スケープゴートの経験者へ:苦しいことや辛いこと、孤独、これらはとても良いこと

暴走族時代の写真(菅原隆志)

記事を読み込み中…

投げやりに生きた子供時代

僕は子供時代、独裁的な親からの支配や宗教洗脳に抵抗する為に非行に走って、自分の心を守っていました。誰にも理解は出来ないと思いますが、非行に走らないと防ぐことが出来ないほどのものが押し寄せていました。それに対して子供だった僕は、非行に走ることでしか防ぐことは出来ませんでしたので、当時は、夢も希望も捨てて、未来も捨てて、20歳までに死ねばいいやという気持ちで投げやりに生きていました。

目次

機能不全家庭ではスケープゴートタイプだった

そしてスケープゴートタイプ(身代わり、悪役)だったので、いつも悪者、決めつけ、濡れ衣、そんなことが当たり前になって捻くれて生きていました。周りからは不良品のレッテル貼りの連続です。僕のようにスケープゴートタイプだった人はよくわかることだと思いますが、スケープゴートを悪者扱いする者ほど、実は、悪事を隠しているのです(無意識下に抑圧している)。隠している分だけ彼らは悪者を必要とします。これについて詳しいことを知りたい方は、スケープゴートに詳しい社会心理学者などの記事をネット検索して読んでみて下さい。

「レッテル貼りハラスメント」について新しい記事を書きました。
言葉の攻撃以上の深刻な影響を持つ
レッテル貼りハラスメントとその剥がし方

隅に追いやられて非行に走った

事故で死にかけても悪者扱い。悪者扱いする人間はどんな理由をこじつけてでも悪者扱いします。それは無意識のレベルで目的が決まっているからです。そんな中、過去の僕は悪者扱いに慣れてしまい、心を閉ざして生きていました。そして極度の人間不信になりましたが、暴走族の人たちだけは僕を悪者扱いした嘘つきたちとは違って、意外と物事に筋を通して見れる人が多いため、心から望んだわけではなかったけど、普通の人間たちといることに比べると暴走族の先輩といる方が心が楽だったので、半年ほどだったけど暴走族に入っていました。

その頃の写真がこちら。

暴走族時代の写真(菅原隆志) 暴走族時代の写真(菅原隆志)

写真嫌いでほとんど写真がないのですが、その頃の写真があったので、「子供の頃、死ぬかと思った話・・・。暴力団員が金属バットを振り回していて…。: この話から学べる大切な記憶のお話と、暴走族洗脳の構造と過去の心の癒し(ChatGPT4.0) 非行・更生 Kindle版」に、入っていた暴走族の名前と一緒に上記写真のモザイクなしを掲載しています。

少年院の中では健全に正しく扱ってもらえた

そして少年院の中で心から心配してくれる先生たちがいて、厳しさの中に本当の優しさがある教官たちのお陰で、僕の凍っていた心の一部が溶けて、「更生したい」と思うようになり、自分なりの決心をして少年院を出ました。その時の「誓いの言葉(出院式で言う言葉)」は、『子供が非行に走る原因の殆どは「親」と「家庭環境」: 過去に非行に走った僕だからわかること。非行予防と対策 非行・更生 Kindle版』の中の最後のほうでご紹介しています。

縦社会は洗脳世界であり、歪曲や虚偽も多く、支配の世界でもある

暴走族を経験したことは部分的に良い思い出でもあるけど、昔の知り合いとは関わりたくないので、関わっていません。良いところもあったのですが、やはり、広い意味で俯瞰して見れば、「子供の頃、死ぬかと思った話・・・。暴力団員が金属バットを振り回していて…。: この話から学べる大切な記憶のお話と、暴走族洗脳の構造と過去の心の癒し(ChatGPT4.0) 非行・更生 Kindle版」に書いたように洗脳世界であり、歪曲や虚偽も多く、支配の世界でした。

僕は更生をして心が大きく変わったので、全く違う心の世界で生きているので、そういったことにほとんど興味がなくなりました。昔と今、形は違っても支配の世界の基本は同じです。恐怖などを使っての支配や洗脳も多くありますし、それにはその良い点(役割がある)もあるわけですけど、僕は個人的に好きじゃないです。

