騙されやすい人に足りないのは細部を正しく見ること。

僕も過去、騙されやすい人でした。

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何を信じるかは自分の責任

まず、何を信じるかは自己責任です。信じた情報が自分にとってマイナスに作用して、後から「騙された!」と気づいても遅いのです。僕のように、疑い深く(疑うことは良いことだと理解して)、権威ある者の信者にならず、「自分の考えが一番」と思うほうが良いです。自分の考えを信じれずに疑う人間は、詐欺師から騙されやすいです。詐欺師はそこを崩す為に、「自分は間違っていたんだ……」と思わせようとすることもありますので、、、。自分の考えを信じている人間は騙されにくいのです。

騙されてしまうのは自分の問題です。自分の取捨選択ですから。

冒頭でお伝えしたように、僕も過去、騙されやすい人でした。ですので、このような考え(自分の考えが一番)を持てるようになるまで時間がかかりました。疑うことは悪いことだという空気に流されて、沢山騙されて、傷ついて、そして自分の心を守る為に身についてきた考えが、「疑うことは良いこと」「自分の考えが一番」です。自分が自分の考えを信じてあげないでどうするのか。自虐なんてやめた方が良いでしょう。

賢い人間は人を疑い、愚かな人間はすぐ人を信じるということです。疑うことより信じた方がいいという綺麗事は、詐欺師たちが吹聴するものである場合もあります。世の中にはそういった詐欺師にとって都合の良い綺麗事が沢山あり、それを見抜けるようになることが大切です。自己責任ですので。

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自分を信じることで騙されにくくなる

「自己中はダメ」「自分勝手はダメ」「他の人の輪に入らないのもダメ」。これらは、詐欺師が相手を「騙しやすい人間へと誘導するため」の常套手段の言葉です。自分を信じることをやめさせたら簡単に騙すことが出来るのです。そもそも他の人の輪に入らないことをダメだと言っている時点で支配なのです。他の人の輪に入るか入らないかは自分で決めればいいのです。

自分を信じることは騙されにくくなるということ。自分を信じると、自分が嫌がっていること、不快に感じることにも気づきやすくなるので、自分の心の声を聴きやすくなります。自分が「それはやめた方がいい」と言うなら(直感・直観)、それは正しいのです。人間の直観の的中率は90%もあるという研究結果もあります(イスラエルの大学)。

本当の自分が責任をもって思考して判断すれば後悔はしにくい

自分の頭で考えて判断してそれを選べば、後から「こんなはずじゃなかった…」という不満の言葉は出てきません。後から不満が出るのは、その選択した時に責任を持っていなかったからです。自分の選択に責任を持たないと一生他人の所為にし続ける人生になってしまう。情報は自ら掴み取りに行くものです。

騙されやすい人は細部を見ない、正しさを軽視している

騙されやすい人は、物事の細部を見ない傾向が強いです。そして正しさを大切にしない場合も多いです。だから「気づけない」のです。騙す人の中に「フレネミー」がいます。これは友や味方を装う敵のことで、友達は味方のフリをして近寄ってきてこっそり気づかれないように不幸へと誘導します。例えば、とあるライブ配信アプリの配信者でフレネミーに付き纏われているのに気づいてない配信者がいました。そのフレネミー(リスナー)は配信者を騙して、騙しし続けて、後から「騙されてやんのwww」と馬鹿にして楽しんでいました。長い時間騙されていた配信者は悔しがっていました。このようなフレネミーは一般人レベルから、上になれば政治レベルまでピンキリです。騙されてしまうのは、前記したように細部を見て正しく判断しないから、騙されていく過程に気づけないのです。細部を見て、正しく判断出来る人は、違和感を大切にして、そこから正しく判断しますので、騙そうとしてきている相手に気付きやすいのです。細部を正しくみる。これがとても大切なことです。

すぐに信じてしまう人に足りないのは噛み砕くこと

すぐに信じてしまう人に足りないのは自分の中で噛み砕くことです。流れてくる情報を食べ物で例えたらわかりやすい。噛み砕くというのは「細かくする」「細分化する」ということです。騙す情報は、一見、なんてことない良いものに思えます。噛み砕いて、細かくして、1つ1つ確認していけば、騙すものが混ざっていることに気づけるので騙されにくくなります。

すぐに信じてしまう人は、噛み砕いて細かくして確認するということをしません。そのまま「鵜呑み」にしてしまうのです。鵜呑みにすれば、その中に騙すものが入っていた場合、騙されたことにも気づかないまま騙されるのです。

この記事では何度は「責任」について書きました。責任は「正しく反応する能力」って意味です。あなたに流れてきた情報、それに正しく反応するということは「噛み砕いて、細かくして、1つ1つ確認する」ということなんです。逆に、正しくない反応は「細かくして確認もしないで鵜呑みにする」ってことです。前者が責任者の反応で後者は無責任者の反応です。無責任な人は鵜呑みにする。その癖が食生活にも出やすい。だから食べ物を食べ過ぎたり噛まずに食べるので責任を持たない人ですぐに信じてしまう人は胃が悪くなりやすいのです。胃の痛みは体からのメッセージで「問題を正しく消化して!(よく理解し、自分のものとして身につけて)」と言っている場合もあるのです。

すぐに信じてしまうあなたも、問題を自分の中で噛み砕き、1つ1つ確認し、丁寧に、適切に処理して、消化して、自分の成長に繋げていけたらいいですね☆

あとは、騙されやすい人は悪い暗示にもかかりやすいので下記の本もおすすめです。ぜひ、読んでみて下さい。

間を抜かす人ほど騙されやすいと言えます。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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