この記事でお伝えしたいことは、嬉しい言葉はその後を左右する。細部にこだわるようにしよう!ということ。
先日、出版した本(新刊)に新しくカテゴリを追加したくて「Kindleダイレクト・パブリッシング (KDP) 」にお問い合わせをしていたのですが、そのお返事の中に下記の言葉が冒頭にありました。
Kindleダイレクト・パブリッシング (KDP) にお問い合わせいただき、ありがとうございます。
このたびは、次の新刊のご出版おめでとうございます。
『静かなる償い』(ASIN: B0BM9N6Y94)
「このたびは、次の新刊のご出版おめでとうございます。」の言葉で(いつもの返信メールには無かった言葉だったので)、「あれ? いつものメール返信テンプレートではないの?」と思い、一言、新しい言葉で良い意味で刺さるものが添えてあるだけでも嬉しいという気持ちになります。お問い合わせ対象の本が新刊かどうか把握していて、自動であっても手動であっても、一言添えてあるだけで読み手としては嬉しく思います。
そして嬉しい気持ちになると、その文章の下部も「よいもの」に感じます。最初にある一文で嬉しいと感じると、その後がよいのもに感じられる。つまり僕は「嬉しいと感じる言葉」に流されたのです(良い意味で)。
上記の本の第3章で下記をお伝えしました。読んでくれた人は覚えていますでしょうか。
どんな人でも「言葉」に流されます。自分は流されないという人でも、凡ゆる方向性から言葉を投げかけ続ければ、必ず、流される言葉があるのです。良くも悪くも言葉に流されて、影響されてしまうのです。
人間である以上、言葉からの影響は避けることが出来ません。言葉には凄まじい力が宿ります。宿すことが出来ます。宿るものが大きくなればなるほど、巧妙になればなるほど、細部にこだわればこだわるほど、その効果は上がります。知っている人も多いと思いますが有名な格言に下記があります。
神は細部に宿る
God is in the details.
人は細部にこだわるようになればなるほど、その対象の価値を上げることが出来ます。細部にこだわればこだわるほど、そこに精神が宿り、まるで神が宿ったかのように素晴らしい作品になるということです。これはどんな作品であっても物であっても、文章であっても、発する言葉であっても、細部にこだわればこだわるほど、人の精神に作用しやすいものになるのです。細部にこだわってつくったものが、意識したわけではないのに、黄金比率(美しさを感じさせるデザインの王道)になっていた(あとでわかった)ということもあると言われます。
例えば、嫌がらせをする加害者が魂の殺人のレベルを上げる為に細部にこだわると当然、相手に効きやすい攻撃が出来るようになります。その逆も然り(回復の言葉も)。声のトーン1つで、相手の心理を操作することもやり方次第では可能です。細部にこだわればこだわるほど可能になります。だから良くも悪くも細部にこだわるということは重要なことです。
この細部にこだわるというのは、心の問題を解決していく上でも大事なことです。細部にこだわるからこそ新しい発見をして、それを変えることも出来るからです。気づけなければ変えることも出来ません。細部の修正が全体の修正になるのです。この考えは「サヨナラ・モンスター」の基本ですので、購入者さまは覚えておいて下さい。具体的な作業としましては、付属ツールの質問文Bの1からです。それが心の細部の修正作業です。心の問題を細分化して、全体を変えていこうとするもの、それがサヨナラ・モンスターです。
話は戻りますが、嬉しい言葉はその後を左右する。だから細部にこだわるようにしよう!ということ。これを家庭内で実践してほしいと思います。機能不全家庭では逆です。如何に相手を傷つけるか、相手にダメージを与えるか、そういう悪い方で細部にこだわる家庭もあります。僕が育った家庭もそうでした。そこにいるだけで病んでしまいます。だからそうではなく、嬉しく感じる言葉、細部にこだわって使ってみると良いと思います。
この本の最後の方で、無料で行える簡単なメールトレーニング(ポジティブになれる)をご紹介しています。言葉を使ってトレーニングをしていくのですが、早速、お申し込みをいただいております。言葉を使うことで家庭内を良くできます。ぜひ、やってみて下さい。そして「嬉しい言葉はその後を左右する。」をちゃんと確認して下さい♪
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