自分を褒めよう!「自己称賛(Self-Praise)」と「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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「自己称賛(Self-Praise)」と「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」

あなたは、褒められるのと、誹謗中傷されるのでは、どっちが好きですか? 殆どの人が「褒められた方がいいに決まってる!」と言うと思います。誹謗中傷されたい人なんていないと思います。だけど、実は、多くの人が「無意識のうちに誹謗中傷を選んでいる」のです。それが「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」です。これよりも「自己称賛(Self-Praise)」の方が健全です。「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」が強い人は他人を誹謗中傷します。そう、匿名掲示板、SNS、レビュー欄などを徘徊し、他人を誹謗中傷して歩く加害者は「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」が強い人たちです。

誹謗とは・・・そしること、悪く言うこと。
中傷とは・・・根拠がないことで他人の名誉を傷つけること

つまり「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」とは、意識、無意識を問わず、根拠が無いのに自分のことを悪く言ったり思ったりして、心の中の自分の名誉を傷つけたり、自分の評価を下げることです。これは、サヨナラ・モンスター自己肯定感の本でお伝えしている「ダメ」のことです。なので、ダメを解除しておくことも大切なことです。ダメを解除しないで、取り組みがうまくいかないのです。「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」をしながら自分の心をよくするというのは、自分を攻撃しながら回復させようとしているわけですから、上手くいかないのが当然です。なので、このダメの解除もお願いしているわけです。

「自己称賛(Self-Praise)」のメリット

「自己称賛(Self-Praise)」について、ロンパスフィールド博士は次のように言います。

私たちの自己を称賛することは、前向きな考え、感情、行動を強化し、他の人に良い結果をもたらすのに役立ちます[mfn]引用文献:Self-Praise for Health and Wellness and to Make a Difference – Grow Mindfulness(https://growmindfulness.com/self-praise-for-health-and-wellness-and-to-make-a-difference/)[/mfn] 。

ロンパスフィールド博士[mfn]参考文献:Dr. Ron Passfield e-Portfolio | Competencies, Contribution and Contexts(http://ronpassfield.com/)[/mfn]
Scope Consulting PtyLtdディレクター
プリンシパルコンサルタント– Merit Solutions Pty Ltd
アデレードギバランラーニンググループ経営学教授
英国国際経営センター協会(IMCA)准教授(組織学習)

僕もこの通りだと思います。自分で自分を褒めるとどうなるか、自分を使って実験的にやってきたのですが、今の段階で「健全な自己称賛(Self-Praise)は自尊心や自己肯定感などを高めるのに役立つ」と思っています。つまり、ロンパスフィールド博士が言っている、「前向きな考え、感情、行動を強化し、他の人に良い結果をもたらすのに役立ち」は、その通りだと僕も思います。ロンパスフィールド博士は「前向きな考えを持つことに役立つ」と言っています。自己肯定感の本を読んでくれた方なら、自己肯定感という感情がどのように発生するか理解出来たと思います。「前向きな考え(思考)」を含めた解釈が「ポジティブな感情発生」に繋がると理解出来るかと思います。「健全な自己称賛(Self-Praise)」は「前向きな考え(思考)」ですから、自分の自己肯定感や自尊心が高まり、自分が良い気分になりますので、他の人に対してもロンパスフィールド博士が言うように良い結果をもたらす場合があるのです。

僕は10代の頃、「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」をしていました。自分なんて生きている価値がない。20歳までに死ねばいい。ゴミだ。クズだ。不良品だと。「健全な自己称賛(Self-Praise)」が皆無でした。どんどん悪化していき、20代、希死念慮、自殺念慮、そして思いとどまったけど、ずっと心が苦しいままでした。それまで「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」をし続けていました。そして、馬鹿なりに勉強を始めてみたところ、視野が広がり、今での自分の考え価値観、信念、それらがおかしいことに気づき出して、そこから「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」が減りました。そして少しずつ、「健全な自己称賛(Self-Praise)」が出来るようになってきたら、自尊心や自己肯定感が高まりました。(https://bright-ms.net/post-25451/)でお伝えしたように、自己肯定感が81%と高いです。皆さんにも、「健全な自己称賛(Self-Praise)」をしていただきたいなと思っています。

