心の傷が深いと怒りが抑えきれなくなることもある。大切なことは、自分の心の傷を自覚して、怒りの背後にある本当の感情(深い悲しみなど)に気づくこと!

過去の僕は心が傷だらけで、トラウマから怒りが抑えきれなくなり、傷つけられると我慢出来なくなり事件を起こしてしまいそうな時がありました。その時は自分の心の傷に気づいていませんでした。その傷を自覚し、未処理未消化の感情を解放し、認知を変え、、、そして心が穏やかになりました。心の傷が深いと怒りが抑えきれなくなることもあるのです。大切なことは、まず、怒りの背後にある「本当の感情」に気づくことです。

1、自分の心の傷に気づいていない
2、傷を自覚する
3、未処理未消化の感情を見つける
4、認知を変える

怒りが抑えきれないと言う人は、「1」から「4」、自己理解を通して、自分を変えることが必要なことです。僕はこの作業を「サヨナラ・モンスター」という方法で「書くこと」を通してやりました。その結果、他の方に比べたら、まだまだ未熟だと思いますが、過去の僕と比べたら大幅に変わったのです。事件を起こしてしまうほどの抑えきれない怒りが長期的にあったのに、それが鎮まっているのです。これは自分でも思いますけど、すごい変化だと思います。

過去の僕が「怒り」ばかりだったのは、「怒りの背後にある本当の感情」に気づくことが出来なかったからです。怒りは二次感情、一次感情が本当の感情と言われています。「自己憐憫からの脱出(克服)(Kindle本)」の第3章「怒りを鎮めてくれる」に書いたことと関係あります。

どうして、「怒りの背後にある本当の感情」に気づくことが出来なかったか、一次感情を感じることが恐怖だったからです。それを感じてしまうと、終わってしまう、家族から見捨てられてしまう、認めてもらえなくなるなど、色々な考え方が原因となり、本当の感情に蓋をされている状態だったのです。悲しみも感じていないから心の奥に蓄積していたのです。この未処理未消化の感情は、深ければ深いほど、見つけるのが困難です。なので、僕の場合は「サヨナラ・モンスター」という深化させていく方法で、深い部分に入る必要があったのです。これに成功したことで、深い部分の認知が変わりました。

このお陰で、田舎で静かに暮らすことが出来るようになったのです(精神的に未熟な認知を抱えていた頃は、田舎を馬鹿にしていました)。もし変わっていなかったら、僕みたいな人間は刑務所に入っていたと思います。その状態から、ここまで変われたのは奇跡だと思います。事件を起こしてしまうそうなくらいの心の問題を抱えているほとんどの人が、結局変われず、大きな問題に繋がってしまうので、その視点で見たら、すごい変化だと自分では思っています。

過去の僕のように怒りが抑えきれないという人は、本気になって、書くことを通して自分と向き合って、勇気を持って自分の心の傷を自覚して、怒りの背後にある本当の感情に気づく取り組みをしていくことをお勧めします。書かなければ深化させることは無理です。書くからこそ、続きが出来るのですから。1日でどうこう出来る問題ではないし、頭の中だけで全てを覚え、続きが出来るわけないのです。だから、書き続けていくことが必要なのです。忘れないで続きをやるために。

機能不全家族の元で育った人は、本当の感情を感じにくくなっている人が多いです。

自分の感情に気づけると、心が優れる。だから、心は優しくなっていくのです。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

コメント

コメントする

目次