人です。
ですから、「害」を加えて不幸にならないために、
加害者としての自分に向き合えるようになってくるのです。
人間は、無自覚で、毎日誰かを傷つけています。
それは僕自身も、です。
誰かを傷つけないで生きることは無理です。
無理ですが、減らすことは可能です。
減らすには、自分を成長させていくしかありません。
何故なら、害を加える者は、「無知」だからです。
「すべての悪は無知からくる」と言われるように、
「すべての害も無知からくる」のです。
無知が減るほど、加害も被害も減るのです。
前記した文章をもう一度読んで下さい。
社会とは、未熟者を、成熟させて、自由へと近づけてくれる「親」である、自転車の補助輪のようなものなのです。その勉強の1つとして我々は加害者や被害者を経験しているのです。そこから勉強し、害を加えず被らない自分になるために。何故なら「害を加えず被らない自分」が「本当の自分の幸せの道」に繋がっているからです。害を加えたり、被ったりすると、どうしても本当の自分の幸せの道から外れてしまうのです。
加害者や被害者を経験し、
そして、知ることを増やして、成長、進化し、
それぞれが、自分の責任で「本当の自分の幸せの道」へと向かうのです。
僕自身、
まず被害者としての自分と徹底して向き合いました。
そして、心の傷に気づき、癒されると、
加害者としての自分にも少し向き合えるようになってきました。
自分は卑怯者で、クズで、どうしょもない、
そんな部分も沢山ありました。
心が汚れていました。
自分の悪い部分を知ること、
これは幸せになるために必要なことだとわかったのです。
人は「親」と「子供の時の環境」に殆どが左右されます。
それは一生続くほど、強力な力があります。
三つ子の魂百まで、というよう、潜在意識(無意識)に深く刻まれているからです。
だけど、これは自分の力で書き換えることが可能なのです。
僕は、その書き換えを「サヨナラ・モンスター」で行いました。
「書くこと」から「潜在意識(無意識)」を辿って、
そして1つ1つ書き換えていく。
1つ1つ、真剣に本気で取り組めば書き換えることが出来ます。
もう一度繰り返します。
自分の悪い部分を知ること、
これは幸せになるために必要なことだと。
そして「サヨナラ・モンスター」は、
被害者性を吐き出し、心の中の小さな自分の親になるための方法でもあります。
それは、後の「加害者としての自分に気づけるための基礎作り」でもあるのです。
いきなり加害者としての自分に気づくなんて無理です。段階があるのです。
その段階を経て、成長することで、
自然と加害者としての自分に気づけるときが来ます。
そこまでいけば、害を加えることを減らすことが出来ます。
それはつまり、被害を受けることを減らすことでもあるのです。
被害を受けることが減れば、それだけ不幸を回避できます。
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