永遠の赤ん坊は、自身の心理的虐待行為(無視も含む)やハラスメント(様々な嫌がらせ行為)を自覚出来ないことが多いです。
今回は、それに関することと、その理由をお伝えします。
この記事では、「永遠の赤ん坊」というメタファーを使い、自己成長の欠如が心理的虐待やハラスメントの無自覚な加害者を生む理由を説明しています。脳の前頭前野の活性化が行動問題を予防する鍵であるとし、ウォーキングや塗り絵などの活動を推奨。最終的に、自己認識の向上と責任ある行動の重要性を強調しています。また、ChatGPTの能力に言及し、問題解決に向けた教育とカウンセリングの必要性に光を当てています。
学習や経験不足:犯罪者脳
赤ん坊は自分の手に汚いものがついても、それが汚いものであるということはわかりません。少しずつ学習していくことで、それが「汚いもの」であると認識出来るようになります。これと同じで、人間の心の汚さ(心理的虐待行為やハラスメントに繋がることなど)も、人生勉強、様々な学習を通して正しく認識されていくのです。だから自己成長しない人ほど、自分が無自覚でハラスメントや心理的な虐待をしているという自覚や認識がないのです。
これが悪化した最終形態を、僕は「犯罪者脳」と呼んでいます。犯罪者脳は、脳の前頭前野(人間らしさの司令塔)が衰えている状態のことです。例えば非行に走った少年少女たちの中で、脳の前頭前野を使わない生活習慣の人ほど、酷いことを平気で出来るようになりやすいのです。また、毎日ゲームばかりしている人も脳の前頭前野を使う機会が減るので、前頭前野が弱ることでキレやすくなります。家でゲームばかりしている子供は家で暴れやすくなります。だから人間は何らかの活動を通して脳の前頭前野をしっかり使う生活習慣が大切なのです。
犯罪者脳になると恨み辛み、最悪事件
犯罪者脳になると、恨み辛み(逆恨み)が酷くなりやすいです。そして最悪無差別殺傷事件を起こすような心理状態にまで陥ってしまう場合があります。ここまで悪化しなくても、家庭内や職場などで無差別に小さな攻撃や嫌がらせをするようになる場合もあります。思考回路も狂っている部分が多いので、正しく物事を見ることが出来ず、自分の妄想に取り憑かれてしまい、外部に何らかの害を加えるようになってしまいやすいのです。
犯罪者脳の予防は前頭前野の活性化
先日出版した「塗り絵:優しい猫との冒険: 大人と子供の共同作業で心を育む」も、脳の前頭前野の活性化に効果的ですので、僕はこのような健全なものを発信するようにしています。塗り絵と前頭前野の関係を知りたい方は自分で調べて下さい。検索キーワード付きリンクを下記にご用意しましたので。
脳の前頭前野の活性化の方法はいくらでもあります。ウォーキング、塗り絵、瞑想、読み書き音読。こうした健全なものが人間らしさの司令塔である脳の前頭葉(前頭前野はその一部)を鍛えてくれるので、人間らしい生活をすることが大事なことなのです。例えば、覚醒剤にハマり、快楽ばかり追求していると、何れ、人間を捨てることになります。そうなった頃には、脳の可塑性により、人間らしくない脳(犯罪者脳)になっているので、平気で強盗をしたり、盗んだり、強姦したり、人を傷つけたり、汚いことを何でも出来るようになってしまうのです。
加害者は被害者の痛みが理解出来ない
永遠の赤ん坊や犯罪者脳になってしまった人などは、無自覚型の加害者になりやすく、成長しないことで自覚出来ないから、相手が大袈裟に言っているとか、気にしすぎなどと言って、相手が嫌がっていることを理解しないまま、同じことを相手に繰り返すのです。相手の痛みが理解出来ないので、息を吐くかのように相手が嫌がることを繰り返してしまうこともあります。
更に妄想も関係して余計理解出来ない
永遠の赤ん坊でいるということは、無責任、無成長が基本ですので、自然と妄想も増えます。勿論、本人は妄想であるという自覚がありません。この妄想も関係して、余計、相手のことが正しく理解出来ないので、無自覚で相手に嫌なことばかりしてしまったり、相手が嫌がる反応ばかりしてしまいやすいのです。
