【質問】親に嫌われていることで傷つきます。どうすれば傷つかない自分になれますか?

Q:親に嫌われていることで傷つきます。どうすれば傷つかない自分になれますか?

質問は「質問箱」から

親に嫌われていることで傷つき、怒り、憎み、悲しみ、嘆く人もいます。過去の僕も、親からの態度、反応、差別などに悲しんだり、傷ついたことがあります。今はもう傷つくことはありません。それはどうしてかというと、「親への恨みはでっち上げ」でお伝えしたことですが、簡単に言えば、親を理解し、許し、そして手放すことが出来たからです。これはつまり、自分も1人の人間として、大人として機能すれば良いのです。親を親として見るのではなく、親を1人の人間として見て、親の自由を許すことなのです。

あなたにも嫌いな人がいると思います。生理的に受け付けない人もいるでしょう。これは親子、家族であっても同じことです。赤ちゃんの時は誰でも可愛いのです。しかし、小学3年くらいでしょうか、あまり可愛くなく感じるようになる場合もあります。人は好き嫌いがありますから、これは仕方ないのことなのです。あなたに嫌いな人を好きになれと言っても好きになれないよう、親もまた1人の人間ですから自分の気持ちや好き嫌いがあります。そんな人間らしい部分を認めてあげると、親から嫌われても傷つかなくなります。

どうすれば傷つかない自分になれるか、それは自分の解釈を変えることです。親に対して解釈を変えれば傷つかなくなります。簡単ではないことです。だけど解釈を変えることが出来れば傷つかなくなれるのです。子供の視点で親を見ず、対等な一対一の関係として親を見れるようになって見て下さい。自分の中に「してもらいたい」「与えてもらいたい」というものが減り、「与えたい」「してあげたい」が増えれば増えるほど親を親として見なくなります。目の前にいる一人の人間が何を嫌うか、何が好きか、ありのまま認めてあげると自分も相手も楽になると思います。

自分が自分の親になれば、「もう大丈夫、ありがとう。」こう思えて、本当の親を必要としなくなります。

もしよかったら、下記を読んでみて下さい。親への恨みを克服するための王道です。もし今読んで反発しか出てこないとしても、数年後に読み返せば新しい発見がある場合もあります。これは多くの人(トップクラスの専門家)なども言っていることと同じことですから、今もしわからなくても、いつかわかる日が来ると思います。心の毒は解毒する必要があります。解毒、文字通り、毒を解くことなのです。親がどうであれ、毒親であれ、毒は全て自分の心の問題なのです。深い理解、これが解毒する力です。

親への恨みはでっち上げ(第二版)
Amazonで購入(電子書籍)
Amazonで購入(紙の本)
BOOK☆WALKERストアで購入
Google Playブックスで購入
・‎Apple Booksで購入
楽天Koboストアで購入
この記事を困っている人にシェアしよう!
  • URLをコピーしました!

6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

質問・コメント

コメントする

目次