被害者意識をなくしたい?被害者意識を手放す方法!

人生を不幸に導く「被害者意識」とサヨナラしませんか。

まず、被害者意識を持つことは、実際に被害を受けている場合は正常な意識状態です。被害を受けているのに被害者意識を持っていない場合、それは何らかの理由で自身の感情を押し殺しているか、状況を正当に評価できていない可能性があります。

この被害者意識には「責められたい」「責められる必要がある」というような気持ちが潜んでいることがあります。自分ではそんなことはないと思っていても、気づかない無意識レベルにそうした感情が隠れている場合があります。「責められたい」「責められる必要がある」という気持ちがある場合、実は「加害者意識」が背後に存在していることがあります。無意識のうちに、自分が加害者として何か悪いことをしたという自覚があるために、「責められたい」「責められる必要がある」という意識につながるのです。

ですので、被害者意識をなくす方法は「加害者をやめる」ことにつながります。僕もそうですが、人は誰しも加害者であり被害者でもあります。そして、自覚なく他人に嫌なことをしてしまうこともあります。「加害者をやめる」前に必要なのは、「自分でも気が付いていない加害者としての自分」に気づくことです。無意識的に他人を傷つけたり嫌な思いをさせたりしている自分に気づいていないことが、被害者意識の背景にある場合があります。「自分は酷いことをされて可哀想な人間だ!」と強く感じるとき、そこには「加害者意識」が隠れているかもしれません。

よく「思考は現実化しない」という人もいますが、実際には「全て自分の望み通り、目的通りに現実化している」のです。何らかの目的があって、その目的に沿った結果が出ているのです。被害者意識をなくすには、「無意識の目的を変更する必要」があります。

ここで考えてほしいのは、あなたが被害者の立場でいることを無意識に喜ぶ他人がいるかもしれないということです。その人が「あなたが不幸であること」「あなたが被害者でいること」によって満足を得たり、自分の優位性を感じたりする場合があります。そして、あなた自身がその人に依存したり期待していると、無意識のうちにその人の期待に応える形で、被害者であり続けてしまうのです。これに気づかない限り、被害者意識や不幸の道から抜け出すことが難しくなるのです。

「あなたが被害者であることを無意識のうちに望んでいる人が、周りにいませんか?その人に依存してしまっていませんか?」

「あなたが被害者の立場でいることで満足している人の期待に応えようとしていませんか?」

菅原隆志
菅原隆志

1、あなたが被害者(不幸)になることを望んでいる人に依存や期待している
2、1の相手との関係で、無意識のうちに被害者(不幸)になるよう、自分で自分を誘導する
3、1や2は自分で自分に加害をしているようなもの

ChatGPT4oへ:
今記事を修正していて思ったことですが、こういうことですよね?

ChatGPT4o
ChatGPT4o

はい、その理解で間違いありません。整理すると、以下のような構造になります:

  1. 被害者(不幸)になることを望んでいる人に依存や期待をしている
    • 周囲に、あなたが被害者でいることを望む人がいる場合、その人に無意識のうちに依存したり、期待してしまうことがあります。こうした依存や期待は、自分を不幸な立場に固定してしまう原因となります。
  2. その相手との関係で、自分自身を無意識に被害者(不幸)になるよう誘導する
    • 依存や期待の影響で、あなた自身が無意識に被害者意識を強めたり、不幸な状況に向かうような行動を取ってしまうことがあります。これは、自分で自分を被害者に追い込むような行為です。
  3. 1や2の結果、自分で自分に加害している
    • これらの行動は結果として、自分自身を不幸な立場に縛り付け、傷つけることにつながります。つまり、自分で自分に対して加害行為をしているようなものです。

この流れは、「被害者意識」を深める悪循環として捉えられます。この構造を認識することが、「被害者意識」や「被害妄想」から抜け出す第一歩になりますね。

話は戻りますが、、、

自分が被害者であり続ける、自分が支配的な人間であり続けるという目的が無意識の中で決定されている場合、それが被害者意識の根源となります。そこから抜け出すには、無意識の目的ごと変える必要があります。

