北海道の冬が好き。黒い嘘でさえ、真っ白い雪で覆ってくれるような強さがある。

自己理解・自己受容(1)

これは過去に書いた記事ですが、投稿していなかったので今投稿します。

僕は北海道の冬が好きです。

過去、自覚の無い無数の心の傷を抱えていて、全てが嫌になり、心を閉ざして、何も信じられなくなり、心の底から汚い嘘を嫌い、人の汚さに絶望して、それから離れていくことで北海道に辿り着きました。心の中で想像していた「心の温かさ」は、北海道の真冬の寒い中で、暖かい暖炉があり、そこには汚い嘘が1つもない。そんな想像でした。

人は何故、汚い嘘をつくのか。私利私欲のために、他人を陥れてでも自分の何かを満たそうとする。そんな汚いやり方で満たしたものなんて、一瞬の満足であり、すぐに、ひび割れた隙間から漏れ出して、飢えていくのに。僕はそんな偽物が嫌いになり、人が嫌がる方へと進んでいった。それが北海道の田舎です。欲望にまみれている人にとっては、とても居心地が悪く、生活しにくい場所です。退屈で仕方ない場所です。何もありませんから。だけど、小さな幸せが好きな人にとっては、とても良い場所です。

凍てつく寒さが、汚い嘘を跳ね除けてくれて、僕の心を守ってくれました。人間不信になり、些細なことで傷つき、怒りが抑えきれなくなることもあり、自分でもどうしていいか分からないほど心がボロボロでした。そんな僕の心を癒してくれた1つの存在、それが、今飼っている保護猫です。保健所で殺処分されるはずだった猫と、あともう少しで死を選択するところだった僕は、どこか似ているところがあるなと、勝手ながら思ったこともあります。動物は、嘘が一つもない。自然も嘘をつかない。汚い嘘なんて一度もない。自然は厳しいから人の命を奪うときは容赦無く奪います。だけどそこにも嘘は1つもありません。一部の真っ当な人、そして動物も自然も僕を汚い嘘で悪者扱いしないし、信じてくれている。猫は寝るときはいつもゴロゴロ喉を鳴らしている。僕がちょっかいを出し過ぎて嫌な時は、蹴飛ばしてくれる可愛いやつだ。そんな汚い嘘のない環境で、時間をかけて、僕の心が少しずつ癒されていった。

八街少年院の取り組みでも、動物を使った矯正教育プログラムがあります。汚い嘘や裏切りなどで心を閉ざした非行少年少女たちも、このような動物との触れ合いの中で、きっと心癒されていくでしょう。

汚い嘘を好む人間は、雪を好むことが少ない。田舎も嫌う。彼らは、隠れてコソコソしやすい環境(紛れられる環境)を好みます。フライングモンキー、駒、こういった利用出来る者がいてなんぼですから、それがないところを嫌がります。僕はその生き方を個人的に嫌いなだけで、その人をどうにかしようと思っているわけではありません。生き方は自由ですからその人の自由です。その人にとっては、汚い嘘を使うことで、何か意味があるのだと思います。それを否定する気はありません。人の自由ですから。

僕の場合は、凡ゆるものを凍結し清浄してくれる感じの真冬が好きです。そこには、汚い嘘が入り込む余地が無く、黒い嘘でさえ、真っ白い雪で覆ってくれるような強さがある。そんな感じが好きです。

心の深層に眠る"モンスター"と向き合い、真の自分を解放しよう
あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、そのモンスターと対話し、心の傷を癒し、真の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。
この記事を書いた人
菅原隆志43

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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