毒親は自分がされた未解決問題を無意識のうちに子供にやる場合があります。自分の不幸な苦しみの世界へと道連れにしようとする。

毒親は自分がされた未解決問題を無意識のうちに子供にやる場合があります。

例えば、毒親が長い時間をかけて騙され奪われ悔しい思いをしたとする。我が子に10年かけて騙し奪い悔しい思いを抱くようにする。これをされた側の子は「本当に許せない…」という思いを抱くかもしれません。1回2回の単発的なことではなく、長期的に複合的に10年という歳月を経て騙されたら、そう簡単には許すことなんて出来なくて当然だと思います。

自分の不幸な苦しみの世界へと子供を道連れにしようとする。これは、「助けてほしい」というメッセージの場合もあると思います。自分の子供を道連れにするほど「誰か、お願い!わかって」と言えずに心の牢獄に堕ちているのかもしれません。

このように道連れにしてでも助けてほしいのかもしれません。そうなら「逆に引き上げてやる!」くらいの思いで大切なことを伝えてあげると良いかもしれません。毒親に「自分が苦しかったんでしょ?道連れにするほど…。それを責め上げる気はない。今から変えればいい。過去はもう過ぎたこと。過去を認め。認めたところから変わっていく。それでいいんじゃない?」と。

何が正解かなんて決まっていないけど、圧倒的な思いで苦しみの世界へ堕ちていく毒親を引き上げたいのなら、まず、自分が変わることです。自分が成長すればその分だけ、毒親も変わってくるでしょう。

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依存することは素敵なこと

依存することは素敵なことの場合もあります。例えば依存関係はマイナスでしか言われませんが、それは認知の歪みです。偏っています。何事にもマイナスもあればプラスもある。

依存関係だからこそ変えられることだってあります。もう一度この画像を見て下さい。

手錠を依存として見て下さい。繋がれているからこそ、片方が「逆に引き上げてやる!」という思いを持てば相手を奈落の底から引き上げることだって出来るのです。そこら辺で立派な人を気取っている高みの見物をしているような者が高いところから細い糸を垂らして「ほら、上りなよ。ダメじゃないか、ちゃんとつかまないと」なんていう支援では届かない領域もあるのです。

依存がすべて悪いわけではありません。心傷ついた者たちが、肩を寄せ合い、傷をなめ合い、癒し合い、依存しあい、何が悪いのか。誰もが必ず何かに依存しています。人間である以上「酸素」にだって依存します。それを偉そうに「自分は精神的な自立してますぅ」みたいな無様な遠吠えで極一部の者たちをスケープゴートしている姿は、まるで「魑魅魍魎」です。

言葉が悪くなってすみません。

損得勘定なしで真剣に重症な人に向き合った、心理学者ユング、エリクソンなどは本当に凄いのです。

心の毒を解毒する方法

【公式】恐怖克服「サヨナラ・モン...
毒親をやめたい?毒親自身が抱える心の毒を解毒する方法: セルフヘルプ教材『サヨナラ・モンスター』を活用... [capbox title='菅原隆志より' titlesize=18px titlepos=left titleicon='icon-book-open' titlepattern=2 bdsize=4 bdstyle=1 bdcolor

 

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

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