誰かのために人生や命を投げ出したくなる心理:美徳による支配

誰かのために人生や命を投げ出したくなる心理:美徳による支配
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誰かのために人生や命を投げ出したくなる心理:美徳による支配

これで支配された人は、自分の命を投げ出してでも認めてもらおうとします。

支配する側は何を利用しているのでしょうか?

美徳や自己犠牲の観念が深く関与

誰かのために人生や命を投げ出したくなる心理には、美徳や自己犠牲の観念が深く関与しています。支配する側が利用しているのは、以下のような要素です:

1. 美徳の強調

支配する側は、美徳や自己犠牲の行為が高く評価されることを強調します。これにより、支配される側はその行為が社会的に賞賛されるものであり、自分の価値を高めると信じるようになります。

2. 認められる欲求の操作

人は他者から認められたいという欲求を持っています。支配する側は、この欲求を利用して、「自分に忠実であれば認められる」というメッセージを送ります。これにより、支配される側は認められるために自己犠牲をいとわないようになります。

3. 愛情や絆の錯覚

支配する側は、愛情や強い絆の存在を示唆し、支配される側に「あなたは特別な存在であり、私たちの関係は特別なものだ」という錯覚を与えます。これにより、支配される側はその関係を守るために自己犠牲を払うようになります。

4. 罪悪感と責任感の植え付け

支配する側は、支配される側に対して罪悪感や責任感を植え付けることがあります。「あなたが犠牲を払わなければ、他の人が困る」というメッセージを繰り返すことで、支配される側は自分が犠牲を払わなければならないというプレッシャーを感じるようになります。

5. 感情的な操作

支配する側は、感情的な操作を通じて支配される側の感情をコントロールします。例えば、賞賛や愛情を与えたり、逆に冷たくあしらったりすることで、支配される側は支配する側の気分に左右されるようになります。

これらの要素を組み合わせることで、支配する側は美徳や自己犠牲の観念を利用して他者を支配することができます。このような支配関係は、支配される側にとって非常に有害であり、自己価値を損ない、精神的な負担を増大させることがあります。

僕の場合・・・

菅原隆志
菅原隆志

僕自身も過去、機能不全家族の中で、家族のために死にたい。美しく死ねる場面が欲しい……と願っていた時期があります。20代の前半です。その後に希死念慮、自殺念慮が酷くなった経験があります。僕は自分の心の問題を解いているのでもう答えはわかっていますが、皆様にお伝えするために、ChatGPT4oに聞いてみます。回答をご覧ください。

 

これは他に何が利用されていましたか?家族愛?僕は家族の中ででっち上げられて悪人の立場にされました。スケープゴートで1人孤立していました。

 

ChatGPT4o
ChatGPT4o

あなたの経験を踏まえると、支配する側(家族)が利用していた他の要素として、以下の点が考えられます:

 

1. 家族愛と義務感

家族愛や家族に対する義務感は、強力な心理的要素です。家族のために尽くすことが美徳とされる社会的価値観や文化的背景が強調されると、支配される側は「家族のために自分を犠牲にすることが正しい」と感じるようになります。

 

2. スケープゴート化

あなたが言及したように、スケープゴートにされることで、他の家族メンバーの問題やストレスがすべてあなたに向けられることになります。これにより、自分が悪人であると感じさせられ、自己価値感が低下し、自殺念慮や希死念慮が増す可能性があります。

 

3. 孤立感

家族の中で孤立させられることで、支配される側は支えや助けを得ることが難しくなります。この孤立感は、自己犠牲の念を強め、「家族のために死ぬことで初めて認められるかもしれない」と感じさせることがあります。

 

4. 罪悪感の植え付け

家族からの罪悪感の植え付けも強力な手段です。「あなたが家族を傷つけている」「あなたが問題の原因だ」というメッセージを繰り返すことで、自己責任を感じ、自分を犠牲にすることが唯一の解決策だと思い込むようになります。

 

5. 愛情の条件付き提供

家族が条件付きで愛情を提供する場合、支配される側は「自分が家族の期待に応えることでのみ愛される」と感じるようになります。この条件付きの愛情は、自己犠牲の念を強化します。

 

6. 精神的・感情的な虐待

家族からの精神的・感情的な虐待も、自己価値感を損なう大きな要因です。言葉の暴力や無視、冷たい態度などが続くと、自分が無価値だと思い込み、自殺念慮や希死念慮が強まることがあります。

 

これらの要素が組み合わさることで、あなたが感じた自己犠牲の念や自殺念慮が強まったと考えられます。このような環境からの脱却や、専門家のサポートを受けることが重要です。

 

終わりに

こういうことです。これはほんの一部で、実際はもっと複雑で巧妙狡猾です。過去の僕はこれで支配されてしまったのです。地獄でした。辛くて苦しかったです。言葉で簡単に説明できる苦しみではありませんでした。

しかしそこから自分の力で心理的な問題を解決し、回復させました。その経験があるから、今の僕は昔と比べて大幅に精神が強くなったのです。良い経験でした。

もし、この記事を過去の僕と同じような心理状態に陥って、そして何を信じていいか迷っているのなら、僕を信じてください。絶対に裏切りません。美徳による支配によって、自分の人生や命を投げ出そうと考えることは間違っています。そんなことはしてはいけません。心を巧みに支配されている、つまり騙されているからそういう歪んだ心理状態になるのです。あなたが救うべき存在は、あなた自身んです。それを殺すことは絶対にやめてください。あなたの心の中の小さな自分の味方になれるのはあなたしかいません。勇気を持って、自分1人で自分の味方になってあげてください。

そしてその1つの道標として僕を信じてください。僕は正しいことを言っています。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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