人は何かを思考する時に「自分独自の思考の枠組み」で物事を見ています。これは、物事を考えるときの基礎になる価値観です。これを変えるには「学習」が必要です。
その思考の枠組みは、自分が過去から癖になっている思考のパターンのようなもので、ネガティブならネガティブな思考の枠組みで見るので、どんなものもネガティブな面ばかり見えてしまうのです。逆にプラスの思考の枠組みで見れば物事のプラスの面が見えやすくなります。
この思考の枠組みは凝り固まっている事が多く中々変えることは難しいのですが、少しずつ変えていけば必ず新しい癖が付き変わりますので一日をどう生きるか、朝始まって夜寝るまでどう思考するかが大事です。
プラスに思考をして、プラスな言葉を発し、プラスに行動をして、そして自分のプラスが本物なら必ず他者からプラスが返ってきます。
人生はまさにブーメランだ。人に与えたものは手元に返ってくる。
カーネギー
そしてプラスな心で夜、しっかりレム睡眠をとると、それらのプラスは長期記憶として保存されていくと言われています。保存された長期記憶は過去の記憶となります。
私達は一度見たものは、都度覚える必要はないので過去の記憶を使って見て感じています。ということは過去の記憶がネガティブだと「今」もネガティブな気持ちになってしまうのです。「今」 同じことが起こっても人によって感じ方が違うのは「過去の記憶の違い」です。凝り固まったネガティブな思考の枠組みをぶち破るために長期記憶として保存されている過去の記憶を変えれば「今」 が明るくプラスになるという仕組みです。
これって凄いことですよね。この凄い事を気付かせてくれる本があります。それは以下になります。
脳を鍛える「超」記憶法
人は皆、目の前にある現実すら過去の記憶を使って今まさに生きている。
本を読んで、「なるほど!こういうことか!」と気付くことが多ければ多いほど、過去の記憶も変えていけます。過去の辛かったことや誤った記憶は、今あなたが過去よりも成長したことで新しい記憶のインプットを行えるようになっているかもしれません。
プラスの思考の枠組みを作りたい場合、一日を出来るだけプラスを意識して物事のプラスの面を見つけ出す練習をして、失敗した時こそ最高のプラスの構築時だということを意識して、自分独自のプラスの思考の枠組みを作ってみてはいかがでしょうか。
プラス思考トレーニングを行っていくのも効果的です。
脳は失敗するとこれは重要だと判断し記憶する性質がありますので、失敗したときは成功へつなげやすいのです。
「失敗は成功のもと。」です。
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