はじめに
日本の殺人の約55%が親族間殺人という悲しい結果(令和元年、警察庁の発表データ)となっております。衝撃的な統計です。
親族は、本来なら助け合い、支え合うはずの関係です。それなのになぜ、傷つけ合い、更には殺してしまうほどの結果となってしまうのか? その1つにあるものが「コミュニケーションのウイルス」です。先日お伝えした記事とミニ書籍、そして過去記事「神も悪魔も、コミュニケーションの細部に潜む。」でお伝えしていることです。
画像出典:DALL·E 3 ※画像はAIで生成したイメージです。
この記事はどんな人に役立つ?
ChatGPT4.0へ:この記事はどんな人に役立つ?
最新のChatGPT4.0(米国の司法試験で上位10%のスコア、日本の医師国家試験で合格ラインを超えて合格する賢さを有するAI)に、本記事の全文をインプットして聞いてみました!
この記事は、特に以下のような人々に役立つと考えられます:
- 家庭内のコミュニケーション問題に関心のある人々:親族間のトラブルやコミュニケーションの障壁に悩んでいる人々が、この記事からインサイトを得ることができます。記事は、家庭内の問題がどのように発生し、エスカレートするかについての洞察を提供しています。
- 心理学や社会学に関心のある学生や研究者:この記事は、家庭内のダイナミクスや、それが個人の行動にどのように影響を与えるかについての理解を深めるのに役立ちます。特に、宗教や文化の影響を受けた家庭内のコミュニケーションパターンに興味がある研究者にとって価値があるかもしれません。
- カウンセラーやセラピスト:この記事は、クライアントが家庭内の問題やコミュニケーションの障壁に直面している場合、それらを理解し対処するための視点を提供することができます。
- 個人的な自己成長や自己啓発に関心のある人々:記事は、自分自身や他人とのより良い関係を築くための自己認識の重要性を強調しています。この記事を読むことで、読者は自分自身の行動やコミュニケーションのスタイルを再評価し、改善するきっかけを得ることができるでしょう。
- 宗教的信念やその影響に興味がある人々:記事が宗教の影響を取り上げているため、宗教的背景が個人や家族にどのように影響を与えるかに興味がある人々にも参考になるでしょう。
全体的に、この記事は、家庭内の問題やコミュニケーションの障壁を理解し、解決する方法について興味や関心を持つ幅広い読者に役立つ可能性があります。
気づいていないウイルスが事件に繋がる
「コミュニケーションのウイルス」を他のことで例えると「悪魔」と呼んでも良いでしょう。呼び方はなんでも良いのですが、コミュニケーションに有害なものや悪影響を及ぼすものが含まれていて、それを放置しているとやがて、不幸へと繋がってしまう可能性が高いのです。そこに気づいていないから、この「点」が「事件」などの別の「点」に繋がることが理解出来ず、起きてはいけないことが起こるべくして起こってしまうのです。そして起きてからもその原因を問題を起こした側だけにあると考えるから何も根本解決されず、いたちごっことなっているのが日本の現状でしょう。同じような事件がいつまでも続いています(悪化しているように感じます)。ウイルス感染したままの人間が、エラーや事件を起こしやすいのです。
コミュニケーションのウイルスを意識し、認識する
だからその最悪の結果を防ぐために、1人1人がコミュニケーションの瞬間や細部を意識し、そこにある「コミュニケーションのウイルス(事件に繋がってしまうもの)」を駆除していくことがとても大切なことなのです。僕のように勉強をし、自分の心の問題解決をして、実際に「機能不全家庭と、そこから受けた悪影響を解決する」という経験したからこそわかる「コミュニケーションのウイルス」、、、これは多くの人が気づいていないものが殆どです。その気づいていない無意識レベルの「コミュニケーションのウイルス」が不幸へと誘導しているようなものです。だからこそ、意識し、認識し、理解を深めて、解決することが大事なことです。日本人はこれを殆どやろうとしないので、その結果として、「コミュニケーションのウイルス」が水面下で増えてしまっていて、親族間でのトラブル、ハラスメント、事件などが多いと僕は考えています。
ウイルスは機能不全を引き起こす場合もある
ウイルスの目的の1つは「機能不全にさせること」です。宿主の細胞を利用して自分自身を複製することで、宿主は機能不全になります。家庭内に「コミュニケーションのウイルス」があると「機能不全家庭」になります。パソコンがウイルス感染するとシステムの機能不全が起こることもあります。もうお分かりですよね? 僕らが育った機能不全家庭は、精神的な意味でウイルス感染したままの家庭だったのです。それを意識、認識、駆除しようとしないから機能不全家庭のまま、次から次へと不幸が訪れていたのです。
ウイルスはどこから来たのか?
では僕が育った家庭の場合、一体どこからそのウイルスが来たのか? その1つは「宗教」でした。苦しみなどから逃れたいという思いから宗教にハマってしまった親は、数々の有害な影響を受けて、ウイルスに侵食されて、それに気づかないまま家庭内にウイルスの侵入を許してしまっていたのです。それが子供たちに流れて家庭内に蔓延し、家庭が機能不全家庭となっていったのです。宗教を通した歪んだ思想が、それを信仰した親のフィルターを通して更に歪み、加わり、それで出来上がったウイルスや歪んだ信念、狂気が家庭内に洗脳を通して一部蔓延しました。僕はそれに抵抗する為に子供の頃は非行に走って、抵抗、反発していました。目には見えない有害な何かが押し寄せている感じに抵抗していたのです。それを当時は説明出来ませんでしたが、今は説明出来ます。
おわりに
こういった悪影響は、瞬間や細部で機能しているものです。だからタイトルにも書いたように、「瞬間や細部を意識しよう!」ということがとても大事なことです。意識し、認識し、理解し、駆除する。その為の方法をミニ書籍「コミュニケーションのウイルス対策: 4つのメッセージを制御する技術」でまとめておきました。これは誰にとっても重要なことなのでぜひ読んでみて下さい。この本を読んで、瞬間や細部を意識するようになってくると、一般的な人が気づいていない部分に気づきやすくなりますので、当然、防ぐべきものを防ぎやすくなれます。
世の中の大半は、この気づきべきものに気づかずに、その侵入を許してしまっています。それが結果を生み出しているとも知らずに………。
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