他の理由:ChatGPT4.0より
永遠の赤ん坊が、自身の心理的虐待行為やハラスメントを自覚出来ない理由をお伝えしましたが、他にどんなものがあるのか? 細い部分に関しては最新のChatGPT4.0(米国の司法試験で上位10%のスコア、日本の医師国家試験で合格ラインを超えて合格する賢さを有するAI)に解説してもらいますので、下記をお読み下さい。
「永遠の赤ん坊」が自身の心理的虐待やハラスメントを自覚できない理由は、個人的な心理的特性、社会環境、生物学的要因など、多岐にわたります。これまで述べた内容に加えて、他にもいくつか理由が考えられます:
- 感情調節の問題:感情を適切に管理する能力が未発達または障害を持つことで、自分の行動を認識し調節するのが難しくなります。
- ストレスや不安:過度のストレスや不安が原因で、他人への反応が過敏になり、攻撃性を引き起こすことがあります。
- 歴史的・文化的要因:特定の文化や歴史的背景においては、ある種の攻撃的な行動や言動が容認されている場合があります。
- 教育の不足:適切な社会的行動や対人スキルを身につけるための教育を受けていない場合、個人は他人との関わり方を誤解し、不適切な行動を取りやすくなります。
- 脳の構造や機能の特徴:脳の特定の領域の発達が不十分であるか、損傷を受けている場合、衝動制御や感情の理解が困難になることがあります。
- 対人関係の歴史:幼少期からの否定的な対人関係の経験が、他人への共感や理解の欠如を生じさせることがあります。
- 個人の価値観と信念:自己中心的な価値観や、他人に対する誤った信念を持つことで、他人の感情やニーズを無視する行動につながります。
これらの要因はそれぞれが複雑に絡み合い、加害者の自覚の有無に影響を与えます。加害行動を改めるためには、これらの要因を理解し、適切な介入を行うことが重要です。個人が自己の行動を認識し、変えることを支援するためには、教育プログラム、カウンセリング、そして場合によっては医療的な介入が必要になることがあります。
まとめ:自己成長が必要不可欠
人間としての成長は、自己認識と他者への共感を深めるために不可欠なプロセスです。多くの場合、私たちは生まれながらにして他人の感情や反応を完全には理解する能力を持っていません。これは、赤ん坊が自分の手についた汚れを理解できないのと同様で、時間をかけ、経験を積み重ねることで、何が社会的に受け入れられる行動であり、何がそうでないかを学習していきます。
自己成長を怠ると、その結果として無自覚の心理的虐待やハラスメントの加害者になるリスクが高まります。他人が表現する痛みや不快感に対して、そのメッセージを読み違えたり、自分の行動を正当化したりすることがあります。この無自覚性は、自身の行動や考えに深く根ざした妄想や認知の歪みによって悪化する可能性があります。感情の遮断、自己中心性、教育の不足、ストレス、文化的要因など、さまざまな原因がこれらの行動に寄与します。
しかし、前頭前野といった脳の領域の活性化を通じて、自己制御の能力を高め、社会的なスキルを向上させることは可能です。これにはウォーキング、塗り絵、瞑想、読書といった活動が有効です。これらの活動は、感情を適切に管理し、他者との関係を健全に保つための重要なツールとなります。
最終的に、個人としても、社会としても、私たちは責任ある行動を取ること、不適切な行動を改めるための教育とサポートを提供すること、そして個々人が自己反省と自己成長の旅を続けることの重要性を認識する必要があります。そうすることで、より共感的で理解ある社会が築かれるでしょう。
画像出典:DALL·E 3 ※画像はAIで生成したイメージです。
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