親への恨みが消えた人は親を理解した人です。
僕も親を理解して親への恨みが消えました。完全に消えました。恨み辛みの心の囚われから解放されました。
親を理解すると恨みが消えていく
まず、下記の引用文をお読み下さい。先程ネット検索にて見つけた「親への恨みが消えたとたん、突然の昇格! | MIROSS Academy Blog」という記事からの引用です。
すると、父も自分を認められないことをバネにして仕事を頑張っているのだとわかり、僕と父がまったく同じだったんだと知り、今回は父のことまでも理解する事ができました。[mfn]文献:親への恨みが消えたとたん、突然の昇格! | MIROSS Academy Blog(https://www.mirossacademy.com/blog/testimonials/2018/09/3700/)[/mfn]
上記の引用に書いてあるように、父親のことを理解したそうです。そして親への恨みが消えた途端、昇格したそうです。本当に素晴らしい心理的努力だと思います。このように、親への恨みを本当に消した人、つまりフリではなく本当に消した人たちは、皆、親への理解が深まっています。僕も親への理解が深まって親への恨みが消えています。自己理解を深めて、他者理解が深まり、親への理解が深まったのです。
心を晴らしていくことの大切さ
前記した精神的成長の先に、親への恨みの克服があるのです。だからいつまでも親への恨みを持ち続けることが無意識にある隠された目的になっている人は、このことに対し、非常に強い否定をします。だって恨みを消すわけにはいかない理由があるのだから……。しかしそれではいつまでも経っても不幸であり、支配されちゃう人のままです。そんなことでいいの? 本当の自分に申し訳なくないの? いつまでも恨み辛みを持つということは、暗く、ジメジメした心の世界にい続けるということであり(心の晴れがない日がずっと続く)、心の中の小さな自分にそんな環境を与えたままのでいいの? と僕は思います。自分が自分に何を与えているのかを考えてほしいのです。それが自分の正体なのです。親への恨みを消すのは簡単ではないことは十分承知しています。それを乗り越えることは本当に辛いことです。だけど乗り越えて綺麗さっぱりした方が自分自身が喜んでくれるのではないでしょうか。雨の日や曇りの日がずっと続くと嫌になると思います。心も同じで、自分の心は晴れの日も望んでいるのではないでしょうか。僕はそのことをわかってほしい思っています。だから「親への恨みはでっち上げ」だとお伝えしているのです。
下記文章は親への恨みはでっち上げ(第二版)に書いたことです。
自分を理解し、親を理解し、心の中で親の親になる。これが恨みを克服する王道です。
親への恨みはでっち上げ(第二版)の最後の方にある「親を理解して親の親になれば良い!」より
これは誰の為でもなく、親への恨みを抱えている人自身の為なのです。恨み辛みを抱えたまま幸せになる人なんていません。幸せを感じて生きている人たちは恨み辛みから離れている人たちです。だからこそ恨み辛みを終わらせてほしい、それはあなた自身の為であるということ。自分で自分を苦しめ続ける生き方はもうやめてほしいと思います。人は理解力が上がると癒されます。自己理解、他者理解、そして親さえも理解した時、自分の心の状態はワンランクもツーランクも上になっています。その心はそれまで気づけなかったものに気づける心です。その心が幸福感を感じる心であり、満たされやすい心なのです。飢えた心ではなく、少しで満たされやすい心なのです。その心を手に入れる為の試練のようなもの、それが親という権威との葛藤なのです。その心の問題の答えを出すために、理解を深めるのです。
誰の為でもなく自分の為なのです。
ジョシュア・コールマン博士(ニューヨークタイムズに寄稿している心理学者) 、 Jキャロリン・コーワン博士(カリフォルニア大学バークレー校の心理学名誉教授の助教授)、 フィル ・コーワン博士(カリフォルニア大学バークレー校の心理学名誉教授)らは、親への恨みはでっち上げでお伝えしているような「親への理解」について、価値があることだと主張しています。
親への恨みが消えた人は親を理解した人です。これが王道です。これにより、心の問題を1つ解決したということなのです。人はこうして自分の心の問題を解いて生きています。未処理になればなるほど心が苦しみの中に入っていくのです。だから心の問題集をまずは知るために、サヨナラ・モンスターの教材本編でお伝えしている「必ずメモしておくこと」の作業が必要なのです。これをもとに、自分の心の問題を少しずつ明らかにしていき、それらを解ける部分から解いていくのです。自分なりの答えを出すということです。自分のことは自分が一番わかるようになる必要があります。自分の心の問題の答えを出した人間は、しっかりと答えることが出来るようになり、過去が1本の線で繋がります。この状態になることが大切です。自分の力で答えを出せるようになるまで、人は右往左往し、他人にしがみつき、翻弄されながら生きます。自分1人で出来るところまでやる。そうするからこそ、本当の意味での素晴らしい支援者にも出会えます。
理解が心を晴らす。
理をもって心の問題を解けば、心はちゃんと晴れる。
自分に心の晴れの日を与えてあげましょう。
どんなに辛くても、いつか終わりがきます。
自分がそれを望むのであれば。
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