根深い洗脳に気づけないまま人生を終える人たち

そして皆、気づいていないけど、洗脳世界において対象に同一化した自分を本当の自分をだと錯覚しているケースも多いです。その世界にいるうちは気づかないものです。それはとても強力なものですので、気づけないまま死んでいく人が殆どです。数十年経って「あれは洗脳だった」と気づき出す人がいますが、長い時間が経ってから気づきの入り口に入れるか入れないかというくらい難しい問題でもあります。それほど強力に人格などを支配されてしまっているわけです。強烈な感情記憶と共に……。

良い人生勉強だった:自己信頼

嘘つきから悪者扱いされる経験、虚偽と歪曲の支配世界における歪んだ世界、そういった世界を経験してきて、洗脳する側とされる側を沢山みてきて、その経験があるからこそ僕は「本当の意味での本当の自分」に拘って今まで記事を書いてきました。

つまり僕が言いたいことは、過去の僕と同じようにスケープゴートタイプだった人は、自分の力で洗脳や支配に気づき、そこにあった巧妙狡猾な心理的支配などに気づいて、着せられた冷たい濡れ衣がある場合は、それを晴らすことが大切だということです。僕はそれを晴らして、内なる自分との繋がりを深めることが出来たので、まだまだ全然だけど、昔に比べると心の中に安定感があります。それは自己信頼に繋がっています。

過去の僕は何度も苦しみ、打ち負かされました。それを嘆いているのではありません。良い経験になったと思っています。その経験がなければ、信念も持てませんでしたし、本当の自分の存在も知らないままだったでしょう。

苦しいことや辛いこと、孤独、これらはとても良いこと:精神力の強化

あなたが今、何かに苦しんでいるのなら、それが後で何かを生み出すことになると信じて下さい。あなたの人生の中で大切な何かに繋がっているはずです。苦しみは嫌だけど、苦しまないと知れないことがあるのです。自分の人生は、すべて自分で選んで創っています。無意識の自分が創っています。なぜ無意識の自分は苦しい道を選んでいるのか? その答えは、自分が自分を救えばわかります。

群衆の中にあっても孤独を守る人こそ、至高の人である。

ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカ合衆国の思想家、哲学者)

人間は、苦しめられ打ち負かされるとき、何かを学ぶチャンスを得る。才覚を発揮すること。勇気をもつこと。事実をつかむこと。無知を知ること、節度や、生きるための本当の技術を獲得することなどを。

ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカ合衆国の思想家、哲学者)

Premium by AI

この記事の続きを【無料】で読む

  • 限定分析:記事では公開しない深掘りコンテンツ
  • 登録解除はこちら

    登録するとこんなメールが届きます:

    • ???(近日公開)
    • ???(近日公開)
    • ???(近日公開)
    • ???(近日公開)
    • ???(近日公開)

    【広告】

    世界的に認められている心理療法EMDRを自分で行いました!

    トラウマ転換ウォーキング(第三版)

    この「トラウマ転換ウォーキング」は僕自身が河川敷などで行っていた方法で、独自の方法です。必ずしも同じ方法でなければいけないわけではなく、お伝えする情報から、自分で自分に合ったやり方を工夫してやってみると良いと思います。お伝えする1つ1つは、どれも健全なもので、副作用とかがあるわけではないので(医療機関を受診されている人は必ず医師の指示に従って下さい)、自分なりに工夫して、自分がプラスを感じるやり方を繰り返すと良いと思います。誰でも簡単に行える方法で、歩くことと、歩く時に持っていけるスマホがあれば出来ます。また、トラウマがない人でも「プラス変化」を感じることが出来る方法です。

    ¥2,520

    この記事を困っている人にシェアしよう!
    • URLをコピーしました!

    6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

    あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

    AIで「やりたい」を形にしています

    AIコンテンツクリエイターとして、主に以下のような活動を行っています。

    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

    • WordPressに独自機能を追加するプログラムの開発

    • 一度だけですが、アプリの制作経験もあり

    • FXの相場分析をChatGPTと行い、勝率アップのため日々練習中

    • MT4・MT5のインジケーター作成

    • Macのターミナルから使えるスクリプト(自動化や便利ツール)を、ChatGPTと一緒に開発

    「こういうのが作れたらいいな」と思ったときに、ChatGPTをはじめとしたAIを活用して、アイデアを実際の形にすることを意識して取り組んでいます。


    AIの活用方法についてわからないことや、質問があればお気軽にコメント欄へどうぞ!

    コメントを投稿する

    コメントする

    目次