心の傷は自分でわかっていない傷のほうが深い傷です。そんな自分でもよく分かっていないほどの根深い心の傷を癒す方法をご紹介します。
アダルトチルドレンの人が、自覚がない心理的な虐待（深い傷）に気づきだそうとすると、心理的な虐待者や加害者は「ないものをあると思い込ませるな！」と近寄って決めつけてこようとします。要注意です。そうやって隠そうとすることで更に傷つく人もいるのです。当然、加害者は加害に関すること、特に心理的なもの、巧妙なものに気づかれないように「あるものを無いと思い込ませようとする」場合もあります。
これは、断じて許すことは出来ません。これは許す必要がないのです。
そして根深い心の傷は解放しないと癒されません。僕がそうでしたから。
メッキ処理をして「心の傷が癒えたような気になる」ことは簡単です。心の傷はないと思い込めばよいのです。思い込んでも所詮はメッキ。あとからボロボロ剥がれ出しますけどね。
根深い心の傷を解放し癒す方法
根深い心の傷の周りに絡み付いている「無数の感情（過去のみ処理の感情）」を１つ１つ感じきって紐解いていくこと。「苦しかった」「寂しかった」「本当は悲しかったんだ！」と。こういった作業を僕は「サヨナラ・モンスター」の方法で行いました。
そうやって過去には処理しきれなかった感情を感じきって解放していくと「核」の部分にある「傷」にやっと到達できるのです。
感情 感情感情
感情感情 感情
感情「傷」感情
感情 感情感情
感情感情 感情
簡単なイメージとしては上記ですが、実際はもっと複雑で絡み合って簡単には紐解けないようになっています。この中心にある傷に到達すると傷を癒せるのです。「無数の感情」を「解く」ために必要なことが「理解」です。理（物事の道筋）を持って解く。「無数の感情（過去のみ処理の感情）」は、過去に適切に処理することが出来なかった「過去の記憶」です。その記憶に対して、理を通して、正しく処理して、解ければ解放される（傷が癒える）のです。
僕自身も、過去の酷いトラウマがありました。それがかなり軽減されたのも、その記憶に対して、理を通して、正しく処理して、解けたから、かなり軽減されて癒されたのです。
僕の場合は「心理的な虐待」などを受けていた。という、正しい見方が出来たことで、過去に適切に処理することが出来なかった感情が解放されていった。事実をありのまま認めて受け入れると、心の中の自分は喜ぶのです。事実を捻じ曲げ「親に感謝している！」と思い込もうとするから苦しくなるのです。
過去の記憶を再体験し、対処法を身に付け、打ち勝ち、自分の感情を感じ切る。根深い心の傷を癒すために大事なことです。
「心の傷を癒す」というのは「これをやったら癒せる」という単純な答えはないのです。人ぞれぞれ、傷を核として、その周りに絡み合っている感情は違うものですし、紐解く順番も違います。傷と感情の構成が全く同じ人なんていません。みんな違っているのです。だから、簡単なマニュアルで心の深い傷を癒すことは出来ません。
僕は、サヨナラ・モンスターの方法で、心の傷を癒していったのです。基本はこの方法ですが、結局は自分の未処理の感情を感じきらないといけませんし、それに見合った「知るべきこと」を知る必要もあります。そして邪魔となる恐怖を克服することが必要な場合もあるのです。
複雑なことを１つ１つクリアしていった先に、深い心の傷が癒えるという結果があるのです。黙って待っていて時間が解決することは基本ありません。
未処理の感情が問題を作り出す
感情 感情感情
感情感情 感情
感情「傷」感情
感情 感情感情
感情感情 感情
この傷を中心としてまとまっている未処理の感情たち。この感情たちのまとまりが問題を作り出します。このまとまりは同ジャンルの感情を吸収し、より大きく肥大化していく性質があります。そして大きくなるほど、引き起こされる問題も大きくなっていきます。だから、未処理の感情を感じきることが必要なのです。感情を感じきれば小さくなっていきます。
感情感情感情 感情感情感情感情
感情感情感情 感情感情感情感情
感情感情感情感情 感情感情感情
感情感情感情「傷」感情感情感情
感情感情感情 感情感情感情感情
感情感情感情感情 感情感情感情
感情感情感情 感情感情感情感情
↑引き起こす問題も大きい
感情感情 感情
感情「傷」感情
感情 感情感情
↑引き起こす問題が小さくなる
「傷」
↑引き起こす問題がなくなる（更に、自分が成長する）
こういう感じです。
実際にはこんな単純じゃありません。
感情感情感情 感情感情感情感情
感情感情感情 感情感情感情感情
感情感情感情感情 感情感情感情
感情感情感情「傷」感情感情感情
感情感情感情 感情感情感情感情
感情感情感情感情 感情感情感情
感情感情感情 感情感情感情感情
これをグループ１としたら、グループ２、グループ１０と複数あることもありますし、ひとそれぞれ全然違ってきますし、絡まり方、紐解き方だって全部違います。浮上してこない感情もありますし、偽の感情があることもあります。
自分で自分の感情を感じていきたい、心の傷を癒したい、と思う方は、「サヨナラ・モンスター」をお試しください。
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