人の不幸は蜜の味!?他者の不幸を願い他者が苦しむとやる気が湧いてくる人!?人は自由(正しく反応すること)を放棄している。それなのに自由(妄想的な)を欲する。無責任に。だから縛られて支配されてしまうのです…。

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他者の不幸が大好き!?

まるで「人の不幸が蜜の味!他者の不幸を願い他者が苦しむとやる気が湧いてくる人!?」としか思えない人がいる。事実、他者が苦しんでいる時には顔にやる気が漲って、他者が幸せだったり成長する話をしていると、どんどん嫌な顔をして相手の話を遮ったりすることを何度も無意識で繰り返す人がいます。

そんな人の周りにいると生きるエネルギーがどんどん奪われていきます。相手が成長するための話などをすると、何かしらマイナスな態度ばかりする。逆にその相手が辛かったり苦しい話をすると、顔は笑顔になってやる気が出ている感じになるのです。

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この記事に書いたことです。

ただ、「人の不幸は蜜の味」という感情と、実際に「人の不幸は蜜の味だから相手を不幸にしてしまう」のでは意味が違うということ。「人の不幸は蜜の味」という感情自体は人間の自然な感情だということです。以下の「他人の不幸は蜜の味は科学的証明済み」からの引用をお読み下さい。

このシナリオを使ったfMRIの実験で、「他人の幸福は飯がまずい」ということが、人間の本性であることがはっきりしました。

引用元:「他人の不幸は蜜の味」は科学的証明済み | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

妬みの感情は人間として自然なことだということを受け入れると良いと思います。

人の幸福は蜜の味」にもなる

「人の不幸は蜜の味」が人間の本性であり自然な感情だったとしても、それが絶対ではありません。人は自分次第で「人の幸福は蜜の味」にもなる生き物です。

無意識レベルで「人の不幸を望んでしまっている」状態になっている部分を変えることが出来れば「人の幸福は蜜の味」にだってなれるのです。

それを紐解くのはとても難しいことです。何故ならストーリー性の勘違いがあるので、一つの勘違いが解ければ改善されるというようなレベルではなく100解けても無理で、1000解けてやっと変わってくる…。というようなレベルの大きな複合的な勘違いの思い込みによる纏まりが本人も気づかずして相手の不幸を願ってしまっている場合もあるからです。

心理学三大巨頭の1人アドラーはこう言ったとのこと。

苦しみから抜け出す方法はたった1つ。他の人を喜ばせることだ。「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。 

アルフレッド・アドラー

つまり、他の人を喜ばせることである「人の幸福は蜜の味」を実行し続ければ苦しみから抜け出せるということ。

「人の不幸は蜜の味」になっている人は、恐らく、過去に自分を守るために身に付けてしまった価値観が多いのだと思います。しかし、その価値観は今はマイナスにしかならないので、過去は正しかった。だけど、そのやり方が今も正しいわけではないと理解できると改善に繋がると思います。気づけば変わっていきます。

自分に打ち勝つ

「人の不幸は蜜の味」になっている人は、自分を変えるには、兎に角「人の不幸を願う事は自分も不幸になる」という思考回路を作り出すしかないのです。

その為に他の人を喜ばせることを「何百回、何千回と繰り返して、自分が無意識のうちから変わるまで繰り返すしかない」のです。他の人を喜ばせること繰り返していけば、その良さを体感できます。体感すれば納得いくでしょう。人を喜ばせたら自分も嬉しいのだということが。

その為に「真剣」「本気」になる必要があるのです。生温い考えで改善しようと思っても、既に癖になっている無意識の自動思考に呑み込まれていきます。既に癖になっている「無意識の自動思考に打ち勝たなくてはいけない」のです。

「無意識の自動思考に打ち勝たなくてはいけない」とは何か?それはよく言う「自分に打ち勝つ」ことです。自分に打ち勝つという事は「無意識のうちに自動的に考えたり、やってしまうマイナスの癖に打ち勝って、自分が管理者としてマイナスを支配しコントロールする事」なのです。難しいことです!一生勉強なのかもしれません。一生、命を懸けて、自分に打ち勝つこと。それが一生懸命なのかもですね。そこで「自由になって幸せになる方法」をご紹介したいと思います。

責任とは正しく反応する能力

前にも他の記事で書いたことですが、責任を英語に訳すとresponsibilityとなります。 更に、これを分類すると 「respons(反応する)」と「ability(能力)」 このように分類できます。

つまり、責任とは「反応する能力」のことです。反応とは… 何かの動作や出来事などに対する、コミュニケーションや動作などの他者の応答のこと。能力とは… 一定の課題を遂行することのできる力のこと。ですので、私たちはコミュニケーションを通じて正しく応答できることが責任を持っているということです。

