僕は、癒しは「理解」によって起こると言い続けています。これは全てに当てはまる「本質」だからです。小さな家庭の個人から、国家レベル、大統領に至るまで、全てに共通した本質なのです。戦争が始まった今、この世界に必要なのは「深い理解」なのです。深い理解が出来なければ、核戦争で滅びてしまう可能性があります。だから、2022年2月25日の記事「呪う側による世界転覆の第1章だと思う。」で、プーチン大統領に対しての深い理解による癒し、そして、「プーチン大統領の優しさ。「理解」か「核」か。」の記事でも「理解」について書いたのです。冗談抜きで、深い理解がない場合、最悪の結果を生むことになるかもしれません。
この理解が大事だという話は、小さな話ではないのです。昨日(6日)、元CIA諜報員(露に対してのスパイ)が、「プーチン大統領は今よりも残虐な殺戮を行うかもしれない」と言いました。ロシアでスパイ活動を30年続けてきたプロです。そのプロが、プーチン大統領を知り尽くしているプロが何を言ったかわかりますか? 動画をご覧下さい。プーチン大統領を最も知り尽くしている人だと思います。
0:33秒のところで、「この現状を理解するにはプーチン大統領を紐解く必要がある」と言っています。そして、1:08秒では「彼の行動には一貫性があり相手をいたぶりマフィアのような振る舞いをする」と言っています。これは「心に深い傷を抱えている人の特徴」です。日本で言えば昔の暴走族や暴力団などです。深い心の傷を抱えて人間不信になったから、強い信念(一貫性)を持って他人を傷つけるようになるのです。その反面仲間にはよくする。スケープゴートタイプの一部の人の特徴です。人によって傷つけられ、人間不信になり、一部の人だけを信じるようになり、そして動物を信じるようになるのです。僕も人によって傷つけら続け、人間不信になり、動物を信じるようになったことがあるのでその部分の気持ちがわかります。「プーチン大統領の優しさ。「理解」か「核」か。」の記事を見れば、プーチン大統領が動物に優しい人、心優しい部分があることがわかるでしょう。心に深い傷を負っているのだと思います。その傷を守るように、無数の心の情報が纏まり、それが肥大化しすぎて1つの巨大なモンスターとなり、そのモンスターが個人レベルを超えるとどうなるか? そう、「悪魔」という心理的なプログラムが出来上がるのです。そしてそれに突き動かされるようになるのです。これは一種の防衛でもあるのです。みんなが傷つけると誰かの心に悪魔のような働きが出来るのです。だから絶対的な正義はないのです。プーチン大統領は自分の正義のために戦っているのです。ウクライナもです。誰かにとって悪でも、それは誰かにとって善の場合もあるのです。逆もまた然り。今必要なことは、「深い理解」なのです。
多くの人が物事を正しく見れていません。例えば、この前(https://bright-ms.net/post-25666/)の記事で下記のようにお伝えしました。
そして今、プーチン大統領の精神状態がおかしいと、声が上がっています。いくつかの心理的な問題を抱えているという。それが本当でも、、、核戦争に踏み切ってしまう可能性が高い心理的な状態と考えることが出来ますが、僕はこれは違うと思います。合理的な判断が出来ないほどの心理的問題を抱えているとは考えられません。これは、他の人がそう思いたいのでしょう(煽る目的もあるかもしれない)。人は理解の出来ないことを目の前にした時、「あいつはおかしいから」と片付けたくなるものです。僕はプーチン大統領は、大きな目的と計画、他の人が理解出来ないレベルのでの目的と計画の元、ゆっくり実行していると思います。核戦争に踏み切ってでも目的を達成しようと、本当の本気で仕掛けていると思います。
多くの人がプーチン大統領をおかしい扱いしていましたが、僕は違うと言いました。元CIA諜報員はこう言っています。(https://youtu.be/cBp72F8Ag5M?t=477)元CIA諜報員は「彼は過去20年の行動と何も変わっていない」と言っています。ロシアでスパイ活動を30年続けてきた元CIA諜報員が言っていることの方が信憑性があります。プーチン大統領はおかしくなっているわけではないのです。それは他の人の思い込みです。
