【質問】ナルシストって言われました(悪い意味で断定)。嫌な気持ちになります。気持ちが楽になる考え方ありませんか?

Q:ナルシストって言われました(悪い意味で断定)。嫌な気持ちになります。気持ちが楽になる考え方ありませんか?

質問は「質問箱」から

断定される(決めつけられる)と嫌な気持ちになりますよね。お気持ちよくわかります。僕も「レッテル貼り」や「決めつけられること」で傷ついたこともあり、傷ついたことを素直に言うと、今度は「悪人はすぐに傷ついたって言うよな」と、コソコソ隠れている匿名から言われたこともあります。二重三重に嫌な気持ちになることもありますよね。そしてこのようなことが繰り返されると、自分の気持ちを言えなくなることもあるかと思います(溜め込む仕組みが出来てしまうこともある)。

下記の引用文をお読み下さい。

ナルシストについて。

本来の意味とは違う感じで使われている気がします。

特に男性に対する悪口として使うシーンが多いような。

引用元:ナルシストという悪口。(https://ameblo.jp/early-retirement-life/entry-11956566455.html

僕も同じように思います。本来の意味、そして改善や克服の為ではなく、悪口として使われていることが多いと思います。

「ナルシスト」という言葉を悪用して、他人を悪役に仕立てて、理論武装して、正義の名の下に叩く加害者もいます。まず、相手が本当にナルシストなのかどうか、これは「わからないこと」です。相手が自分で「俺(私)はナルシストだ」と言うのであればそうなのだと思います。彼ら加害者が一方的に決めつけたり、加害者自身の投影で相手がナルシストであると思い込んでいることもありますので、真に受けないことが大切だと思います。

こういったことを言って騒いでいる人たちは「何の根拠もなしに悪口を言っている」ことが殆どです。下記をご覧下さい。

誹謗とは、悪くいうこと、悪口を言うことで、
中傷とは根拠がないことや嘘で相手の名誉を傷つけることです。

 「自分探しを馬鹿にする人たち(https://play.google.com/store/books/details/?id=4XVUEAAAQBAJ)」から

このように、「根拠がないことで相手の名誉を傷つけること」は「立派な中傷」です。本当のところ、その人がナルシストかどうかなんて誰にもわからないことなのに、何の根拠も無しに決めつけるのは中傷であり、悪く言っている場合、立派な誹謗中傷です。ナルシストという言葉を使って(悪用して)、他人の名誉を傷つけている加害者だということがわかれば、真に受けないことが大切だということがわかると思います。言っている側の思い込みが殆どだと思います。

認知の歪みの10パターンのうちの1つに、「レッテル貼り」というものがあります。

9、レッテル貼り
自分や、他人に、柔軟性のないイメージを持ち、そのイメージを固定する思考パターン、「あれは○○だ」というような一言でイメージできるような決めつけ。

つまり、「お前はナルシストだ!」と実際は違うのに決めつけてくる人は「認知障害」を抱えている可能性も考えられるのです。このようなレッテルを貼ってくる加害者はSNSにかなり多いので(SNSは中毒になるように設計されているので中毒者が集まるから誹謗中傷依存症の人も多い)、ですので、もし中傷された場所がSNSなら、SNSをやめることも1つの解決策になるかもしれません。誹謗中傷というのは、する側が中毒になりやすいので、一度始まると5年とか10年とか中傷し続けるケースもあり、深刻な問題だと思います。僕も全く知らない中年から同じような誹謗中傷をされたことがあります。最初は驚きました。「え?誰?何?」という感じです。

人は自分のことさえ理解することが難しいのです。他人のことなら尚更理解出来ないのです。その人が本当にナルシストかどうかなんてわかりません。それを決めつけることが当たり前の世界(長年誹謗中傷を繰り返すことが当たり前な世界)…、それは「異常な世界」だと僕は考えています。離れることで心が軽くなる人たちもいます。真に受けず、離れる。そして違う健全な繋がりを持っていくこと。これも良いかと思います。

また、「ナルシストめ!」と中傷している人は、過去にその人が思うナルシストのような人から傷つけられた過去があるのかもしれません。心の傷によって無差別に誹謗中傷を繰り返すようになっている可能性もあるかもしれません。刺激しないように離れることが大切だと思います。

お気持ちが楽になり、参考になれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

コメント

コメントする

目次