モラルハラスメント加害者(支配者)は、侵略者、侵害者、侵入者、侵食者です。相手の気持ちを考えず、他人の領域にズカズカと勝手に踏み込んでくることがあります。このような加害者は「強姦者(レイプ加害者)」の場合もあり、彼らは自分に問題があることに気づいていないのです。
“専門家らが指摘するレイプ加害者のもう1つの共通点は、加害者は自分たちに問題があるとは考えていないということだ。”
引用元:「レイプ加害者」たちの意外な素顔と共通点 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準(https://toyokeizai.net/articles/-/197841?page=3)
何故、彼らが自分の問題(強姦的、侵略、侵害、侵入、侵食)に気づいていないか。それは「無意識」だからです。何故無意識なのか。無意識から無意識に渡り歩く情報を正しく処理せず、同一化して生きてきたから。その最もたる例が、強姦を好む暴力団員に同一化した者が強姦をするようになるというもの。
そんな彼らは、次のように主張するという。
“彼らは性的暴行があったことを認めないのではなく、その犯罪は、自分たちに「取りついた」怪物が行ったのだと主張するのだ。”
引用元:「レイプ加害者」たちの意外な素顔と共通点 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準(https://toyokeizai.net/articles/-/197841?page=3)
彼らは、自分に取り憑いた怪物が行ったと主張している…。もうお分かりでしょう。つまり、これがサヨナラ・モンスターで言うところの「モンスター(纏まり)」に、無意識のうちに突き動かされたということ。ですから「深い理解」で紐解かないといけないのです。
我々が何年も前から「深い理解が癒しになる」と言い続けてきましたが、東洋経済オンラインさんの記事にも、次のように記載されています。
”加害者の理解は性的暴行抑制につながる”
(https://toyokeizai.net/articles/-/197841?page=3)より
記事タイトルの下に記載されているように、理解こそが解決に繋がることに気づいている人が増えているのです。
「本当の理解の力」で、彼らの無意識に棲みつく、彼ら加害者が言う「怪物」、サヨナラ・モンスターで言うところの「モンスター(纏まり)」、、、これを解かないといけないのです。紐解くまでは”いたちごっこ”です。加害者を抑えても、別の加害者が生まれるだけです。連鎖していますので。
問題の根っこは無意識(気づいていない部分)にありますから、如何に、この気づいていない部分を引っ張り出すか、これが重要なのです。この作業が、サヨナラ・モンスター教材本編の「必ずメモしておくこと」の作業であり、この質を高めることが重要なのです。無意識とは、要は、”気づいていないもの”ですから、気づいていないことに気づいていく作業を、根気よくやる必要があるのです。
彼ら加害者が言う「怪物」、これは、アプリのようなものなのです。自分の中にアプリがインストールされていて、それに自動で突き動かされているので、彼らは、自分に取り憑いた怪物が行ったと主張しますが、それも含めて自分ですから、やったのは自分です。自分以外の所為ではありません。自分の所為です。その「怪物アプリ」を自分の中に構築したのも、気づかないまま生きた自分の所為です。
ですから、自分で、責任を持って、その怪物アプリをアンインストールする作業をしないと、根本解決に至ることはありません。「モンスター(纏まり)」と「サヨナラ」するには、自分の心の管理者にならないといけません。管理者とは、管理する者、管理とは、”良い状態であるように気を配り、必要な手段を使ってとりさばくこと。(Google検索結果より)”です。気を配る、それは「親への恨みはでっち上げ」の第9章、「支配者になれ」でお伝えしていることです。支配者になり、管理者になることで、モンスター(纏まり)とサヨナラすることが出来るのです。そのために、サヨナラ・モンスターの1つ1つの他の作業が必要になってくるのです。未処理未消化の感情を見つけるのも、支配者になり、管理者になるためでもあるのです。支配者となり、管「理」者となると、「理」の力が上がりますので、「自己理解」の力が上がり、理でモンスター(纏まり)を解きやすくなるのです。
心の奥にモンスターを創ったのは自分です。ですから、自分の力で「モンスター(纏まり)」を小さくしよう(紐解こう)!
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