「言葉で心が傷つくなんて弱い奴だな!」という勘違い

心が傷ついている人に対して「言葉くらいで傷つくなんて弱い奴だな!」という「弱い」という部分の言葉の意味を勘違いされている方もいますが、 これは勘違いの認知の歪みなので修正するとより良い自分になることが出来ます。

「言葉で心が傷つく。」 これは人であれば当たり前のことなのです。 言葉は人間が話したり書いたりする事での「情報伝達手段」となるものです。 解釈の結果 そして言葉を相手に伝えると、それを相手は解釈し、解釈の結果の感情が無意識内に生成されます。 人の心には無意識がありますから、解釈の結果のマイナス感情が無意識に生成されれば当然マイナスの感情になります。

そして、その生成されたマイナスの感情で傷がついてしまうのは当たり前のシステムです。

では何故、心に傷がつきやすい人がいるか? 心の傷がつきやすいということは、大きくわけると二通りに分かれます。 一つは自分の解釈の仕方が歪んでいるため、マイナスに捉えなくても良いのにマイナスに捉えるので不必要にマイナス感情を生成する場合。

二つ目は、本人は素直で解釈の仕方があまり歪んでいないが、周囲に歪んだ解釈の人が多いことで、正しいことを意味もなく否定され傷つけられる場合。

二つ目のほうは、試練と言う言葉を使うのなら試練の難易度が高い場合です。 心に傷がつきやすいと言うことは、相手の言葉からの情報伝達を自分の無意識に容易に侵入させていることも原因の一つです。

言い換えれば、心が傷つきやすい人はセキュリティソフト無しのパソコンでウイルスだらけのサイトを閲覧しまくっている状態です。

「セキュリティソフト無しのパソコン」=「自分の心の管理者として管理できていない」=「自分を信じられていない」

何故、セキュリティソフト無しのパソコン状態なのか?

それは、素直で純粋が良いことだと思い込んでいるからの場合もあります。 確かに素直で純粋な方は素晴らしいと思いますし良いことです。 しかし、ウイルスだらけの無数のサイトをセキュリティソフトなしで閲覧することは、言葉は悪いですがバカだと言われても仕方ない事にもなります。

つまり、世の中には、良いこともあれば悪いこともある。それは変えようのない事実です。そんな悪いこともある世の中で無防備で素直で純粋でい続ければ?当然食い物にされてしまう可能性は高いです。

ですので、私たちは解釈の仕方の部分に強力なセキュリティソフトを入れる(自分が心の管理者として成長する)必要があるのです。 そうすることで外部からのマイナス感情生成による情報伝達は防ぐことができます。

何故なら、自分が成長して自分の心の管理者として成長するということは「責任」を持てるようになってくるからです。責任とは「正しく反応する能力」のことですので、正しく反応が出来るようになればなるほど、解釈も「自分が傷つかない解釈」が出来るようになるのです。

その為に大事なことは、認知の歪みの修正と、自己肯定感を高めることです。 認知の歪みが修正されれば、ウイルスだらけのサイト(餌で釣り上げる人間関係との縁の意味)は見る必要が減り、 自己肯定感が高くなると、自分から餌で釣り上げる人間関係にくっついていかないので、危険性も減ります。

「心が傷つくなんて弱い!」ではなく、心が傷つくのは当たり前の場合もあるので、傷つかないように解釈の仕方の部分に強力なセキュリティソフトを入れる(自分が心の管理者として成長する)と良いのです。

「弱い=馬鹿にされた」ではないのです。「 弱い=セキュリティソフトが弱い」

こんな感じです。

「言葉で心が傷つくなんて弱い奴だな!」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「言葉で心が傷つくなんてセキュリティソフトが弱いな!」

と、自分の成長のキッカケとなることを教えてくれているありがたい言葉の場合もあるのです(#^^#)

認知の歪みを修正して、自己肯定感を高めて、自分軸で生きていくことが大切です。

 

この記事を困っている人にシェアしよう!
  • URLをコピーしました!

6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次