なかなか消えない「恨み」は「転換」すればいい!

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恨みの感情を持つことは誰にでもあり得ることです。不当な扱いを受ければ「仕返ししてやりたい」と思うことも自然なこと。そして恨みを無かったことにすれば心の奥で肥大化してしまい問題が増える。その恨みをストレートにぶつければ自分が加害者となる。大事なことは「恨み」の「転換」です。

目次

恨みとは?

まず恨みとは何かについて辞書を見てみましょう。

他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。

引用元:恨み/怨み/憾み(うらみ)の意味 – goo国語辞書

恨みを持っている人のことを悪く言っている人もいますけど、逆恨みは別として、人間ですから恨みを持つことは普通にあり得ることですし、恨むだけのことだあったわけですから「恨みの感情を抱いている自分を否定する必要はない」のです。どんな感情も、自分の大切な感情です。大事なことは、その感情の使い方なのです。

恨みを晴らすには?

恨みを晴らすために、相手に危害を加えたり、殺人事件を起こすケースもありますが、それは「恨みを晴らす」のではなく「恨みを曇らせる」のです。

「晴らす」というのは太陽の光が行き届いていくイメージで、不快な気持ちを取り除くことです。相手に危害を加えれば自分は犯罪者。隠蔽しても自分の心には「自分は犯罪者である」という事実が刻まれています。復讐を実行した者が、「恨みを晴らしたからコレでスッキリした…」と思い込んでいても心は曇っているものです。

恨みを晴らすにはどうしたらいいのか?

まずは、まずは自分が持っている恨みの感情をしっかり認めてあげることです。認めた上で、恨みの感情を転換させていけば良いのです。これは簡単なことじゃないけど、転換させることも自分次第で可能です。「恨みの転換」=「恨みを晴らす」ということです。

恨みを転換させるには?

「転換」は「別のものに変わる」ことです。つまり、「恨み」が「別のものに変わる」ということ。そして「恨み」は「感情」です。この恨みの感情を別のものに変えるには、感情を生み出している「解釈・考え方の癖」を変える必要があります。

長い間、恨みを抱え続ける人は、その恨みを持つだけの仕打ちを受けた過去の解釈や考え方をしたままなのです。その「当時の解釈は考え方」を持ち続けると、恨みの感情もいつまでも発生するのです。感情は解釈の結果創り出されているからです。つまり、「恨みを持つだけの仕打ちを受けた過去の解釈や考え方」に変化を起こせば恨みの感情も減っていくということ。

しかし、これは簡単ではない。何故なら「恨みを持つだけの仕打ちを受けた過去の解釈や考え方」は1つではないからです。単体ではないということ。これは「複合的に機能している」のです。ですから、この複合的な集合体全体を変えていく必要があるのです。ですから、難しいのです。「恨みを転換させる」ということは「恨みを生み出している複合的な集合体」を変える必要があるのです。これに関してはとても長くなりますので、僕自身が自分に対して行った、複合的な集合体を小さくしていった方法である「サヨナラ・モンスター」を試していただければと思います。

もう一度繰り返しますが、「晴らす」というのは太陽の光が行き届いていくイメージで、不快な気持ちを取り除くことです。これは、自分の心に対して「自己理解を深める」ということなのです。人は思っている以上に自分のことを知らないものです。「恨み」を「晴らす(自己理解を深める)」ことで、「恨み」が「別のものに変わる」のです。「恨み」を生み出している複合的な集合体が「別のものに変わる」ことで、恨みは出てこなくなるのです。これによって、たくさんの気づきや、成長があるのです。

恨みとは別の感情を抱けるようになればいい

恨みの感情を抱くだけの仕打ちや出来事があった。だけど、その時に自分が違う反応が出来ていれば恨みの感情を抱かずにすんだかもしれません。つまり、「恨みの感情を抱かずにすんだ反応から生み出される恨みとは別の感情」を抱けばよいのです。

 

お返しのレベルが低くて質が悪い!

人間は、良くも悪くも「お返しをしたい生き物」です。プレゼントを貰ったらお返ししたいですし、良くしてもらったら相手にも良くしてあげたい。逆に不当に扱われたら不当に扱ってやりたい。痛い目に遭わされたら痛い目に遭わしてやりたい。自然なことです。

しかし、「お返し」を相手のレベルに合わせて返せば、自分が加害者になるかもしれませんし、犯罪者になるかもしれません。そんなお返しをしてしまったら自分が不幸になってしまいますから、やめたほうが良いです。ではどうすればよいか?

お返しのレベルが低くて質が悪いから、お返しのレベルを上げればよいのです。これは、相手に恐ろしく酷くことをするという意味ではありません。そんな危害を加える方向性はレベルが低いもので、Eランクの仕返しです。ではAランクの仕返しとは何か?それがよく言われる「最大の復讐は幸せになること」です。

恨むだけのことがあった。だからこそ、あなたは幸せになるべきなのです。

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恨みで運命を決定付けていいの?

下記の格言をお読み下さい。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザーテレサの名言

恨みの思考、恨みの言葉、恨みの感情、恨みに関する行動、そしてそれらが自動化し、最終的に「運命」を決めてしまいます。恨みの感情が心いっぱいに広がって幸せになった人は1人もいないと思います。恨みをバネにして自分を幸せにしてあげて下さい。

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    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

    AIで「やりたい」を形にしています

    AIコンテンツクリエイターとして、主に以下のような活動を行っています。

    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

    • WordPressに独自機能を追加するプログラムの開発

    • 一度だけですが、アプリの制作経験もあり

    • FXの相場分析をChatGPTと行い、勝率アップのため日々練習中

    • MT4・MT5のインジケーター作成

    • Macのターミナルから使えるスクリプト(自動化や便利ツール)を、ChatGPTと一緒に開発

    「こういうのが作れたらいいな」と思ったときに、ChatGPTをはじめとしたAIを活用して、アイデアを実際の形にすることを意識して取り組んでいます。


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