「環境のせいにするな」「人のせいにするな」という不快な言葉を使っている者が責任転嫁している可能性がある!神経細胞ミラーニューロンにより相手を真似て影響を受けてしまうのが自然なこと!

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あなたは大きな勘違いをしていませんか?

人は環境(人間関係)に 影響されることが自然なことですが、

「影響される」ことと「○○のせいにするな」を混ぜていませんか?

「環境のせいにするな」「人のせいにするな」という言葉を使っている者が責任転嫁している可能性があると思ったので記事にしておこうと思います。

神経細胞ミラーニューロン

まず、モラルハラスメントの加害者は「環境のせいにするな」と、事実を捻じ曲げて、それが正しいかのような言い方をします。「人は環境に左右される」これって当たり前のことなんですよね。神経細胞ミラーニューロンを勉強してほしいと思います。勉強すれば理解できることなんです。人は環境に左右される。

他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。

引用元:ミラーニューロン – Wikipedia

「環境のせいにするな」は勉強不足からくる考え方

「環境のせいにするな」というのは勉強不足からくる考え方です。言われたほう不快になります。「勝手に決めつけてこないでよ」と。

人は環境に影響される生き物なのは当たり前のこと。環境の中で最も影響が大きいのは「人間関係」です。なぜ人間関係なのか?神経細胞ミラーニューロンにより相手を真似て影響を受けてしまうからです。だから人は環境に影響されるのが普通のこと。

「環境に左右されてしまった」と言う言葉は、何の問題もない普通の言葉です。これに「環境のせいにするな」と言う側が無知で相手を傷つけることに繋がるかもしれないのです。

環境に左右されることは普通のこと。だけど、人や環境に左右されない自分になっていきたいと思っていけばさらに成長が出来る。それを「環境のせいにするな、お前はダメな奴だ」と、うまくレッテルを貼ってセルフイメージを下げようとしてくるモラルハラスメントの加害者には注意が必要だということです。

人は神様のように完璧ではない

「環境のせいにするな」と言う人は「ワシは、一切、環境に左右されない神様だ!」とでも思っているのかもしれませんね。人は神様のように完ぺきにはなれません。そして、人それぞれ比較しようのない環境で育ってきています。

人間は環境に左右されるからこそ、人間関係を選ぶことが大切。「社会に出たら不良交友断絶をしてね」と少年院でも言っていましたよ。更生を謳う少年院でさえ影響を知っている。

「環境のせいにするな」という言葉は、言い換えると「支配的な影響の受けない場所に行くな」と心を縛り上げることに使われることもあるんです。「環境のせいにするな」を鵜呑みにすると支配的な影響のある中、頑張らないといけない気がしますよね。そんな環境では成長できるものも成長しにくくなります。

このように一見、正しいかのように思える言葉が、実は巧みに心を縛り上げ、支配する言葉の場合もありますから要注意です。

「環境のせいにするな」は「すり替え」で不快

「環境のせいにするな」って言葉には「すり替え」があるから不快になる言葉。

個人的にですが「環境のせいにするな」っていう人ほど、政治が悪いとか、国が悪いとか、あれが悪い、これが悪いって言っているような気がしますけど、逆に「人は環境に左右されるもの」と言っている人ほど冷静だし「責任」を持ってる。

区別をすることが大事

実際に”せい”にしていることと、”せい”ではないことの区別を理解してみたらよいと思います。

”せい”は”所為(ある人の行為から生ずる結果)”のこと。

つまり「他者の行為から生ずる結果」「自分の行為から生ずる結果」「区別」が大事だということ。

こういった区別が出来て、冷静に物事を見れるようになってくると「○○の所為から生ずる結果によって、自分が悪影響を受けている。だから、その受ける悪影響を減らすために、更に自分を成長させたい」と考えることが出来るようになります。

本当の”○○のせい”は?

本当の”せい”は、「自分の行為から生ずる結果」だったのに「他者の行為から生ずる結果」だとすること。

「他者の行為から生ずる結果」なのに、勘違いして、「自分の行為から生ずる結果」だと理解できず、本当に、「他者の行為から生ずる結果」だと思い込んでしまっていることもあります。それを相手に伝えるから相手も不快になって「人のせいにするなよ」と言う場合もあります。

特に、モラルハラスメントの加害者と被害者の間では「○○のせいにするな」という言葉を使う人が多いです。これは、自らがモラルハラスメントの加害者の性質があると自覚できないから、互いに相手が一方的に悪いとしているからです。

被害者であったはずなのに、今度は被害者を盾にして加害者になっていたり、被害者を装いながら加害者になっていたり、色々なパターンがあるのがモラルハラスメントの世界です。

だから「責任の所在」を明らかにすることは必要だったりします。

あとは、モラルハラスメントの世界から抜け出すには「人生勉強」が必要不可欠です。

 

 

心の深層に眠る"モンスター"と向き合い、真の自分を解放しよう
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この記事を書いた人
菅原隆志43

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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