性格の悪い弱者がスケープゴート(悪役)を創っている!!

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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性格の悪い弱者がスケープゴート(悪役)を創っているということについてお伝えします。

その前にまず、次の動画をご覧下さい。

山口組弘道会などの捜査指揮を執る愛知県警幹部が、女子高生の太ももを撮影し現行犯逮捕されました。

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スマホで女子高生盗撮し逮捕 愛知県警“山口組”捜査幹部

このニュースを見て思ったことを書きたいと思います。下記文章はニュースとは関係ありません。

目次

皆、同じ人間であり、誰でも悪いことをする

ニュースにあったよう、捜査指揮を執る愛知県警幹部だって悪いことをするのです。人間ですから誰にでも間違いがあります。それは裏社会を生きる人たちも同じです。同じ人間です。僕が言いたいことは一部の人間たちだけを悪役にするな、そう思うのです。

多くの方にお伝えしたいことは、裏社会で生きる人たちも同じ人間であり、誰しもが心の傷を抱えて生きているということを理解出来る人が増えてほしいと思っています。犯罪や暴力などを肯定しているのではありません。犯罪や暴力を減らすために理解を深めてほしいと思っています。理解が深まれば、それが1つの癒しに、全体の癒しに繋がるのです。

人は誰もが、加害者でもあり、被害者でもあるのです。裏社会の人たちにも被害者の部分が沢山あるのです。一部の人間だけを完全なる悪人、加害者として見ることが、間違ったものの見方なのです。

一般人の一部が反社会的勢力を増やしている

裏社会で生きる人たちを増やしているのは、実は、一般人なのです。一般人の一部が「スケープゴート」を必要としている限り、隅に追いやられて行き場を失う人間が出てくるのは当然のことなのです。このことを理解しないまま、比較的健全な組織であったヤクザ組織を締め上げていけば、結果、何らかの形に変わり出すこともあり、その変わった形による結果が一般人に降り注ぐ可能性があります。

既に、日本の裏社会の一部はメキシコの麻薬組織と関わり出しています[mfn]参考文献:大量の覚醒剤…背景にメキシコ「ハリスコ新世代カルテル」(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース(https://news.yahoo.co.jp/articles/ed589cf46ef3c67ef93c323e047db344f8c04daa)[/mfn] 。関わりが出来ると似てきます。感情は無意識のうちに伝染します。メキシコの麻薬組織がどんなことをしているか、ネット検索をするだけでもその残虐さが窺えます[mfn]参考文献:メキシコ カルテル 残虐 – Google 検索(https://www.google.com/search?q=%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3+%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AB+%E6%AE%8B%E8%99%90&oq=%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AB%E3%80%80%E6%AE%8B%E8%99%90&aqs=chrome..69i57.6052j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8)[/mfn] 。徹底した恐怖支配です。麻薬を使った強力な支配(潜在意識にたっぷり浸透させる支配)です。

日本のヤクザを締め上げてしまった結果、水面下に潜りマフィア化へと向かい、結果、一般人が怖い目に遭う確率が上がってしまうのです。将来的に「ヤクザの方が良かったな……(優しかったな……)」と言う人、思う人が増えるのではないでしょうか。本当の意味で怖い目に遭って初めて、それまでの全体像が見えてくるものです。そして本当の恐怖支配を舐めてはいけません。見えない「柵(しがらみ)」で逃げられないようになります。心が縛られます。変な縁(えん)を創ってしまうと逃れることが出来なくなるのです。それが恐怖支配の恐ろしさの1つです。

次の2つの引用文をお読み下さい。産経ニュースからの引用です。

懸念されるのは「報復」だけではない。判決がもたらす衝撃があらゆる暴力団組織に及び、水面下でのマフィア化が加速するのではないかという点だ。[mfn]引用文献:【多面鏡】暴力団への画期的判決 薬が毒に?水面下の不穏な「反社」 東京社会部長・酒井孝太郎 – 産経ニュース[/mfn]