少年院時代、沢山褒められた

僕は(悪いことはしたけど)悪い人間ではなかったのですが、少年院で勉強をしてきた方があなたのためになると、要は、事件も軽いから鑑別所だけで出れたはずなんだけど、家庭環境が酷いから少年院に行ったほうがあなたの為になると言われて、少年院送致になりました。面接官からもあなたは悪い人間じゃないと言われて、だから出来るだけ良い少年院に送ってあげたいと言われていて、なんていい人なんだとその時は思いました。結果、少年院に行ったところ、たまたまその時の担当の先生が嫌なやつで、手紙の内容を強要され、僕は自暴自棄だったので、逃走を決意しました。こんな腐ったところで更生なんて出来るか、と。嘘を書けと言うのは失礼です。逃げて正解でした。その結果、後で別の少年院に移送になったのですが、半年した頃、やっと真っ当な先生たちのおかげで心を開くことが出来た僕は、かなり頑張りました。生まれて初めて頑張りました。少年院に入る前はかなりのシンナー中毒だったので逮捕当時、かなり痩せていて体力もなかったのですが、少年院の強化体育で体育係をやったことや、危険物の乙種4類を取得して褒賞として山登りに連れて行ってもらったり、農耕作業時なんて先生がみんなに「菅原みたいに頑張れよ!」と僕の名前をあげてくれたりなど、かなり応援してくれて褒められるようになりました。最初の半年は逆です。逃走した人間が移送後も規則を破ってばかりでどうしょうもないやつ扱いでした。またお前か!!と調査(取り調べみたいなやつ)になり個室に閉じ込められたり。自暴自棄で人間不信だった子供が、真っ当な先生の涙と心に触れて、人間扱いをされた経験から、頑張りたいと思えるようになり、そこから頑張っている心を、先生たちは褒めることも含めて支えてくれていたのです。非行少年たちは自分で自分を褒めることが出来ません。スケープゴートタイプでもあるので、余計に「健全な自己称賛(Self-Praise)」が出来ず、「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」をして、自己犠牲に走るのです。そんな子供たちを支えて育てる親が、法務教官なのです。

そして少年院に入る前は三度の飯よりシンナーが大好きで、一番酷かった時は49キロしか体重がないこともありました。死に損ないのようになり、タクシーを待っている間も立ってられず、座っていました。17歳の逮捕前の時です。少年院から出る頃には体重が62か65かそれくらいでした。かなり健康体になりました。

そんな過去を振り返ってみて、褒められることにもプラスな部分が多いと思っています。それを自分に向ける「健全な自己称賛(Self-Praise)」、これはもっと大切だと思います。

ロンパスフィールド博士が言ったように、

私たちの自己を称賛することは、前向きな考え、感情、行動を強化し、他の人に良い結果をもたらすのに役立ちます[mfn]引用文献:Self-Praise for Health and Wellness and to Make a Difference – Grow Mindfulness(https://growmindfulness.com/self-praise-for-health-and-wellness-and-to-make-a-difference/)[/mfn] 。

「健全な自己称賛(Self-Praise)」が「前向きな思考」「感情」「行動」を強化してくれて、それを通して周りにも良い結果をもたらすことに繋がるので、あなたもまずは「健全な自己称賛(Self-Praise)」が出来るようになって下さい。それが出来るようになってきたら、健全な称賛を他人に向けることが出来るようになり、子供時代僕を褒めてくれていた先生たちのように、他人に勇気を与える人になるかもしれません。

「健全な自己称賛(Self-Praise)」において大切なポイント6つ

1、心の中の小さな自分を正しく褒める親になる
2、不誠実な褒め、嘘の褒めは不要
3、極端な褒めもいらない
4、しっかりとした成果を、しっかり褒める
5、他人と比較した褒めは不要
6、口先などの褒めではなく、心で理解した褒めが大切
7、自分他人問わず、素晴らしいものを素直に素晴らしいと思うことが大切

世界トップクラスの研究者たちの200以上の調査研究でわかったこと!「○○○な○○」が身体的心理的改善に繋がる!

サヨナラ・モンスターの公式サイトに記事を投稿しました。

【公式】恐怖克服「サヨナラ・モン...
世界トップクラスの研究者たちの200以上の調査研究でわかったこと!「○○○な○○」が身体的心理的改善に繋... 書くことが癒しになることについて、最前線の研究者である、テキサス大学オースティンの心理学者ジェームズ・ペンネベーカー博士(社会心理学者)の200以上の調査研究で...

