生きることに絶望している人は、あなたの心の声を書き出してみて下さい。
耐え難い心の苦しみが長く続いていた
僕自身も生きることに絶望しながら生きてきた期間が長かったです。子供時代は20歳までに死ねばいいやと思って、支配や宗教洗脳に抵抗して生きていました。そして20歳になったら13歳から19歳まで抵抗し続けてことなどによる精神的な疲れなのか、一気に疲れてきて、それ以降、色々と傷つくことがずっと続く人生で、絶望の淵でそれを隠して生きてきました。耐え難い心の苦しみが長く続いていました。
一線を越える思考法を模索していたけど無理だった
そして生きることを諦めようと何度も思ったけど、若い頃と違って、心の中の「一線」を越えることが出来ない何かがいつも邪魔をしていたこともありました。その一線を越えることが出来るための考え方とは何か、それを探していたこともありました。その一線は、生存本能なのか、希望への期待なのか、飼っているペットのことなのか、恐怖なのかわかりませんが、どうしてもその一線を越えることが出来ず、どのように考え方を変えていけば一線を越えることが出来るのかなどを考えていたこともありました。
絶望を減らし、心の苦しみを減らした方法、、、それは過去を書き続けることだった
絶望の中で希望の光を信じてやり続けたことが「書くこと」でした。自分で自分の心を救う為に、置き去りにしてしまった自分を救い出すために1人で過去に戻って、僕はずっと過去を書き続けました。その結果、苦しみが大幅に解消されました。「心の苦しみ」は「過去」です。その過去の情報に「答えを出さないといけないもの」が沢山ありました。それから逃げていたから苦しみがどんどん大きくなっていったのです。苦しみを直視して、しっかり抱きしめて、そこにあるもの、細部にあるもの、全て見るつもりで1つ1つ見ていきました。結果、過去が1本の線になって繋がって全体的な答えが出ました。この答えを出したことが、苦しみを大幅に減らすことに繋がったのです。
この話と関係がある2つの格言をご紹介
1つ目:
書くことは、私を生きることの絶望から開放した。
アニータ・ブルックナー(女性イギリス人小説家、美術史家、ロンドン大学附属コートールド美術研究所美術史の博士号取得、ケンブリッジ大学コートールド美術研究所教授)
「書くこと」には思っている以上の力があります。内なる自分と繋がり、無意識を意識化し、カタルシスを起こし、心を解放し、希望の光を発見出来る方法です。
2つ目:
歴史を書くのは、過去を脱却する一つの方法である。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツを代表する文豪、詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家)
この歴史というのは、「自分の過去」という解釈も出来ます。自分の過去を書き続けることで、過去を脱却することが出来ます。僕は出来ました。もし過去を書かなかったら、僕はもうあの世に行っていたでしょう。それほどの救いとしての効果が、僕の場合は起こりました(人それぞれ違う)。
おわりに
今、生きることに絶望している人がこの記事を読んでいるのな、あなたの心の声を書き出してみて下さい。それを続けてみて下さい。その中で希望の光を見つけることが出来るかもしれません。心の中で苦しんでいる自分自身の全てをわかってあげられる親になってあげて下さい。あなたがあなたの心の中の親になることが、心理的な希望の光となるのです。
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