認知の歪みの1つである「先読みの誤り」で決めつけてしまうと相手とのトラブルになることもある!「先読みの誤り」がある人は実は能力者の卵!?「正しい先読み力」に変えていけば役立つ!

相手の考え、相手の言いたいことを「先読み」をして決めつける女性と、すぐに怒りを出し爆発する男性の「気づき」です。

2人は、とにかく喧嘩をすることが多かったのですが、互いに「理解は癒し」だと知り、一歩踏み込んでみたのです。すると、相手の考え、相手の言いたいことを先読みをして決めつける女性は、小さい頃から「言わなくても、お前はわかるのが当たり前だから先を読んで、さっさとやれ」というような環境で育ち、恐怖と共に育ったことで「先を読まないと怖いことが起こる」と深く思い込んでいました。

また、すぐに怒りを出し爆発する男性は、支配と恐怖の家族の中で、やってもいないことをやったとでっち上げられ決めつけられ、それを拡散までされる環境で育ったことによる「勝手に決めつけられる傷」がありました。つまり、互いの心の深い部分の「」が癒されるために刺激し合っていたのです。「先読みし決めつけてしまう先読みの誤り」と「勝手に決めつけられる傷」がぶつかり合ったのです。

先読みの誤りとは、

根拠もなしにマイナスな結論に飛躍する。誰にでもわかるはずのない未来を決めつけて「自分はずっと不幸なんだ!」という思考。

https://bright-ms.net/?p=642

先読みが、当たっているなら未然に防ぐことも出来るので良いですが、多くは外れています。実際にはそうならないことを、あたまもそうなるかのように思い込んでいくので、無意識のうちに本当にそれを実現しようとする場合もあります。

例えば、子供の時に怒られ続けて育った子は、大きくなっても「また怒られる!」と根拠もなしに思い込んで、無意識のうちに相手が怒るようなことをして、本当に怒られる状況を作り出して「ほらやっぱり怒られた」と先読みの誤りを無意識のうちに実現しようとしてしまうこともあります。

なので新しい視点を手に入れる必要があるのです。「今は過去とは違う」と。

こういった過去の傷は、癒すために表面化してくることがあります。まるで「早く心の奥の”気づいていない過去の深い傷”に気づいて癒そう」と言っているかのように。

このことに先ほどの先読みをする女性と、勝手に決めつけられることが傷になっている2人で気づき、男性は「もう大丈夫だよ。先読みをしなくても怖いことはもう何もない。」と伝え、互いに納得が出来たことで、2人の関係は以前よりもだいぶ良くなりました。

「喧嘩するほど仲が良い…」本当にその通りです。マイナスに向き合った先には素敵な未来があります。つまり、「過去の清算は未来の幸せ」です。 傷つけ合っている人は、これ以上傷つけ合うのはやめて、相手の隠れた悲しみに気づいてみましょう。

お互いに抱えている傷を素直に認めて、理解して、「今は過去とは違う」と認め、新しい関わり方に変えてみましょう。お互いに相手を思いやる気持ちがあれば、きっと理解し合えると思います。

ただ、先読みは「先読みの誤り」が問題になりトラブルを生み出す恐れがあるのであって、先読みが当たるのであれば、ものすごく役立つ力ですよね。正しい先読み力は役立つのです。なので、「先読みの誤り」を「正しい先読み力」に変えていけばいいと思います。

どうやって?

正確な予測が出来るようになっていけばいいんです。まず予測の意味を引用してご紹介しますのでお読み下さい。

事の成り行きや結果を前もっておしはかること。

引用元:予測(ヨソク)とは – コトバンク

自分の知っていることを元に、結果を前もって推測するということ。認知の歪みの1つである「先読みの誤り」がある人は、先を読む勢いはあるんですが、それが外れてしまう。だから問題。

つまり、「先読みの誤り」の人は「元になっている自分の知っていること」自体に誤りがあるから外れるのです。逆に、元になっている知っていることが正しくて現実的なら、予測が当たる可能性は高くるのです。

そう、「先読みの誤り」の人に足りないのは「学習」なのです。足りない点を埋めれば「先読み力の高い人」になれるということです。ぜひ、いろいろな「学習」をしていき、自分の能力を開花させてみて下さい。

マイナスの裏側はプラスです。

「先読みの誤り」の裏側は「先読み力」です。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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