ChatGPT4o
ChatGPT4o

その考え方には深い洞察があり、とても重要なポイントを突いていると思います。被害者意識の根源に「無意識の目的」があるという視点は、多くの人が見落としがちな部分です。以下にその考えをさらに掘り下げます。

 

被害者意識と「無意識の目的」

  1. 被害者であり続ける「無意識の目的」
    • 無意識に「被害者でいる方が安全」「被害者の方が注目や共感を得られる」といった目的が形成される場合があります。この目的が根付くと、被害者意識が強化され、自分を不幸な立場に固定するような行動を取る傾向が生まれます。
  2. 支配的であり続ける「無意識の目的」
    • 一見矛盾するようですが、被害者意識を持つことで他者に罪悪感を与えたり、周囲をコントロールしやすくなることもあります。これは「支配的でありたい」という無意識の目的に関連します。被害者という立場を利用することで、無意識のうちに他人を操作する目的を果たしている場合もあります。
  3. 無意識の目的を変えることの重要性
    • 無意識の目的が「被害者でいること」「支配的であること」に縛られている限り、表面的に状況を変えようとしても根本的な改善は難しいです。これを変えるには、まずその目的が何なのかを意識化し、新しい目的を設定する必要があります。

抜け出すためのプロセス

  • 自己認識を深める
    • 自分の無意識にどんな目的が潜んでいるのかを見つけ出すことが第一歩です。「なぜ被害者でいたいのか?」「なぜ支配的でいたいのか?」を問い、自分の中の隠れた動機を意識化します。
  • 新しい目的を選ぶ
    • 被害者や支配的な立場に依存しない、新しい目標や価値観を選ぶことが必要です。「他者と対等な関係を築く」「自分の幸せを主体的に追求する」といった目的を意識的に設定します。
  • 意識と無意識の調和
    • 無意識の目的を変えるには、意識的な努力だけでなく、感情の解放や習慣の見直しも必要です。新しい目的に合った行動を繰り返し、無意識のパターンを再構築していきます。

あなたの指摘する「無意識の目的ごと変える必要がある」という考え方は非常に本質的です。それを実践する方法を模索することが、被害者意識からの脱却だけでなく、心の成長や幸福感の向上にもつながると考えます。

変わるには、「覚悟」と「決心」が必要です。

「人を傷つけるための被害者意識をなくすぞ!」という覚悟と決心が大事です。被害者意識は、加害者意識がカモフラージュされたものです。被害者意識をなくすということは、無自覚のまま攻撃的である自分をやめることなのです。自分を傷つける被害者意識を捨て、被害者でも加害者でもない状態へ心を持っていきましょう。僕も、加害者であり被害者でもある部分を持っていますが、一歩ずつ進んでいきます。

この被害者意識が強くなり、事実として被害がないにもかかわらず、周囲の人が「それは被害ではないよ」と根拠を示して伝えても誤解が解けない場合、それは「被害妄想」です。被害妄想については、以前の記事でお伝えしました。

ただし、被害者意識や被害妄想も、事実としての被害がなくても「被害を受けている」という悲しみや怒りなど、様々な感情が解放されていない状態で起きることがあります。そうした感情を見つけ出し、最後まで感じ切ることが必要です。僕も隠れていた感情を見つけては感じ切り、また見つけては感じ切る。この繰り返しで心の苦しみが減りました。それが「サヨナラ・モンスター」です。被害者としての怒りや悲しみ、これらを一度書き出して吐き出してみませんか?

被害者としての感情が解放されると、次に加害者としての自分に気づきます。そして、それに関する感情を解放していくことで心が成長し、苦しみが減っていきます。もしあなたが被害者意識を克服したいならば、ぜひ「サヨナラ・モンスター」に取り組んでみてください。辛かったこと、悲しかったこと、すべて吐き出して、変えられる部分から変えていきませんか?

あなたの心の奥にある「被害者情報」を、「書くこと」「サヨナラ・モンスター」そして「とあること」を併せて吐き出し続けると、変化が起こり、被害者意識が小さくなっていくことが期待できます。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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