誰にでも「許せない人」の1人や2人はいますよね。そして「許せない人」を意識しているとストレスによって不調になることもあります。そんな「許せない人」を忘れたい時に役立つ許す方法をご紹介します。
自分中心を捨てる
アルフレッド・アドラー(Alfred Adler、ドイツ語発音: [alfreːt aːdlɐ](アルフレート・アードラー)、1870年2月7日 – 1937年5月28日)は、オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。ジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。
画像出典と引用元:アルフレッド・アドラー – Wikipedia
心理学三大巨頭の1人アドラーが言うように「誰もが自分の善(ためになる意味)に向かっている」ことは理解を深めていくことが大切だと思います。嘘をつく人も暴力を振るう人も自分の中でのその時に最善の行為だった。悪いことではあるけど。だから、もっと良い方法(相手にとっても)を知れば変わる。
つまり、「自分中心」を捨てることで、見ている視点や、自分の世界ではほかに対する価値が変わってきます。すると、今まで「あの人は許せない!」と思っていたことさえ許せるようになれることもあります。
全ての存在は必要であるということ
前述した「誰もが自分の善(ためになる意味)に向かっている」の意味が分かってくると実は、色々な存在が必要な存在だとわかってきます。自分が忌み嫌う存在もまた必要なのです。自分が「それは必要ない!」「あいつは無価値だ!」というのは支配です。色々な虫がいるよう人間もまた色々いるから意味があるんです。全てを認めた時、心は楽になります。
世界は、すべて必要なものが揃った状態で動いているのです。自分にとって必要ないと思えても世界にとってそれは必要なのです。本当に不要なものは自然淘汰されていくのです。
全ての存在が必要であるとわかってくると「あの人は許せない!」と思っていたことさえ許せるようになれることもあります。
自分中心ではなく全員中心
自分中心ではなく全員中心で生きることが大切なことです。全員中心とはどういうことか。自分中心だと自分以外を下に見たり軽視したりします。しかし全員中心なら自分以外を下に見たり軽視したりはしません。全員中心は違うということを尊重するということです。逆を言えば、誰も中心にならなくてもいいとも言えます。また言い換えれば全員が別々の主観世界での主人公でいいのです。
そうすれば違いがあって当たり前だと思えるので「あの人は許せない!」と思っていたことさえ許せるようになれることもあります。
自分が嫌ならそこから離れていけばいいのです。自分の道を自分の力で切り開いていけば「あの人は許せない!」という壁から簡単に離れていけます。
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