僕は宗教二世(脱会済)で自分の境遇を恨みました。

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僕は宗教二世(脱会済)

熱心な宗教の信者の家で育った方ならわかると思いますが、宗教による洗脳環境で育つということはとても苦しいものです。僕は、物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受けてきた「宗教二世(脱会済)」です。

横道誠(京都府立大学文学部准教授)氏の記事から引用させていただきます。

「宗教2世」という言葉が一部のマスメディアで注目を集めつつある。宗教2世とは、親が信仰している宗教を同様に信仰している、または信仰していた子を指す。 従来、多くの宗教がそのような仕組みを持っていたが、近年の日本では、これが問題視されるようになってきている。[mfn]文献:横道 誠 宗教2世問題とは何なのか|社会|中央公論.jp(https://chuokoron.jp/society/118831.html)[/mfn]

目次

宗教洗脳で心が壊れた

僕が入っていた宗教は左の思想ですから、信者だった親も左の思想となり、世の中を恨み、世の中を悪く見て、その信念を固めていた集団でした。そんな環境の中で洗脳されていく中で、自分が壊れていきました。自分の命よりも宗教を優先し、たとえ火事になり自分が燃えようとも、死んでも宗教のものを守れという環境でした。宗教洗脳プラス、昔の特攻隊のような感じになれというようなものでした。そして心が壊れることを防ぐ為に非行に走ったのです。反発したり抵抗しないと頭が狂ってしまいそうでした。「子供が非行に走る原因の殆どは「親」と「家庭環境」: 過去に非行に走った僕だからわかること。非行予防と対策 | 菅原隆志 | 社会学 | Kindleストア | Amazon」に書いたように、非行は心が壊れないための抵抗だったのです。

宗教洗脳により普通の人のように生きることも出来ず、普通に人と関わることも出来ませんでした。普通が死ぬほど苦しくて、死ぬほど怖くて、耐えられないほどだったのです。そしてあとから親や自分の境遇を恨みました。もし普通の家庭に生まれていたなら俺はこんなに苦しむことはなかった…、そう思っていました。

恨みを完全に克服した

だけどその恨みは完全に消えました。どうしてこの大きな恨みが消えたか。それが「親への恨みはでっち上げ」でお伝えしているように「親を理解したから」です。親を理解するにはまず自分を理解する必要があります。自分を理解する為に数年間自分の心と向き合う続けました(サヨナラ・モンスターで)。その過程において沢山の心理的変化が起こりました。そして自己理解も含めて11年、親や自分の境遇に対する恨みは完全に消えました。今まで何度もお伝えしたきたよう、理解こそが癒しに繋がるのです。自己理解によって自分の心が無意識レベルから癒され、他者理解(親を理解すること)によって自分も親も癒やされるのです。

恨みを完全に克服した今思うことは、「過去は全てあれでよかった」ということです。過去を受容し、肯定しました。過去の嫌だったこと、辛かったこと、苦しかったことの中から「大切なこと」「成長材料」「違う視点」「親の一生懸命生きたこと」「親の愛」、色々見つけて肯定しました。

人間は恨み辛みを抱えてその思考を繰り返して生きていると、その回路が強化されていき、どんどん自分が腐ってしまいます。恨みの感情を持つことは人間として当然です。それだけのことがあったのですから。だけどそのままではいけないと思います。その恨みを消化し、次に繋げていかないとマイナスになります。親への恨みを克服したいと思う人は「親への恨みはでっち上げ」を読んでみて下さい。自己正当化の為に自分で拵えた恨みを一生持ち続ける魂胆を持っている人には不向きですが、本当に苦しみ、悲しみ、死ぬほど辛かった人にとっては毒と感じる部分もあるかと思いますが、良薬口に苦し、きっと役立つはずです。「親への恨みはでっち上げ」の最後のほうで「親を理解して親の親になれば良い!(本の目次参照)」をお伝えしています。ここに書いたことは、親への恨みの問題に詳しい著名な心理学者らが言っていることと同等です。僕自身は親を理解することで、「恨むことに繋がっていた見方」がガラリと変わり、「1人の人間が懸命に生きてきた」という視点を見つけました。このような新しい視点を沢山発見しました。これが親への恨みを根本から消す王道的方法です。永遠の赤ん坊には決して理解の出来ないことです。僕らはそんな永遠の赤ん坊を相手にしている時間はありません。それはあなたも同じだと思います。時間、人生(命)は有限です。自分の心を確実に磨いていきましょう。他人や親を変えるのではなく、自分を変えていけばよいだけなのです。自分が変われば自分が見えている世界が変わります。自分の未熟な心が親を悪くみるのです。大きく成長した後に振り返ってみると、如何に自分が卑しくて、弱くて、情けなくて、自分のことしか考えられない人間だったか気づけます。それに気づけるようになることが人間としての成長の一歩です。その変化を起こした頃には「感謝の心」も持てるようになっているでしょう。

親を親として見るのではなく、1人の人間としてみれるように自分が変われば良いのです。

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よくある質問 AI生成

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Q1. どうすれば宗教洗脳から完全に解放され、恨みを克服できますか?

自己理解と親の視点を変えることが重要です。長期間自分と向き合い、心理的変化を経験することで恨みは消え、過去を受容できるようになります。焦らず自己成長を進めましょう。

Q2. 宗教二世として育った経験は、一般的な心理的影響にどのようなものがありますか?

宗教洗脳は自己価値の低下や恐怖心、社会的な孤立感を引き起こすことがあります。また、普通の社会生活に適応する難しさや、親子関係の複雑さも生じやすいです。

Q3. 宗教洗脳の影響を受けた心の傷を癒す具体的な方法はありますか?

自己理解と心理的な向き合いが効果的です。専門家の支援や自己啓発書を通じて、自分の感情や思考を見つめ直し、過去の経験を受け入れることが癒しへの第一歩です。

Q4. 親の宗教信仰に対して恨みや怒りを持っている場合、どうやって和らげることができますか?

親を理解することがカギです。親の背景や努力を知ることで、恨みは和らぎます。時間と自己省察を経て、親子関係を新たな視点から見直すことが効果的です。

Q5. 宗教二世の経験が人生に与える長期的な影響と、その克服のためのポイントは何ですか?

長期的には自己肯定感の低下や社会適応の難しさが伴います。克服には自己理解と過去の受容、心の癒しに取り組むことが必要です。時間をかけて自己成長を促しましょう。

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    • 1日に使える時間: 約15分
    • 目的: メンタルケアの指針 / やることリストが欲しい
    • 補足: 端末はスマホのみ。静かな時間は朝。頼れるのは地域の図書館。SNSは使える。
    • いまの心の状態・セルフヘルプの進捗: 不安は強いが睡眠は少し改善。呼吸法は3日継続、感情ログは未定着。

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    6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

    あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

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