まさにこれです。丁度今がマフィア化への節目の時だと思います。裏社会を生きている人たちの多くはスケープゴートタイプです。隅に追いやられ、中には理不尽に悪役にされた人も多いです。言い換えれば、表社会の誰かの汚さにより深く傷ついた人たちが多いのです。そして隅に追いやられながらも、所在を明らかにして、正々堂々としている人たちも多くいたり、そういった組織形態だったのも、正当性の無意識的主張の側面もあったのです。それを更に追いやってしまうとどうなるか、一部の人は心が折れて更生すると思いますが、全てが更生することは不可能です。命を懸けている人たちもいますから、水面下にどんどん潜っていく人も増えるでしょう。

次の引用文も、産経ニュースからの引用です。

他方、じわじわと染み出す裏社会の「毒」は、善良な市民を脅かし続けている。弱者が食い物にされ、ときに危うい誘惑によって奈落に落とされる。日常に潜む狡猾(こうかつ)なわなを見抜くのは至難の業であり、現状では摘発強化にすがるしかない。暴力団の動向だけを追っていればよかった時代はとうに過ぎ去り、われわれは不穏の中にいる。[mfn]引用文献:【多面鏡】暴力団への画期的判決 薬が毒に?水面下の不穏な「反社」 東京社会部長・酒井孝太郎 – 産経ニュース[/mfn]

上記にあるよう、見抜けないレベルの狡猾な罠が日常に潜む。不良が「水面下に潜る(もぐる)」ということは「潜む(ひそむ)」ことに関してのレベルもどんどん上がっていくのです。進化するのです。だから、日常に潜む罠が増えるのです。そこで何故弱者が食い物にされるかわかりますか? ここで「弱者」=「善」という固定観念を取り払って下さい。いえ「弱者」=「悪」或いは「権力者」という視点も持ってみて下さい。弱者と言っても性格の良い弱者もいれば性格の悪い弱者もいます。

心理学三大巨頭の1人アドラーはこう言いました。

わたしたちの文化においては、弱さは非常に強くて権力がある

アルフレッド・アドラー

弱さ、そして、嘘、、、これが「人を隅に追いやる力」になるのです。

次は、哲学者ニーチェの名言をお読み下さい。

かれらはその手足が弱々しく萎えているので、自分を善良だと信じているのだ。

フリードリヒ・ニーチェ

性格の悪い弱者は、自分の悪を抑圧しています。隠しています。その分だけ、悪役を必要とします。SNSを見ればわかると思います。性格の悪そうな弱者が群れて、毎日他人を叩いています。自分の邪悪さを他人に投影して叩いています。以前見かけた50にもなった者が永遠と誹謗中傷を繰り返していましたが、あのような者ほど心の奥に邪悪なものを隠し持っているのです。

性格の悪い弱者は自分を善良だと信じ込んで、自分の影の部分を他人に投影して他人を悪人に仕立ててあげてしまうことがあるのです。その対象がスケープゴートです。そしてそのスケープゴーティング現象(性格の悪い弱者が他人を巻き込んで誰かを悪役に仕立て上げる)が巧妙狡猾だから、スケープゴートは深い傷を抱えながら、別の居場所に移っていくのです。その居場所が裏社会の場合があるのです。こうして一部の人間が、反社会的な思想を持つ人間を創っていることもあるのです。

一部の性格の悪い弱者の汚さが、スケープゴートを創ったのです。裏社会のスケープゴートタイプの人たち(一部)を隅に追いやったのは、「性格の悪い弱者たち」なのです。スケープゴートタイプは強がります。強がらないと生きていけなかった心理的な何かがあります。強がっているということは? そう、弱いのです。傷ついています。その傷を隠しているのです。それ以上傷を抉られないよう、棘のある状態で守っているのです。つまり、一番弱い人が悪者にされて、別の弱い者(腹黒い弱者)が自分が一番下の弱者だと演技するのです。それで何らかの利益(精神的な利益含む)を得ます。人数が多い機能不全家庭でよくあることです。

ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」という曲に、次の一節がある。

弱い者達が夕暮れさらに弱い者をたたく

ザ・ブルーハーツの曲「TRAIN-TRAIN」

「弱い者達(権力を持った性格の悪い弱者)」が「さらに弱い者(スケープゴート)」を叩いて(汚い嘘で被害者に成りすましながら)、隅に追いやるのです。黒い羊の仮説も関係しています。誰かを悪人に仕立て上げることに、レッテリ貼り(不良品のレッテルを貼る)、ラベリング効果(決めつけてラベルを貼ることで、相手がラベル通りの行動をするようになる)も深く関係しています。汚い嘘や決めつけで、相手を悪い方へと誘導するのです。決めつけて貼ったラベル通りの反応や行動を引き出し、ほらな、とマッチポンプ的に相手を悪役に仕立て上げていくのです。反社会的な人たちを創ったのは、一部の汚いことを平気でやる人間(弱者)たちなのです(という場合もあるということ)。

因果応報な面もある

一部の人間を悪者に仕立て上げた弱者は仕返しで食い物にされやすいのです。カルマ(業)です。返ってきているのです。因果応報です。因果関係に気づいていないだけです。食い物にされてしまう人間は、勉強を怠りました。だから前記した日常に潜む見抜けないレベルの狡猾な罠にかかってしまうのです。なぜ勉強を怠ったかかわかりますか? 煩悩が強いからです。108ある煩悩の中の十煩悩に、貪り、怒り、怠け、無明、慢、邪見、疑い、浮つき、無慚、無愧、があります。「怠け」「無明(無知)」、この煩悩が強いから、日常に潜む見抜けないレベルの狡猾な罠にかかってしまうのです。

裏社会はスケープゴートの集まりです。なぜスケープゴートが必要なのか、社会心理学者の方の記事から引用させていただきます。

第1の理由は人が様々な煩悩をかかえていることである。それは例えば、「ズルをしてでも金持ちになりたい」「卑劣な方法を使ってでもライバルを押しのけて彼氏や彼女と結ばれたい」「自分の能力は低いが、他者には能力があると思われたい」などである。[mfn]引用文献:人はなぜスケープゴートを作り出すのか?/釘原直樹 – SYNODOS(https://synodos.jp/opinion/society/18244/)[/mfn]

このように、社会心理学者も煩悩がスケープゴートを必要とする理由の1つだと言っています。自分の問題をスケープゴートを悪役にすることで誤魔化そうとする、それが性格の悪い弱者がやっていることであり、それによって深く傷ついた人間たちが、隅に追いやられた人間たちが、独自の世界、居場所を形成した、それが裏社会なのです。その裏社会を更に追い詰めたら、当然、水面下に潜ります。そして水面下から進化した罠を仕掛けてくるようになります。それが前記した産経ニュースの記事の引用にあったことです。

理解無きまま追い詰めれば、当然、悪化、進化します。物事はシンプルです。人が勝手に複雑にしているだけです。簡単な話、人間を理不尽に追い詰めて隅に追いやったから、追いやられた側が独自の居場所を形成して生きているということです。原点の理解と癒しがない限り、悪化と進化によって因果応報で返ってくるだけであって、自分の心の中にやましいことがない場合、(必ずではないが)その罠に引っかかることがないので、裏社会がどう進化しようと悪化しようと、真っ当な心を持っている人たちにとっては問題ではないのです。

つまり、裏社会からの罠に一番引っかかりやすいタイプは、最初にスケープゴートを創った人なのです。最初に罠に嵌めた加害者が表にいて、裏に追いやられた被害者が今度は罠に嵌める加害者になったのです。加害者は過去の被害者です。