プーチン大統領を知り尽くしているプロ元CIA諜報員(露に対してのスパイ)が昨日、「プーチン大統領は今よりも残虐な殺戮を行うかもしれない」から「この現状を理解するにはプーチン大統領を紐解く必要がある」と言ったのです。僕が、「呪う側による世界転覆の第1章だと思う。」や「プーチン大統領の優しさ。「理解」か「核」か。」に書いたことと同じ方向性のことを言っていることがわかりますよね。つまり、プーチン大統領の心理面として(心理面以外も紐解く必要がある)、サヨナラ・モンスターのような方法で、深い心の傷を癒すために、心の奥にある「纏まり」を紐解く必要があるのです。大事なことなので繰り返します。「紐解く必要がある」のです。それが出来なければ、プロ元CIA諜報員の方が言ったように、「プーチン大統領は今よりも残虐な殺戮を行うかもしれない」、、、4:00秒で言っていること、、、これが実現してしまうと思います。戦争で相手の心は癒やされません。理解でしか癒せないのです。癒やされることこそが止まることなのです。
今人類は、本当の意味での「深い理解」をするか、それとも、理解を無下にするか、大きな選択に迫られているのです。時間はありません。力でなんとかしようとすれば、おそらく失敗するでしょう。「呪う側による世界転覆の第1章だと思う。」でお伝えした「北風と太陽」のお話をもう一度読んで下さい。
世界中を破壊しようとするかもしれないほどの人の心は、僕ら凡人が理解出来るようなことではないほど、想像も出来ないほどの深い心の傷を抱えているのです。本当のプーチン大統領の心は、動物への接し方に表れています。
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下記の動画をご覧下さい。原爆の映像が出た時に、オバマ氏は拍手をしていますが、プーチン大統領やメルケル氏は拍手をしていません。更にプーチン氏は胸で十字を切っています。0:34秒あたり。おそらく、原爆被害者の痛みを想う気持ちからだと想います。
最後に、心が綺麗な人や、優しい人ほど、他の人の心の闇を背負っているのです。心が綺麗な部分がある人ほど悪にもなるのです。
7:30秒でプロ元CIA諜報員は「彼の最終目標はあらゆる独裁者と同じで権力の座に留まること、彼は権力を失うことを恐れている」と言いました。さすがレベルの高い人は相手の目標や目的を的確にとらえますね。日本でも同じように相手を見抜けているすごい人はいないかと探したところいました。プーチン氏は「力の信奉者」 安倍元首相が指摘 安倍元首相もすごいですね。プーチン大統領の心の目的を見抜いているから、力を信奉している部分を捉えたのだと思います。深い心の傷を負っている人は、力を信奉するようになるのです。二度とあの苦しみを味わいたくない……!と、だから力、権力、これで自分を守ろうとするのです。
差別が戦争を生んだ
人類が理解しないといけないことの1つは、中国戦国時代初期の思想家、墨子が言った、「天下の利益は平等から生まれ、天下の損害は差別から起こる」ことだと思います。(望まない)戦争を天下の損害と捉えるなら、これを生み出すものの一部は「差別」である。差別をしたことで相手が恨みを持ち、積年の恨みが今、戦争へと向かい出すのです。つまり戦争問題は差別をしてきた側にも問題があると思います。
ひぼう中傷や差別 在日ロシア人に広がる不安|NHK 関西のニュース
このように、誹謗中傷や差別が、次の争いを生むのです。こんな時こそ差別をせず、誹謗中傷をせず、相手(在日ロシア人)の気持ちを考えて不安を少しでも和らげてあげれるような人間になりましょう。
いつの時代も、被害者と加害者が入れ替わりながら争いが繰り返されているのです。なので、差別や誹謗中傷をやめなくてはいけません。誹謗中傷問題が社会問題化しているのも、そこから学ぶためです。差別をされてきた人たちの反発の力が後で返ってくるのです。そこに気づかない限り、いつまでも同じことを繰り返すか、本当の崩壊へと向かっていきます。
大切なことは、世界の独裁者たちの心を、みんなで紐解くことなのです。それをしない限り、いつまでも独裁者が生まれ、それを潰すといういたちごっこを繰り返すだけです。差別をしている側も反省しないといけないのです。同じ人間なのだと理解し、差別をやめて、可能な限り平等を増やすことが必要です。
不平等と差別が、独裁者や戦争を生み出すのです。