会員限定コンテンツです。有益情報!是非ご覧下さい。あなたの「力」になるでしょう! 「○○○な○○」の締め括りに、この記事でお伝えした「健全な自己称賛(Self-Praise)」において大切なポイント6つを意識して、書いて、まとめるようにしてみて下さい。自分を褒めることを否定するのは支配者がよく使う手口ですので無視するようにしましょう。支配者は被支配者(支配される人)に依存していますので、被支配者が本当の意味で成長していくことを怖がっているのです。「健全な自己称賛(Self-Praise)」が出来るようになると、ロンパスフィールド博士が言ったように精神活動が強化されるので、強くなるのです。強くなったら支配出来ません。だから支配者は、「健全な自己称賛(Self-Praise)」を否定したり貶したりして、自己犠牲に走らせようとする場合もあるのです。自己犠牲に走る人間が一番駒にされやすいからです。勿論、自己犠牲にも良い部分が沢山あります。だけど、どう生きるかはその人の自由なので、「健全な自己称賛(Self-Praise)」をする人たちを手放してほしいと、僕は支配者に対して思うこともあります。

会員限定コンテンツに書いた、「○○○な○○」、これを意識してサヨナラ・モンスターに取り組んでみて下さい。

誹謗中傷を受けて苦しんでいる人へ

誹謗中傷で苦しんでいる人にお伝えしたいことを書きました。

僕自身も誹謗中傷を受けて苦しんだ過去があります。その心の状態が楽になる為にどうしたら良いのか。わかったことがあります。自分の捉え方が変わるだけで、苦しみが大幅に減ります。どうかそのことをわかってほしい、そう思って書きました。よかったら読んでみて下さい。

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. どのようにして「自己称賛(Self-Praise)」を健全に習慣化できますか?

自己称賛を健全に習慣化するには、小さな成功や努力を意識的に認めて声に出すことが効果的です。日々の行動や達成に対してポジティブな自己評価を行い、過剰にならない範囲で自分を褒める習慣を身につけることが大切です。

Q2. 「自己誹謗中傷(Self-Denigration)」から抜け出す具体的なステップは何ですか?

まず、自己否定の思考に気づき、その背後にある無意識の自己攻撃を認識します。その後、ポジティブな自己評価や自己肯定の言葉を積極的に取り入れ、過去の成功体験や良い面に意識を向けることが効果的です。

Q3. 自己称賛を行う際に注意すべき落とし穴は何ですか?

自己称賛を過剰に行うと自己過信や自己中心的になりやすいため、謙虚さを保ちつつ、自分の努力や成長を素直に認めることが重要です。また、他人の意見や客観的な評価も参考にするとバランスが取れます。

Q4. なぜ多くの人は無意識のうちに自己誹謗中傷を選んでしまうのですか?

無意識の自己誹謗中傷は、自分の過去の経験や育った環境の影響、自己肯定感の低さから自然に形成されることがあります。これにより、自分を守るための防衛反応や否定的な思考パターンが習慣化します。

Q5. 自己誹謗中傷を続けると他人への誹謗中傷にどう影響しますか?

自己誹謗中傷が強い人は、自己肯定感の低さを補うために他人を誹謗中傷しやすくなります。これは、自分の劣等感を他者に投影し、優越感や安心感を得ようとする心理から生じるため、自己理解と自己肯定の改善が重要です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. サヨナラ・モンスター https://info.sayonara-monster.net/lp5
  2. 2. 自己肯定感の本 https://www.amazon.co.jp/dp/B087CPFTJX
  3. 3. 世界トップクラスの研究者たちの200以上の調査研究でわかったこと!「○○○な○○」が身体的心理的改善に繋... https://sayonara-monster.com/post-2451/
  4. 4. https://www.amazon.co.jp/%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E3%82%84%E6%82%AA%E5%8F%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%EF%BD%9E%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BF%83%EF%BC%88%E7%B9%8A%E7%B4%B0%E3%81%AA%E5%BF%83%EF%BC%89%E3%81%A7%E6%B3%A3%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%B8%EF%BD%9E-%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%B6-ebook/dp/B0B3856KKT?qid=1665551068&s=digital-text&sr=1-11&text=%E8%8F%85%E5%8E%9F%E9%9A%86%E5%BF%97&linkCode=li3&tag=angel048-22&linkId=0ebf0ed2a2669fdc7cc242cd66a7f6e7&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_il https://www.amazon.co.jp/%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E3%82%84%E6%82%AA%E5%8F%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%EF%BD%9E%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BF%83%EF%BC%88%E7%B9%8A%E7%B4%B0%E3%81%AA%E5%BF%83%EF%BC%89%E3%81%A7%E6%B3%A3%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%B8%EF%BD%9E-%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%B6-ebook/dp/B0B3856KKT?qid=1665551068&s=digital-text&sr=1-11&text=%E8%8F%85%E5%8E%9F%E9%9A%86%E5%BF%97&linkCode=li3&tag=angel048-22&linkId=0ebf0ed2a2669fdc7cc242cd66a7f6e7&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_il

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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