先日は、トラウマ転換ウォーキング(第二版)が売れてからサヨナラ・モンスターが売れました。このように、僕が販売している本や教材が1つ売れると、その後に別の教材も売れることが多いです。多分、1つ買ってみて「これはいい!」と思ってくれたからだと思うのですが、その通りで、僕が販売しているものは「本当に悩みを解決しようと思っている人」にとってはかなり良いものです。
一方、病んだフリをしていたり(疾病利得の為など)、自分の問題を誰かに解決してもらおうとしている人には不向きです。自分の力で自分を変えていきたい……と思う人には、王道と言えるもので、個人的には最高のものだと思っています。沢山の勉強をしていけばわかってきますが、最後に辿り着くところは「自分で自分の無意識レベルの認知(意味づけを変える)」というところに辿り着きます。それを効率よく書くことで変えていく方法、それがサヨナラ・モンスターです。
サヨナラ・モンスターは温故知新(おんこちしん)です。これは「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」という諺で、自分に対して行うことも大切です。つまり自分の過去を振り返って、新しきを知るということです。
なぜ自分の過去に対して温故知新が大切か。それは不幸な人ほど未熟な解釈を持ったまま過去に蓋をしているからです。それに蓋をして無かったことにして無理矢理前を向こうとしても無意識のうちに「それ」に支配されてしまっています。過去から新しい何かを得て完了させていないので、いつまでも終わらないのです。終わらないものが働き、それに蓋をしても無駄です。いつまでも浮上してこようとして「それ」が働き続けます。
つまり、自分で創った過去の自動化システムがマイナスに働いているから、無意識のうちに、自動的に、マイナスなことを増やしてしまうのです。マイナスな自動思考で自分を苦しめているわけです。だからその部分を変える為に、自分に対して温故知新で過去を温めて、新しい何かに気づいて、認知を変えることが大切なのです。
20世紀最大の天才理論物理学者アインシュタインは下記のように言いました。
私たちは、過去から学び、今日のために生き、未来に希望を持たなければならない。
アルベルト・アインシュタイン(20世紀最大の理論物理学者)
これは自分の心に対しても同じです。
1、自分の過去から学んで新しい発見をする(温故知新)。気づき、成長。
2、「1」の成長と共に今日を生きる。
3、「1」の成長と共に希望を持って生きる。
今を生きることも、未来に希望を持つことも、実は過去の振り返りによる成長があってこそなのです。
いつまでも親を恨んで絶望している人が、もし過去を振り返って、「忘れていた大切なもの」を思い出すことが出来て、バランスよく物事を考えて恨みを克服したとしたら、希望を持って今日を生きれるようになるでしょう。結局、自分で創った物語で自分を苦しめているに過ぎないのです。人は皆、無意識のうちにシナリオを創っています。それを演じています。
親への恨みを乗り越えたいのなら、「親への恨みはでっち上げ」でお伝えしたよう、、、
・親の愛は十分過ぎるくらいもらっていたと気づく
・自分を幸せにするのは自分なんだから、幸せになる決心をする
これをやりましょう。今の自分が幸せなら恨みなんて出てこなくなります。要は自分で自分を幸せにする義務を怠っている言い訳として親への恨みを持ち出しているようなものです。親の愛が足りないだの、無償の愛がどうのこうのと騒いでいる人たちは、簡単に言えばよく深過ぎるのです。もっとよこせもっとよこせと。そして悲劇のヒロインを気取ってそういうシナリオを創って演じているのです。僕のように、親の愛は十分過ぎるくらいあったじゃないか……!と気づいて目が覚めた人は、親の愛などもう欲しがりません。目が覚めるというのはこういうことです。僕も目が覚めました。
話は戻りますが、、、人は皆、無意識のうちにシナリオを創っています。それを演じています。サヨナラ・モンスターの付属ツールで書いていることは、シナリオの変更でもあるのです。自分のシナリオを自分で書き換えているのです。サヨナラ・モンスターで自分の過去情報を書き出して、そこから新しい発見をしながら学びましょう! 変わることを特別だと思わないで下さい。人は変化し続ける生き物です。今日も明日も、10個でも100個でも何かを変えて良いのです。たった一つの気づきでも良いのです。変わり続けていく、それが生きるということです。変わらないということは不安定になっていくということなのです。人は無変化の中で不安定になり、変化の中で安定していくのです。
変化し続ける、、、それが生きるということです。
まったく逆説的なことだが、成長や改革、変化においてのみ、真の安定を見つけることができる。
アン・モロー・リンドバーグ(アメリカ合衆国の飛行家、文筆家)
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