この記事でお伝えしていることは、本質です。自分が罠にかかるのではないかと恐怖を抱えている人たちは、よく理解して、自分の心の中から煩悩を減らすことを強くお勧めします。特に前記した十煩悩(貪り、怒り、怠け、無明、慢、邪見、疑い、浮つき、無慚、無愧)です。スケープゴートを創った嘘つきは、「邪見」もかなり強いです。貪りたいが為に邪見し、怠け、無知から悪者に仕立て上げればどうにかなると思って、また貪る……。そんな心が、悪役を必要とするのです。悪いものを悪いというのはいい。嘘をついたり、事実を歪曲したり、他人を巻き込んで寄って集って弱った人間を悪者に仕立て上げる、濡れ衣を着せる、どんなに心の冷たさを感じたか。傷ついた人間が居場所をなくし、冷たい濡れ衣を着たたまま歩いていたのか。それを理解出来るような人間的成長を起こしたなら、罠にかかることはないでしょう。

必要な犠牲は良いと思う。しかし、誰かの私利私欲、煩悩まみれの為の犠牲(スケープゴート)は、反発を生みます。その反発の1つが、反社会的勢力なのです。人間はやはり、清算して生きるべきだと思います。

1人でも多くの人が理解を深めて、1人を悪者(スケープゴート)にせず、人を尊重し、清算するべき人は清算をして、世の中から犯罪が減ることを願っています。全体が浄化される為には「汚い嘘」を減らす必要があるのです。嘘は最終的に戦争まで引き起こします。

【宝島社企業広告】「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」1/7掲載 |株式会社 宝島社のプレスリリース

濡れ衣を着せられた人へ

そして濡れ衣を着せられた人にお伝えしたいこと。あなたの怒り、恨み、復讐心、その背後にある苦しさ、深い悲しみ、それを乗り越えて自分を大切にしてほしいと思う。過去は被害者だった。だからといって加害者になってしまったら、自分を傷つけることになります。自分の為に、苦しさ、悔しさ、悲しみをプラスに転換してほしいと思います。冷たい濡れ衣を着せられたからこそ、あなたには「真実を見る力」が身についています。濡れ衣を着せられたということはとても辛い立場ですが、その視点からしか見えないものがあるのです。みんなが気づいていない嘘つきのこともよくわかるはずです。その真実を見る力は「心の財産」です。

濡れ衣を晴らし、何層にも付けられた「決めつけ」、これを剥がすのは、、、自分の役目です。

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. なぜ性格の悪い弱者がスケープゴートを作り出すのですか?

性格の悪い弱者は自己の弱さや劣等感を隠すために、他者を攻撃したり責任を押し付けたりして自己防衛します。スケープゴートを作ることで、自分の弱さや問題から目をそらし、優越感や安心感を得ようとする心理が働きます。

Q2. 裏社会の人々は本当に全員悪人なのですか?

いいえ、裏社会の人々も多くは心に傷を抱えた人間であり、必ずしも全員が悪人ではありません。彼らも被害者や弱さを抱える人間であることを理解し、偏見を持たずに接することが重要です。

Q3. スケープゴートにされる人たちが増えると社会にどのような影響がありますか?

スケープゴートが増えると、社会の分断や偏見が深まり、問題の根本解決が遅れる可能性があります。また、追いやられた人々が孤立し、犯罪や暴力に走るリスクも高まります。

Q4. 裏社会のマフィア化を防ぐにはどうすれば良いですか?

裏社会のマフィア化を防ぐには、社会の弱者や被害者への理解と支援を強化し、偏見や排除ではなく対話と再生の仕組みを作ることが重要です。また、法の厳格な運用と社会的な包摂も必要です。

Q5. 一般人が反社会的勢力の拡大を防ぐには何を心掛けるべきですか?

一般人は、偏見や差別を避け、他者の背景や事情に理解を示すことが大切です。さらに、犯罪や暴力の根源に目を向け、社会の弱者支援や教育を推進し、スケープゴート作りを防ぐ意識を持つことが重要です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. - YouTube https://youtu.be/-y7sxxJSgtM
  2. 2. スマホで女子高生盗撮し逮捕 愛知県警“山口組”捜査幹部 https://www.fnn.jp/articles/-/338929
  3. 3. 【宝島社企業広告】「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」1/7掲載 |株式会社 宝島社のプレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000795.000005069.html

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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