リビアの元最高指導者カダフィ大佐(独裁者で殺害された)にも、カダフィ大佐に「優しい祖父」の一面、元居住区でビデオ発見 | ロイター があります。紐解かれないといけないのは、独裁者が抱える恨みつらみ、ここに対する世界レベルの傾聴です。どんな人間も人であり、心を持っているのです。優しい面もあります。苦しんできたからこそ、信念を持ったのです。不平等と差別が、独裁者や戦争を生み出すのです。だから、中国戦国時代初期の思想家、墨子が言った、「天下の利益は平等から生まれ、天下の損害は差別から起こる」、、、ここに繋がるのです。不平等と差別を軽視していることが問題なのです。人類全体が人間的に成長しない限り、永遠と争いが繰り広げられるのです。
平等は難しい、難しいけど、そこに愛があります。
平等は愛の最も固い絆である
ドイツの詩人、劇作家、思想家、批評家、ゴットホルト・エフライム・レッシング
不平等や差別で苦しんできた人たちがいることを深く理解すること、それが、今の世界に足りないことです。つまり、愛が足りないのです。今の人類がワンランク上の精神性へとシフトすることが出来るか、それとも破滅に向かうか、これは1人1人が考えるべきことです。各家庭においても同じです。機能不全家庭は恒常的に虐待や対立などがありますが、家庭内で不平等と差別を行えばきょうだい同士争います。1人を苦しめ続けたら爆発します。被害者が一家皆殺しにするかもしれません。世界の戦争もそれと同じことです。独裁者の気持ちをもっと深く理解して、改めれる部分を改めなくてはいけません。それが本当の意味での予防になります。ただそこには1つ大きな問題があります。世界には、メサイアコンプレックスを抱えた指導者がいますから、争いごとや敵や悪人を無意識のうちに創ってしまうのです。優越し、認められたいがために……。
世界平和は、文字通り、世界が平等で和んでいることなのです。
自分を育てていこう!無知を減らそう!
過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望を持つ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に、陥らないようにすることである。
アルベルト・アインシュタイン
アインシュタイン過去から学ぶことを勧めました。温故知新です。故きを温ね新しきを知る。過去のことを研究し新しいことを知る。これは自分の心の情報に対しても大切なことです。サヨナラ・モンスター参加者さまは、教材本編「必ずメモしておくこと」、これが過去情報です。これを元に付属ツールで「温ね(サヨナラ・モンスターでは感情を感じて心を温める)」こと、そして「新しきを知る」こと、これをやっています。そして希望を持って、今を生きていけば良いのです。
世界が平等で和むために必要なことは、1人1人が成長するしかないのです。まずは自分。そして自分の周り。自分の家庭。ここに力を注げば良いのです。平和な家庭を築きましょう。(https://emotion.sayonara-monster.com/)に書いた「家族から虐められ続けて部屋に火を放ち親の前で自分の首を切った子供……。」は、不平等と差別の中、スケープゴートにされていた子供です。僕はその親を叱ったことがありますが、かなり無知な親でした。見下したり、馬鹿にしているのではなく、実際無知な親だったのです。全ての悪は無知から生まれると言われます。また、脳科学を超えていたブッダは「苦しみは無知(無明)によって生まれる」ということを発見しました。無知が罷り通る家庭環境において、酷いことが行われているのです。だから無知を自覚することが必要なのです。無知という点が苦しみという点に繋がっている部分を理解することが大切です。無知であればあるほど自分が無知だとわからないのです。
デルポイのアポロン神殿の入口に刻まれた古代ギリシアの格言、、、
“「汝(なんじ)自身を知れ」”
自分が如何に無知であるかを知ること、これが大切です。自分が無知であることを知ることから、心の苦しみを減らすためのスタート地点に立てるのです。そして無知が減れば減るほど、自分の中から差別や不平等に関するものが減ります。それが減ると争いの元も減ります。
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