完璧主義に気づいて手放す
「自分を癒す方法を知れば、ステージが上がるという本当」の記事を読んでみて下さい。過去の自分にぴったり当てはまった記事です。私は父親の言葉によって「完璧主義」に苦しめられていました。そのことに気づいた時、一つ「解放」されました。
完璧主義とは
完璧主義とは何かについて以下の引用文をお読み下さい。
完璧主義(かんぺきしゅぎ、英: Perfectionism)とは心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと
引用元:完璧主義 – Wikipedia
どうやって完璧主義に陥っていったか
私が、なぜ「完璧主義」になっていったのか。それは小学生のころの私の父親の育て方にあります。「クラスで一番になれ。一番じゃなきゃ意味がない」と言われ続け、私は得意だった算数で頑張りました。予習をすることで1つ上の学年の勉強もしていたので1つ上の学年の勉強はだいたい理解していました。そして、算数のみですが、結果、クラスで2番目になり、父親に褒めてもらえると期待して伝えました。
言葉はハッキリと覚えていませんが「一番じゃないきゃいみがない。馬鹿かこの!夏休みは8時間毎日勉強だ!」と言う感じで怒られて夏休みはどこにも遊びにいけず8時間机に座ったままでした。それ以外はお経を唱えさせられ否定をされて育ちました。
そんな中、完璧じゃなければ意味がないと「完璧主義」になっていったのです。時間も門限を1秒でも超えると「叩き殺す」とか言われたり、1つでも嘘をついたら「骨をへし折る」と言われ、そういった無数の言葉によって知らず知らずのうちに完璧じゃなければいけない考えが根付いていきました。
一般人はゴミクズだ
先ほど書いた環境で育っていくうちに「黒」か「白」か。「完璧」か「ゼロ」か。それ以外は無いものだと思うようになっていきました。そして、自分は他とは違うような気がしてきて、「一般人はゴミクズだ…。」と思う考えで自分の安定を保つようになっていきました。
非行に走ることで、自分と一般人という区別をつけ「一般人はゴミクズだ…。」という考えに依存していったのです。
完璧主義を手放す
それから、自分が苦しんでいくのですが苦しみの根の原因の1つに「完璧主義」があることに気が付きだします。まさか自分が完璧主義だったなんていう自覚はなかったので、完璧主義を手放すには、自覚をするということはとても効果的でした。
私は、完璧主義があって、それは父親によって作られ、父親に恐怖をしていて、許せなかった。そして、自分を見捨てて裏切っていた。
そのことに気づいた時、一つ「解放」されました。自分に「本当に申し訳なかった。もっと、もっと、価値があったのに、それを見ない自分になっていた。すまなかった。」そう思いました。
私は自分に「大丈夫。これでいい。俺がお前の味方だ。」と声をかけました。
すると、心の中の自分は「嬉しそう」でした。
父親の気持ちがわかってきた
苦しみの原因にもなっていた「完璧主義」を手放し「解放」することで、私が小学生の頃の父親の気持ちがなんとなくわかってきました。
人は皆、一生懸命生きています。ただ、自分が相手を理解できないように、相手も自分を理解できない。自分が良いと思ったことが相手にとっては嫌なことになる場合があるように、相手も良いことだと思ってやっていて、それがこっちにとっては嫌なことになることもある。
そこが理解できてくると「大丈夫。わかってる。ありがとう。」と思えることもあります。
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