自由とは責任

「自由とは責任である」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

自由は責任を意味する。だからこそ、たいていの人間は自由を怖れる

 

アイルランドの文学者、脚本家、劇作家、評論家、政治家、教育家、ジャーナリスト。

引用元:ジョージ・バーナード・ショー – Wikipedia

もの凄い名言ですね。

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名言にあるよう、人は責任を恐れ、自由を恐れ、正しさを恐れていくのです。実は、正しさって、自分が人を支配したり、不正をしなければ温かいものなのに…。太陽が毎日”正しく”東から昇り西に沈むように、正しさのお陰で人は生きていける。それがわかれば正しさって太陽のように温かいものだとわかるのです。太陽は約束を確実に守ってくれている。だから人は太陽が昇らないと疑うことはない。人もそのように生きれるのです。

自由とは責任についてですが、先ほど責任とは「正しく反応する能力」と書きました。つまり「正しく反応する能力」があればあるほど「自由になれる」という事です。しかし人は、正しく反応することを嫌がります。だから自由(正しく反応すること)を放棄している。それなのに自由(妄想的な)を欲する。無責任に。だから縛られて支配されてしまうのです…。

自由=責任(正しく反応する能力)

自分の幸せ=他者を喜ばせること

こう言う事です。

頭ではわかっても難しすぎますね!僕たちは正しく反応する能力を学ぶために日々生きているのです。そう思っていない方も何かしらの恩恵を受けて日々、正しく反応する能力を学ばせていただけているのです。それはインターネット上でのネットショッピングの際の注文の確認で正しく確認をしたり、利用規約を正しく読んで同意したり、契約をしたり、マナーを守ったり、罰を受けたり、車の運転をしたり、色々なことを通して正しく反応する能力を身に付けるように誘導してもらっています。

例えば車を運転している時に、正しく反応しなければどうなるか?事故を起こす可能性は高くなります。サイトを利用する際に利用規約を読まずに利用して迷惑をかけた結果、強制退会にされて今までの努力が水の泡になったり。このように自分が不幸だと思ってしまう事は「正しく反応する能力が無いことで起こっている」のです。不幸を振り返ってみると、どれもこれも正しく反応する能力が無かったために起こっている事だと分かってきます。人生を左右し幸せか不幸かを決定する大事なことが「正しく反応する能力」なのです。

このことが分かったら「正しく反応する能力が欲しい!!!」と思うでしょう。だって正しく反応する能力が上がれば上がるほど幸せと自由が手に入るのですから、喉から手が出るほど欲しくなって当然です。

正しく反応する能力が無いと無自覚で迷惑をかける!?

正しく反応する能力が無いと無自覚で迷惑をかけることがあります。自分は悪いと思っていないけど人に迷惑をかけてしまい、その結果、全体がマイナスに傾くことに繋がる場合があります。その場合、全体の個人より共同体が優先されるのは当然ですから、正しく反応できない者へは何かしらの支配の力が流れることがあります。その支配はここで書いたように良い支配です。リンク先に書いたことですが、良い支配とは、責任ある人間が自分の能力を、未熟な妄想で生きている人に配り、成長できるように支えることが本当の支配なのです。

あまり調子に乗り過ぎていると心に手錠をかけられてしまうのです。

ですから、モラルハラスメント界に属する者は、どちらかが被害者100%でということではなく、相互作用によって成り立つのです。被害者とは害を被る者で、加害者は害を加える者です。とても難しいことで自由への道は険しいのです。私も被害者ぶったり加害者的な要素があったり、色々です。誰もがそうでしょう。

幸せになる為には正しく反応する能力を高めよう

つまり、責任あるコミュニケーションを学んで行く事です。特に非言語コミュニケーションに責任をもつことです。自分の非言語コミュニケーションが相手にどのような影響を与えているか自覚して責任を持つことで成長していけます。

モラルハラスメントとは、無自覚で無責任な非言語コミュニケーションによって相手を不快にさせます。そして相手は非言語コミュニケーションの説明が上手く出来ず怒りが蓄積し暴言などで反撃します。つまりモラルハラスメントは一方だけが悪いのではなく相互作用によって成り立つのであって、特に非言語コミュニケーションが水面下で相手へ大きなダメージを与えるのです。

無意識の非言語コミュニケーションには本音が出ています。しかし、本人は自覚しないいないので自分にも悪い部分があると分からないので相手を一方的に悪に仕立て上げていきます。モラルハラスメントとは、コミュニケーションに責任を持っていない者同士の間で起こるのです。

出来ることから一歩ずつ始めていきましょう。責任あるコミュニケーションを身に付けたぶんだけ、自由になっていけるのです。何者にも縛られない自由とは、自分次第で手に入るのものなのです。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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